恐怖新聞の感想・口コミ
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恐怖新聞は、つのだじろうによる漫画「恐怖新聞」を実写ドラマ化した作品。念願の一人暮らしを始めた主人公の元に、様々な不幸を予言する恐怖新聞が届き、次々と新聞に書かれた通りの事件が起こる。「読んだら、死ぬ。」というキャッチコピーが話題になったホラードラマです。
恐怖新聞のドラマ情報・出演者情報についても解説しています。ぜひこの記事をご覧になってください。
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『恐怖新聞』(ドラマ)期待・感想・レビュー・評判・口コミについて
『恐怖新聞』全体評価
『恐怖新聞』みんなの期待・感想
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恐怖新聞(ドラマ)の作品情報とあらすじ
タイトル | 恐怖新聞 |
テレビ局 | フジテレビ |
放送日 | 2020年8月29日 - 10月10日 |
放送時間 | 毎週土曜日 23時40分~ |
キャスト | 白石聖 佐藤大樹(EXILE /FANTASTICS from EXILE TRIBE) 駿河太郎 横田栄司 片山友希 坂口涼太郎 猪野学 黒木瞳 |
原作 | つのだじろう「恐怖新聞」 |
公式サイト | https://www.tokai-tv.com/kyoufushinbun/ |
公式SNS | Twitter Instagram |
主題歌 | THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「FEARS」 |
さらに詳細 | Wikipedia |
第1話のあらすじを見る ➡
20歳を機に、一人暮らしを始めることにした小野田詩弦(白石聖)。父の蔵之介(横田栄司)に反対されていたが、母の歌子(黒木瞳)と、幼馴染で親友の宮沢桃香(片山友希)は新しいチャレンジを応援している。
念願の一人暮らし初日。詩弦がベッドで眠っていると、午前0時に部屋のドアを激しく乱打する音が…。次の瞬間、新聞受けに何かが押し込まれる。その紙片には「恐怖新聞」の文字。そこには数日後の日付と、若い女が転落死するという記事が書かれていた。
宅配サービスのアルバイトを始めた詩弦は、配達を終えて戻る途中、女子高生の自殺を目撃する。まさに新聞で見た通りの光景…。バイト先の先輩・松田勇介(佐藤大樹)は、自殺を目撃し錯乱する詩弦のことを心配する。
一方、京都東警察署・刑事の篠崎(駿河太郎)は、事件・事故の現場写真に写る一人の“初老の男”が気になり、詩弦を訪ねる。後日、”初老の男”は引っ越し業者の蜷川冬夜(猪野学)だと分かり、篠崎が出向くも、隙をついて逃げられてしまう。
詩弦は、何かと心配してくれる勇介と付き合うことになった。しかし、泊まりに来た時に新しい恐怖新聞が届いてしまう。そこには父・蔵之介の死の予言が…。しかし、恐怖新聞は詩弦にしか見えないらしく、勇介にも信じてもらえない…。
一人暮らしを反対され、実家に足が向かなかった詩弦だが、父の死を阻止するべく実家へ向かう。母から神社へ出かけたと聞き、急いで後を追う詩弦。恐怖新聞の挿絵には神社の鳥居のようなものが描かれていたのだ…。そこで詩弦が目の当たりにした衝撃的な光景とは…。今わの際に蔵之介が放った言葉、隠された詩弦の出生の秘密とは…。息もつかせぬ怒涛の展開、心をえぐる最恐ホラーの幕が開く!
