ルパン三世VS名探偵コナンTHE MOVIE（アニメ映画）見逃し無料動画配信情報！劇場版18作目

大人気の怪盗アニメと探偵アニメの夢のコラボレーション映画です。
公開前に放送された、テレビスペシャルと時系列的に繋がっているので、まだ見ていない人にはぜひ両方とも見ていただきたいです。
テレビ局の垣根をを超えて、大人気アニメがクロスオーバー作品として作られることは、今後なかなか起こりえないのではないでしょうか。
わたしが特にお勧めしたいのが、ルパンの右腕である次元とコナンとの絡みです。
実はテレビスペシャルでも似たような絡み方をしていたのですが、コナンが次元のことを「パパ」と呼び、各々の利害関係のなかでコンビとして事件解決に挑むのです。
特に次元は作品内で右に出るものはいないスナイパーですし、コナンは推理力もさることながら、小学生とは思えない運動能力を持つので、アクションシーンも見どころの一つです。
テレビスペシャルとは違ってルパン三世からも名探偵コナンからも、豪華なキャラクターが勢ぞろいしているので、どちらのファンでも楽しめる作品となっています。
ただ、コナンのファン層は比較的年齢が低いためか、峰不二子の活躍はルパンファンからすると物足りないかもしれないですね。
いろいろな大人のしがらみを乗り越えて制作されたこの夢のコラボ映画、ぜひ一度ご覧ください。

ヴェスパニア王国のミラ王女が来日し、イベント中に行方不明になります。彼女に使えるキースの判断によって、王女とそっくりな蘭が王女の代役として連れ去られていきます。コナンは、蘭のことを追いかけてヴェスパニア王国に密入国します。王家に取り巻いている状況を知ったコナンは、ミラ王女の母と兄を殺害した犯人を突き止めます。コナンが蘭を追いかけ事件を解決する一方で、ルパン三世はヴェスパニア王国で採取される「ヴェスパニア鉱石」を狙っています。お宝をとるために、王家に近づくルパン軍団ですが、結局盗むことはしませんでした。ルパンとミラ王女の母は、昔の知り合いで恋に落ちた仲であり、王国の大切な鉱石を盗むことができなかったのです。王国を取り巻く事件が解決し、日本に帰る頃、パスポートを調べられると工藤新一だとばれてしまうコナンの危機をコナンの正体を見破ったルパンたちが助けてくれます。
この映画で最も面白いのは、コナンとルパンのやりとりであり、お互いに推理力が長けているので、いつもなら冷静であるコナンやルパンが焦った顔をしているところです。ラストの推理ショーのシーンでは、お互いの推理がさく裂していました。2人がタッグを組めば、解けない事件はないと思います。
続きがあるような展開で終わったので、次作も楽しみです。

なんと楽しい映画でしょうか！
話は少し難しいところもありますが、ルパンとコナンの絵力がすごい！このふたつが画面にいるだけでわくわくします。
ルパンの何かやらかしてくれる感はすごい。ルパンとコナン、どちらの作品の魅力も再確認できます。甲乙つけがたいですし、映画でもそのように表現されています。
何と言ってもコナンと次元の絡みがたまらなく良い！小さなコナンに翻弄される次元がかわいいです。二人の会話のシーン楽しいです。例によってなんにでも首を突っ込みたがるコナンは次元とともに行動しますが、足手まといになっていないあたり、さすがですね。
ストーリーは、コナンたちが表向き出会っている事件と、ルパンたちが大きな目的のために追っている事件とが交差します。
ここが少し難しかったりしますが、最後コナン君が解説してくれています。
ルパンたちとコナンの絡みもそうですが、もう一つ魅力的なのが灰原哀ちゃんと峰不二子様との絡みです。これもニヤリとしてしまうものがあります。
いつものことながら蘭ちゃんもがんばっています。
劇中に出てくる海外スターがいるのですが、現実の世界のジャスティンビーバーあたりかな、と想像して見るのも楽しかったです。
二つの大物作品のコラボ、最高のエンターテインメント映画です！

コナンとルパンのコラボ映画。単品では面白いものの、絡むとなるとどうなのかと思いましたが、意外とよかったです。銭形以外のルパン一行にはコナンの正体がなんとなく知られており、特に次元とは他人の手前パパと息子に扮していました。不二子も灰原と因縁があり、
昔のあなたはそうじゃなかったなどと灰原に言われる関係になっていました。ストーリー自体は予測できなくもないですが、つまらないことはないです。ルパンとコナン以外のオリジナルキャラの絵柄も、どちらかに寄るわけでもなく中庸的な感じで見やすかったです。
怪盗と変装仲間ということで、最初にキッドが出てきて宝石を盗むのですが、キッドは黒羽快斗の姿で自分じゃないと言い騒動を見ているので、実はキッドに変装したルパンだったというシーンは、ありそうで思いつかないと思いました。それぞれの見どころである、銭形に追いかけられるところやルパンの駆け引き、コナンの推理披露などうまく絡み合ってストーリーが展開していくので、どちらのファンにとっても嬉しいことだと思います。主題歌の演出もよく、きちんと二つとも入っていました。続編が出来るとしたら、普通に映画館に見に行こうとは思う作品でした。

これは、前提としてテレビスペシャル「ルパン三世VS名探偵コナン」を見ていることが必要です。そうでないと楽しめません。（DVDになってますので視聴おススメ）
初っ端からコナンが次元に反応していたり、スケボーを斬鉄剣で切られたことにすぐ気づいたりしてますので。
何より、物語のキーワードである「チェリーサファイア」の正体がテレビスペシャルと深く関わっています。「なるほど、だからチェリーなのか！」と納得するには、やっぱり知っておかないといけません。
あとは、まあコラボを楽しめばいいんじゃないかな。コナンと次元が親子コメディやってたり（「パパ謝るから」に爆笑したファンは多い）連携して蘭の危機を救ったり、灰原が不二子と絡んでたり、探偵団にゴエモンがお茶出してたり、なかなか興味深いやりとり多いです。
全体のストーリーとしても、ルパンの狙いは何なのか、エミリオは何で日本でライブやるのか、警視庁キャラととっつぁんの絡みとか、よくできていると思います。DVDに収録されているオーディオコメンタリーによると、まだまだ膨らむ余地があった脚本を標準上映時間に合わせるためにだいぶ抑えたらしいですが。
そして、なんといってもコナンが「決着」つけようとする中盤から、結局は（予想通り）共闘することになる終盤ですね。声優初挑戦とはとても思えない内野聖陽さん演じるアラン・スミシー（仮名）の存在感、彼に対するコナンの最後の一言。そして、コナンとルパンの最後の共同作業。これ必見です。