まれ（ドラマ）の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

津村希（まれ）は、夢を追いかけ失敗を繰り返す父、徹のせいで夢嫌いの堅実第一の性格になってしまいます。その父の失業で東京から能登に夜逃げし、塩づくりの職人、桶作元治の元に居候することになります。
やがて成長した希は市役所に就職しますが、パティシエである祖母との再会を経て、ケーキ作りという夢を封印していたことを自覚し、パティシエを目指すことを決意します。
希役の土屋太鳳さんは前々作の朝ドラでヒロインの妹役で高評価を得て、本作でヒロインに抜擢されました。生真面目で優等生イメージの土屋さんが堅物で真っ直ぐな性格の希を熱演しています。能登編では能登の美しい風景が楽しめ、横浜編では希や師匠の作り出す見目麗しいケーキたちも見どころです。
パティシエのコンクールで優勝する夢の実現に向けて一途に努力し、一度は挫折しあきらめ迷走する様が「ブレてる」と、一部視聴者から批判の声もありました。けれど、結婚と結婚相手の家業、出産育児で自分のキャリアを中断せざるを得ない状況は現代の女性の抱える問題をリアルに描いていると思います。そんな中で妻と母を諦めることなく夢を叶える道を模索する希に共感を覚える人も多いのではないでしょうか。

『まれ』は夢という言葉が大嫌いだった小５の少女・津村希(松本来夢)が自分の夢を見付けて夢を叶えるストーリーです。
そもそも希が夢を嫌うようになったのは、「でっかい夢を持て」と言いながら事業に失敗ばかりして家族に苦労をさせる父親のせいでした。
一家は夜逃げ同然にたどり着いた石川県能登半島の小さな漁村で塩田を営む夫婦の家を間借りして暮らすことになりました。
ここでもこの土地になじめず夢を追ったまま帰らない父親を反面教師にして、希達は塩田の手伝いをしながら育ちます。
能登の豊かな自然と人々の温かさが画面から伝わります。伝統工芸の輪島塗の世界も見せてくれます。
やがて希(土屋太鳳)は大きくなって輪島市役所に勤めることになりますが、夢の大切さを教えてくれた圭太(山崎賢人)や世界的なパティシエの祖母・幸枝(草笛光子)の影響を受け、希の夢(ケーキを作って、食べた人を幸せにすること)が花開きます。
このドラマを見ながら、私なら市役所に勤めながら趣味のケーキを作って家族や友人知人に食べてもらうけれど、それでは希の夢は叶わないのだろうかと感じました。
希も圭太と一時期別居していたり、子育てとの両立で大変だったり苦労が沢山ありました。
それを乗り越えて自分の店を持つまでになるこのドラマは、希のような環境で育った人でも自分だけの大きな夢を持っても良いのであり、夢中になってがむしゃらに頑張りながら道を切り開くことができると勇気を与えるドラマです。
ただ希の父親・徹(大泉洋)は事業の失敗で迷惑をかけた人達から復讐されたりして夢を追うことの光と影もよく描かれています。
父の事業の失敗から大変な苦労をしても、それでも追いたい夢ならば突き進め！と背中を押してくれるドラマです。

主人公のまれがパティシエを目指して活躍するというストーリーなので、美味しそうなスイーツがたくさんドラマに出てきます。現代が基盤となる作品なので、朝ドラに多い戦争風景は描かれておらず、毎朝明るい気持ちで見れるドラマです。このドラマで特に注目して見てもらいたいのは、主人公まれ（土屋太鳳）と一子（清水富美加）の確執や友情です。まれの好きな人が一子と付き合ったり、まれに対して嫌悪感を抱いている一子だったけど、スイーツ対決の後で二人が和解していく感じは涙が止まりませんでした。青春時代特有の女子の友情が、色濃く描かれていてとても興味深かったです。また、物語の軸には、まれが育った能登半島の輪島が舞台にあるのですが、そこの風景が本当に素晴らしいです。今まで能登半島は寒そうなイメージしかありませんでしたが、このドラマを見ると、海のキレイさや空の青さを一望に楽しむことが出来て羨ましいなぁ、行ってみたいなぁと思うようになりました。主演の土屋太鳳ちゃんも、主人公の夢に向かってひたむきな感じや、努力を怠らない姿勢を演じるのにピッタリで、キャスティングが最高に良かったと感じさせられます。最後には母親になっても、夢を追い続けていくという形で物語が終わっているので、自分もとても勇気をもらえた作品でした。