出典:東海テレビ『恐怖新聞』
第1話の感想・ネタバレを見る ➡
新しくマンションに越してきた主人公の女子大学生、詩弦が荷物を整理していると、唐突に不幸な事件を示唆する文章と不気味なイラストが載った新聞、「恐怖新聞」が現れます。過去の映画版恐怖新聞を観たことがある身からしたら開始数分で早速登場する恐怖新聞に、やっぱりいきなりくるか、とニヤリとさせられました。恐怖演出もショッキングで、女子高生が新聞の予言通り飛び降り自殺する際の表情と恐怖新聞にあった不気味な絵が重なる場面はかなりぞわっとしたので、第1話はかなり満足の内容でした。
全体を通して見所なのは、恐怖新聞が届く所とその内容が実際に起こるシーンだと思います。詩弦は事前に起こる事が分かっていますが、知りながらも防げない事に対する無力感、恐怖、悲しみが複雑に混ざった表情にも注目です。恐怖新聞はいきなり届くため、いつ届くのか予想ができないのが余計に恐怖です。1話にして詩弦の父が亡くなってしまう展開の速さにはびっくりでした。ただ、初めに家族が死んでしまうというのは過去の映画版恐怖新聞と同じであるため、過去作のファンも意識したストーリー構成をしているのかもしれない、と感じました。恐怖新聞とは何なのか、なぜ詩弦の元に届くのか。また、警察の追う謎の男、儚げでミステリアスな雰囲気を纏うマンションの隣人の青年、父親の意味深な過去など、そういった様々な謎がどのように恐怖新聞と関わってくるのか、今後の展開に期待が高まります。
午前0時になると、ドアをドンドン叩く音が!。覗き穴を覗くと中を覗き込む目が!。「小野田詩弦」とサインする際、引越しセンターの男の一人の右耳に黒い痣が。その男らが帰った後、割れ物を包んでいた新聞紙が「恐怖新聞」と印刷された紙になっており、「6月14日、右京区ガス爆発4人死亡」と。詩弦の不安と母・歌子の励まし。一人暮らしを反対して怒っていた父の事を思い出していました。そして、午前0時。冒頭の出来事、ドアのノックが。鳴り止むと新聞受けに、「恐怖新聞」。「女子高生飛び降り6月17日自殺」。詩弦は外へ出たが誰もいませんでした。そんな不思議な出来事の中、はんなりデリバリーでアルバイト。京都中央大学2年生の詩弦の日常は続いています。自転車での配達の途中、女子高生がビルから飛び降り自殺。返り血を浴びる事態に。だが、信じられない事が!。恐怖新聞にあった女子高生の絵と同じ花の髪飾りが自殺者の頭に!。最初の恐怖新聞の「4人焼死のガス爆発」は本当にあったし、恐怖新聞は、詩弦の父・藏之介の死まで予言。だが、詩弦以外の人間には恐怖新聞が見えないらしいのです。「6月21日自宅付近死」。近所の神社にお参りに行った父を追いかけ、かろうじてトラックの衝突を回避したが、工事中の木材が飛んできて、父の体を貫いてしまったのです。そして、死の間際の父は…。「お前のせいだ。お前が生まれたせいだ」と。まるで人が変わったかのようです。
詩弦役の白石聖の激しい呼吸が事態の異常さを予感させます。何か、尋常でない気配なんでしょうか。ホラーというものに遭遇してしまったのでしょうか。嘘か間違いな筈が、まさか‼︎。その第1号なのか、まさか国家機密か。詩弦の運命はただ詩弦一人の運命なんでしょうか⁉︎。
『恐怖新聞』子供の頃にリアルに漫画で読んでいました。ひらりひらりと宙を舞って届く「恐怖新聞」に書かれていることが現実になります。漫画では一話完結だったと思いますが、今回のドラマではヒロイン詩弦(しずる)が1人暮らしを始めてからの訪れる恐怖の出来事の続き物のようです。漫画の人物の絵はおどろおどろしい如何にも怖い漫画と言う感じでしたが、ヒロインは白石聖さんで可愛いし、彼氏は金髪でカッコいいし、何よりお母さん役が黒木瞳さんです。女子高生の自殺現場を目撃した詩弦。飛び降りる瞬間からその途中、落ちて瀕死の姿を血しぶきを浴びる程の近さで目撃しました。しかも、落ちる瞬間、目が合った時は女子高生は軽くて微笑んでいるように見えました。それだけでぞっとします。詩弦に悲劇が起こります。恐怖新聞にお父さんのことが書いてありました。急いで実家に帰り、神社にお参りに行ったお父さんを迎えに行きした。トラックに轢かれそうになるのを阻止できて安心したのも束の間、工事現場から鉄パイプが落ちて来てお父さんが串刺しになってしまいました。病院に搬送されましたが、お父さんは死んでしまいました。また、恐怖新聞に書いていたことが現実になりました。恐怖新聞に書いてあることが現実おきてしまい、それを止めることは出来ないのです。
