野村萬斎さん出演の主な映画・ドラマ
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- 陰陽師(2001年)
- 陰陽師II (2003年)
- のぼうの城(2012年)
- GAMBA ガンバと仲間たち(2015年)
- スキャナー 記憶のカケラをよむ男(2016年)
- シン・ゴジラ(2016年)
- 花戦さ(2017年)
- 七つの会議(2019年)
- 大河ドラマ 花の乱(1994年)
- あぐり(1997年)
- オリエント急行殺人事件(2015年)
- 黒井戸殺し(2018年)
野村萬斎さんの生年月日 ・出身地 ・身長・血液型
- 生年月日:1966年4月5日
- 出身地:東京都
- 身長:174cm
- 血液型:B型
- 結婚:有(野村千恵子)
野村萬斎さんのレビュー・評価
初めて鑑賞させて頂きましたのが陰陽師でした。陰陽師で主演で安倍晴明役をされておられましたが歴史的な要素もあり野村萬斎さんが安倍晴明の基準になってしまいました。
他の安倍晴明関連の書籍等を購読しても私の頭の中には、あの強烈な独特な演技をされていました安倍晴明がこびりついてこれは違う話しなんでわ?と疑いたくなった事があります。
次にのぼうの城と言う演技を鑑賞した時は同じ歴史的な感じの要素で楽しみにしていました。
独特の空気感、演技はあい変わらずですがユーモアさが入っていたのかそう演じたのかわかりませが安倍晴明とは違いまた別の演技の幅を見せて頂きました。
最近の映画では七つの会議を鑑賞させて頂きました、昨今の半沢さんと被るキャストやプロデューサーの映画ですがこの映画を見て感じたのは野村萬斎さんは堺雅人さんより個性的な演技をされるので私の心にかなりイメージが焼き付く感じの俳優さんでした。
歌舞伎の方が多くメディアに取り上げられていますが野村萬斎さんをもっと色々な役で出してほしいです。一度脳裏に焼き付くと忘れられない役者さんです。さらに年齢を感じさせない身体のメンテナンスも凄くされているようで、まさにプロだど感じました。
和泉流の狂言師である野村萬斎さんは、本業の狂言師としても、素晴らしい実績をもっておられますが、舞台俳優としで数々のシェイクスピア作品にでておられます。
オィディプス王では 母親と知らずに契りを結んでしまう王を、観ているものが切なく、苦しくなるほどに、時に淫靡に、時に苦悶の表情を浮かべ演じられました。
あの一見して表情が見てとれない、涼しげな顔立ちが表情をもつと、広い舞台の上にいても、彼だけをみつめずにいられなくなってしまうのは、狂言という、表情で感情を表さずに全身や体から溢れる雰囲気で表現しなければいけない舞台で常に戦っておられるからだろうかと思わずにはいられません。
野村萬斎さんの、あの顔、姿のはまり役といえば、陰陽師の安倍晴明です。
夢枕獏さんの原作のなかから、そのまま現れたような、美しく、妖しい陰陽師。かれ以外のだれも出来ないと言わしめるほどの素晴らしい安倍晴明でした。
あの安倍晴明があったからこそ、フィギュアスケートの羽生結弦さんの陰陽師ができたのだろうと思います。
野村萬斎さんは狂言という、上を向く、下を向くといった微妙な動きだけで感情を表さなければならない伝統芸能の確固たる基礎ののうえに、その役のオーラをのせて役を作り上げていく天才的な俳優だと言っても過言ではありません。