「まれ」という作品は石川県能登半島を舞台とするお話です。土屋太鳳さん演じる希が石川県能登半島に引っ越してきたところから話はスタートします。夢ばかりを追う父を反面教師とし、希は夢を嫌っていました。数年後、希の就職の時期がやってきました。希は市役所を選んでいました。しかし、同級生の紺谷圭太（山崎賢人）が希に夢の大切さに気づかせてくれました。希はパティシエの夢を思い出しました。そして、家族の反対を押し切り横浜の菓子店に修行をしたいとお願いしに出ました。しかし、ケーキのオーナーは認めてくれませんでした。希はだんだんおかし作りの才能が芽生えていきます。恋人である圭太とは能登と横浜で遠距離であった。希は売り上げを伸ばすなどしオーナーに認められ、フランスへの修行を言い渡されました。しかし、恋人である圭太が能登で輪島塗の大きなプロジェクトをしていたため希は支えようと、フランスの夢とパティシエから離れ、圭太のそばにいて支えることとしました。希は圭太を支えつつ、能登半島にお店を出した。のちに、希と圭太の間に双子が生まれました。希のお店は能登のみんなに愛されるお店となりました。家族みんなで、ずっとしていなかった結婚式を行いました。そこで希は夢を語ります。
希は、ずっと夢が嫌いでしたが圭太と出会いパティシエというお仕事に出会い、夢を追いかける素敵な女性になるというとても素敵なお話です。困難はたくさんあるけど、夢は叶うと教えてくれる、そんなお話です。とても素敵なお話なので、ぜひ見てください。

朝ドラと言えば、その地方独特の方言が登場するところが好きで、能登は初めてでした。
そうでない方でも、東京から夜逃げ同然でやって来たまれの家族のように、
段々とその方言が耳に慣れてきて、気づくと口に出してしまうと思います。
まれは、田中泯さん演じる農村の家に居候しますが、父が再び仕事を求めて逃げ出してしまうので、
まれが「父親のように夢を諦めたくない。」とお菓子作りの夢を叶えようとします。
まれは一度、漆職人を目指す幼馴染の男の子との恋を諦め、東京にお菓子作りの修行をしに行くのですが、
お店に張り込んでシェフにお願いする場面が印象的でした。
私はホテルで働いていたことがあり、まれのようにお菓子を扱ったこともあるので見ていて共感できるところもあったけれど、
やっぱり恐そうな上司やシェフを相手にした時、とてもしり込みをしてしまった経験があるから、まれは凄いなと思いました。
まれを見ていると、自分もお菓子作りが好きだったことを思い出し、実際に挑戦してみるきっかけになりました。
まれがコンテストでメレンゲを成功させたときは、自分も「もう一度チャレンジしてみよう。」と思い、諦めずに泡立て器を回し続け、
出来上がった時は感動しました。
やがてまれは結婚し、お店も自分で開くけれど、それがほぼ同時期で多忙になってしまうという設定は、一般的な女性が共感できるところだと思いました。
お菓子やさんは売れるだろうなと思っていましたが、なかなか難しいものなんだな、と厳しさを知りました。
見どころは、まれが幼馴染とコンビニスイーツ対決するところや、後半にシェフとお菓子対決するところです。
一般的な朝ドラとは違い、時代背景に戦争は出てこないけれど、恋に仕事に頑張るまれが最後はどうなってしまうのかも、気になる展開と言えます。
お菓子作りが好きな方や、東京に上京して事がある方、恋をしたことがある方など、年齢問わず、楽しめる内容となっています。