第2話のあらすじを見る ➡
恐怖新聞の予言通り、父・小野田蔵之介(横田栄司)の死を目撃してしまった詩弦(白石聖)母・歌子(黒木瞳)にも「あんたがお父さんを殺した」と責め立られ、さらに遺骨を口に入れる歌子の姿に強いショックを受ける。
詩弦は配達のアルバイト中に“初老の男”冬夜(猪野学)に呼び出される。冬夜は恐怖新聞の前の契約者だったのだ…。「恐怖新聞は受け取るごとに100日寿命が縮み、最後には死ぬ」。その事実を知った詩弦は恐怖新聞から逃れる方法を尋ねたが、ちょうどその時、刑事の篠崎(駿河太郎)が現れる。逃げる冬夜だったが追いつかれ、篠崎と揉みあううちに階段から転落、意識不明で入院してしまう。結局、詩弦は恐怖新聞から逃れる方法を聞き出せなかった。
そんな中、新たな恐怖新聞が詩弦の元に…。京都市内で刃物による死傷事件が発生し、女性1人が死亡するというものだった。挿絵には首を切られて死んだ女性のそばに、鬼のような顔の男が立っている…。
事件を新聞で知りながらも助けられないことに悩む詩弦。しかし、勇介(佐藤大樹)に「悪い未来が分かっているなら、いい未来に変えればいい」と言われ、ハッとする。
「自分の手で誰かを救うことができたら、自分が生まれてきた意味があるのかもしれない」…詩弦は勇介と、幼馴染で親友の桃香(片山友希)に協力を仰ぎ、事件を防ぐため動き出す。
恐怖新聞は詩弦にしか読めない。事件当日、詩弦は新聞に書かれていた挿絵を書き写し、犯人の特徴を勇介と桃香に伝え、待ち伏せすることに。
犯行時間と予言されている午後3時。しかし、犯人を待つ3人の所に次から次へと邪魔が入る。果たして運命に逆らい、未来を変えることはできるのか…そして迎えた刺殺事件の驚愕の結末とは!!
出典:東海テレビ『恐怖新聞』
第2話の感想・ネタバレを見る ➡
新たな恐怖新聞が届き、京都市内で刃物による死傷事件が発生して女性1人が死亡するとあります。今回の見どころはその恐怖新聞を見た詩弦が事件を食い止めに向かう場面だと思います。勇介と桃香が半信半疑ながらも詩弦の言葉を信じて犯行を止めようとする流れはどんな結末が待っているのか楽しみでした。3人が離れた場所に立ち犯人の特徴に似た人間を探しますが、未来は変えられないのか次から次へと邪魔者が入ってくるのです。桃香のもとには刑事の篠崎がやってきて事情聴取を受けなければいけなくなります。そして勇介のもとには若い女の子が執拗に声をかけてくるのが異様な光景で気にはなりました。そんななか犯人の特徴と同じ男が現場に現れますが詩弦は抑えきれず、その男は元妻と息子の目の前に立ったんです。刺すのかと思いきや突如、勇介にしつこく話しかけていた女の子が走っていき元妻、息子を刺してしまい自分も首を切って死んでしまうのでした。若い女の子は犯人と思われていた男と関係を持っていたが捨てられたことで元妻、息子を逆恨みして刺してしまうというのは衝撃的過ぎました。ただただ何が起こっているのかわからない状況で驚かされました。そして詩弦が事件を止めようとしたことで元妻だけが亡くなる筈が息子まで殺害されてしまうという残酷すぎる結末はインパクトが強すぎました。
オカルト漫画の筆頭であるつのだじろう氏原作。私も恐怖新聞はマンガを読んだ1人です。
第2話では、父親を恐怖新聞の予言通り事故で亡くし、「お前が産まれたせいだ」とショッキングな罵声が父親からの最後の言葉だった主人公 詩弦。
口から髪の毛が出たり、シャワーが血に変わったりとザ•オカルトというシーンが連発です。
夢か現実の狭間で現れる恐怖新聞の予言。絵のタッチも恐怖をソソリます。
母親が父親の遺骨を食べるという異常行動にどんどん追い詰められて行くさまも黒木瞳が熱演しています。
とにかく人の亡くなり方の描写が凄まじいんです。
謎の男、蜷川から恐怖新聞を1回読むと100日寿命が縮む事を知る。
人の死を予言して、読んだ人の寿命まで吸い取る新聞…いったいこの新聞の目的は何なのでしょうか。
恋人の勇介に予言を変えればいいと言われ、友達の桃香にも協力してもらい、予言を変えようする詩弦。
なんと今回は予言とは違う展開になり、恐怖新聞の絵も変わってしまっていました。
またこの事件のシーンの血しぶきの凄さは最近のドラマではなかなか無いです。
刑事にも恐怖新聞の存在を告白するのですが、どうやらこの刑事、恐怖新聞を利用しようとする気配を感じました。今後の展開、恐怖新聞の予言、主人公を取り巻く人間関係がどんどん崩れ、主人公が恐怖新聞にどう立ち向かって行くのか楽しみです。
漫画雑誌で『恐怖新聞』を読んだことがあります。まだ子供だったので、細部は覚えてませんが、宙をひらひら舞って届く「恐怖新聞」の絵さえ怖かった記憶があります。ドラマでは若手の新進人気女優の白石聖さんが恐怖新聞を受け取り恐怖体験をする詩弦を演じています。実家にいても大学に通える距離なのに、わざわざ1人暮らしを始めた部屋が訳あり物件でした。ドラマではそうは言っていませんが、いま話題のワケあり物件に違いありません。第1話では、誰も信じてくれなかった恐怖新聞の存在を彼氏と親友はいない理解してくれます。「悪いことが起こると分かっているなら止めればいい」と言うセオリーで先回りして止めることに決めた詩弦たち。でも、恐怖新聞に書かれていることは止めようとしても、形を変えて実現させてしまうのです。恐怖新聞では死者1人、軽傷者が1人の筈が詩弦たちが止めようとしたせいで死者が2人になり、犯人も死亡しました。描かれていた絵は犯人では無く、遺体に寄り添った人で詩弦はその人を犯人と思って止めようとしていたのです。犯人は二人を殺したあと頚動脈を切って死亡。その時の血が飛沫になって詩弦たちにかかりました。更に怖い事に恐怖新聞を1枚受け取るごとに100日寿命が縮むそうです。詩弦に最初に恐怖新聞を渡した男は詩弦の前に恐怖新聞を受け取っていたそうで、実は24才なのに白髪でシワも深い50代に見えました。詩弦は3枚くらい受け取っているので一年は寿命が縮まった筈です。来週も恐怖新聞を受け取りますね。
第3話のあらすじを見る ➡
事件を未然に防ぐつもりがさらなる悲劇を招き、「生まれて来ちゃいけなかったんだ」と落ち込む詩弦(白石聖)。心配した勇介(佐藤大樹)は、母・歌子(黒木瞳)を訪ね喫茶店へ。自分の過去を重ね「詩弦をちゃんと見て欲しい」と訴える。
勇介の助言を受け、カウンセリングを受けるようになった詩弦。カウンセラーの大井川明日香(舞羽美海)からは「恐怖新聞には関わらないことが一番大切」とアドバイスを受ける。少し前向きな気持ちになり、久々に大学に行ったが、桃香(片山友希)から「あんたが巻き込まなきゃ…私の人生を滅茶苦茶にした!」と責め立てられる…。
そんな詩弦に追い打ちをかけるように、何度無視しようとも、恐怖新聞が時と場所を変えて執拗に届く。逃げるように自宅に戻った詩弦。そこに現れたのは歌子で…。
娘が子供のように泣きじゃくりながら事情を話すのを聞き、歌子は恐怖新聞の存在を信じることに。新たに届いた新聞には子供の虐待死事件が予言されていたが、「お父さんが死んだときの悲しみを誰にもさせたくない」と事件を防ごうと提案する。
詩弦は前回の刺殺事件の後、「手を組まないか」と持ち掛けてきた刑事・篠崎(駿河太郎)のもとへ。恐怖新聞に関する情報と引き換えに、篠崎から児童虐待の通報リストをもらい、歌子と2人でリストの家を訪ね歩く。予告日が迫るなか恐怖新聞の挿絵を手がかりに、ある人物の家を特定する…母娘は悲惨な事件を防ぐことはできるのか!?
一方、意識が戻り病院から逃走していた冬夜(猪野学)は詩弦に電話をかける。隣に住む片桐ともを(坂口涼太郎)とベランダで話していた詩弦だったが、電話の内容に衝撃を受ける…!運命を変えるべく行動を起こしたことで、詩弦を取り巻く人間関係が音を立てて崩れていく。死へのカウントダウンが始まる…。
出典:東海テレビ『恐怖新聞』
第3話の感想・ネタバレを見る ➡
詩弦の居ない所で、勇介は詩弦の母親と会い「詩弦と会ってちゃんと見てやって欲しい。自分も似たような経験がある」という言葉で、母の歌子は詩弦の所に行き話を聞いてあげますが、この時の母はいつもの優しい母でした。「恐怖新聞」の事も聞き入れてくれたり、父の言葉も「へそ曲がりなの」と肯定的に言います。あの取り乱していた時の歌子とは別人の様です。方や、新聞に書かれていた子供に虐待をする母親の様子もとても怖い感じがしました。刑事の篠崎は入院中の冬夜の様子を見に行きますが、いつ意識が戻るか分からないと言われ、謎の解明に程遠そうです。今度は詩弦は歌子と2人で、新聞に合った虐待されている子供を探そうとし、刑事の篠崎にも聞きに行きますが、その時に以前言われていた「手を組む」事を承諾します。児童相談所の職員が例の虐待者の家を突き止めます。なかなか見つけられない詩弦らは、歌子に言われ新聞をもう一度確認し、最近通い出したカウンセラーの女性の連れていた子供のネックレスと同じデザインをみつけます。虐待していたのはカウンセラーの夫でした。あの怖いシーンは、もしかしたらカウンセラーの子供時代の事だったのかもしれません。母の喫茶店で、もう一度新聞を確認するとまさかの良い方向に内容が書き換わっていてビックリでした。親友の桃香は彼と別れ落ち込み、詩弦の彼・勇介に相談し親密になっていくのも信じられませんでした。更に冬夜から突然の電話があり「隣の青年が新聞を配達している人物だ」と聞いて動揺する詩弦でしたが、そんな近くにいたのか!と、とても意外でした。
前回、恐怖新聞に書かれた内容を食い止めようと動いたことで余計に悲劇を大きくしてしまい消極的な詩弦。しかし今回は母・歌子の言葉に動かされてまたも恐怖新聞に書かれた悲劇の未来を変えるよう動きだします。しかし今回の第3話で注目してもらいたいのは歌子の一連の言動です。精神がおかしくなっていた歌子が詩弦の所に現れて恐怖新聞のことをあっさり受け入れるというのに違和感を感じました。そしてあなたには読めるのねと言った言葉がやたらと引っかかりました。間違いなく何かを知っている歌子というのがとても気になってしまいました。そして今回、詩弦と歌子が幼児虐待からの殺人事件を食い止めようと動いた結末というのも意外なものだったなと感じました。本当に脚本が優秀でずっと推理を裏切られている状況です。恐怖新聞を送っているという存在が詩弦の隣人ということが明かされましたが、普通は最終回位にわかるもんじゃないのかと感じました。この時点で判明させるというのも想定外だなと感じました。そして今回出番が多かった刑事の篠崎にも注目してもらいたいです。重要なところで顔を出してきて事件解決のキーポイントになっていました。色々と進展、変化があった第3話でした。
詩弦は、自分といると不幸になると言い、悲劇に遭遇し自分が父から臨まれないで生まれた、呪われた存在だと悩む気持ちが判ります。
心配した松田は運命を一緒に背負うと言い、歌子を訪ねますが、自分も事故で父親を亡くして家がめちゃくちゃになって母親には自分を見て欲しかったと言います。
松田も不幸を背負っていたとは意外ですが、歌子が見ないなら自分が詩弦を貰うと言い切ったのは頼もしかったです。
松田の存在がなかったら詩弦と歌子の人間関係の修復もなく詩弦は孤立無援だったでしょう。松田は地獄で仏のような存在です。
そして松田の助言でカウンセリングを詩弦が受け、大井川は親から愛情を受けなかった子供の心の傷は深いと慰めます。
少しは気が晴れた詩弦ですが、桃香から死体が頭から離れず人生がめちゃくちゃになったと言われ落ち込みます。親友と言ってもガラスのような、はかない関係でした。
そして新聞が届き、詩弦は髪の毛に白髪を見つけて恐怖が蘇ります。しかもトイレの壁に新聞が貼ってあり、逃れようと自転車をこいでいると顔に恐怖新聞がまとわりついて視界が遮られてトラックに衝突する場面は、逃れられない死神からの詩弦の運命を象徴する恐怖の波が押し寄せる巧みな演出です。
どうして私なのと泣き叫ぶ詩弦に歌子が抱き抱えたのは松田の言葉が歌子の心に響いたようで、良かったです。
歌子は、恐怖新聞を知り、父を助けようとした詩弦の気持ちが漸く伝わったようです。
新聞に、明後日子供の虐待事件が起きると新聞に書いてあります。子供2人がお腹すいたと母親に言って母親に殴られる夢を詩弦が見ます。
詩弦は運命は変えられない、無理にかえようとすると、死ななくていい筈の人が死ぬかも知れないと言います。でも歌子は、悲しい思いを誰にも、させたくない、何もしなければ一生、後悔すると言う気持がわかります。強い母親の姿になり、詩弦を励ます歌子は微笑ましいです。
詩弦が篠崎に相談し、小心者だと歌子がいう挑発と、詩弦は新聞の情報を話すので、手を組もうと言う条件で篠崎を引き込んだのは正解でした。
児童相談所に来た虐めの情報を貰って歌子と詩弦は家を回ります。すると、夢に見た母親の家に居留守を使われます。後日、息子が飲物をこぼして母親に追いかけられて児童相談所員に抱きついたのは運が良かったです。
詩弦は大井川親子に会います。娘が元気がないです。新聞を思い出すと、娘の胸にエンジェルのマークがついていました。
なんと、娘が大井川の父親に土下座して娘が謝っていました。父親がムチを持っていました。詩弦が篠崎に連絡すると大井川の家に篠崎が来たのは安心しました。
夫は娘と妻に血のめぐりが悪いのは妻そっくりだと言い、足で娘を踏み潰そうとした時に玄関のベルが鳴ったのはラッキーでした。
まさに、このドラマの緊迫の場面でした。
恐怖におびえる大井川に篠崎が児童虐待通報があったというと、令状をみせろと言う夫に逆らいドアチェーンを大井川が開けると篠崎が踏み込んだのはホットする場面でした。しかし児童相談所員は礼状もなしに踏み込んだ篠崎を批判したのはびっくりです。
詩弦は晴れ晴れとして松田に愛していると言いましたが、まさか桃香と肉体関係になっているとは驚きです。
未来は変えられると言った詩弦は嬉しそうでした。すると、蜷川は詩弦に、傍にいる20代の男が恐怖新聞を届けていると言います。ともをが不気味に笑います。
まさか、ともをが配達人とは想定外です。
第4話のあらすじを見る ➡
『そいつの正体は鬼形礼だ…』
冬夜(猪野学)からの電話で、今まで相談に乗ってくれていたのは、隣人・片桐ともをではなく、鬼形礼(坂口涼太郎)だと知った詩弦(白石聖)。鬼形が恐怖新聞を詩弦の元に届けていたのだ。
詩弦は、冬夜から恐怖新聞から逃れる方法を聞く。新聞紙に名前を書かせると、契約が移るという…
「死にたくないなら一刻も早く誰かにサインさせるんだ」。これまでの苦しかった日々を思い、つい、見ず知らずの人にサインをさせようとしてしまう詩弦。自分の怖さに気づいた詩弦は、歌子(黒木瞳)に相談する。正義感の強い歌子が考えた恐ろしい秘策とは…
その頃、勇介(佐藤大樹)に対する桃香(片山友希)の親し気な態度が気になっていた詩弦。偶然、2人が自分に内緒でカフェにいるところを見つけてしまう。ショックを受けた詩弦は思わぬ行動に出る…。
正体がバレてから、自らの姿をさらして、詩弦に恐怖新聞を届けるようになる鬼形。
「小野田詩弦は命を捧げなくてはいけない」「前世の記憶」と意味深なフレーズを残して去る…一体何を意味するのか? そして新たに受け取った予言は「国道での暴走トラック事故」だった。詩弦は事故を防ごうと篠崎に伝えるが、篠崎にはある思惑があり…。
一方で、体が衰弱し、再び入院した冬夜の素性も明らかに。恐怖新聞は最初、妹の春海(福地桃子)の元に届いていたという。冬夜に契約が移った過去、そして詩弦に「新たな契約者を見つけろ」と忠告する理由とは…。
登場人物全員の本性が姿を現し、物語は更なる勢いで加速する!詩弦は誰かに恐怖新聞をなすりつけてしまうのか!? 業の深い人間という生き物が、恐怖新聞の持つ「力」を知った時、ドラマ『恐怖新聞』の本当の怖さがベールを脱ぐ!!
出典:東海テレビ『恐怖新聞』
第4話の感想・ネタバレを見る ➡
蜷川が、そばにいる礼は人間じゃない、正体は鬼形礼だという蜷川の電話で、今まで隣の片桐が恐怖新聞を詩弦に届けていたと知ります。礼の笑顔が余計、気持ち悪いです。礼が詩弦の友達だと思ったので、もうがっかりです。
詩弦が蜷川に新聞から逃れる方法を尋ねると、わら半紙に自分の名前を書かせると契約が他人に移動すると言ったので、蜷川が死んでいたら、詩弦は永遠に助からなかったかもという恐怖があります。
詩弦が引っ越しの最後に、引っ越し業者の蜷川にサインをさせられた3枚の契約書に紛れ込んで、知らずにサインしたのが罠だったと今になって、判りました。
蜷川が寿命が長い若い人間をさがしていたのだと理解しました。そうすれば、それだけ多くの恐怖新聞が届けられるというノルマが達成できるのかと穿った見方をしました。
蜷川が礼に指図され、それが、礼に課せられた死神から出来るだけ、たくさん新聞を配れという命令なのかも知れません。死神にも、多くの死人を作れという、あの世の掟があるのだと想像しました。
それでも何故、蜷川は詩弦に秘密を教えたのか判りませんでした。
次の契約者を探す詩弦の焦りが凄いです。
カフェで見ず知らずの少女にわら半紙に名前を書かせた瞬間も、驚きで、紙を捨ててごめんなさいと少女に言ったのは、緊迫の場面です。
歌子に相談すると歌子は自分の名前を書こうとしたのは母の愛だと思いました。
詩弦はクレーマーの客から膝をついて服の汚れを拭けと言われ、何でもするから住所と名前を書けと言って、書かせましたが、その気持ちが判ります。
名前だけ、ボールペンのインクが切れて書けないのは、運命のいたずらです。
次の読者が死ねば、前の読者に戻って来るから、死にたくないなら早く誰かにサインさせろという蜷川の言葉が余計、恐怖をあおります。
新たな予言は7月24日の奈良の国道でのトラックの暴走でした。詩弦は篠崎に伝え篠崎は係長に明日、4時に現場に来るようにいうと、トラックがぶつかって来て、飯島と片桐が死ぬという驚きの結果です。
係長が篠崎になぜ、自己現場に呼び出したのかと言います。超能力者じゃないと篠崎がいますが、係長はずっと篠崎を疑っているようで、何か秘密がありそうです。
一方で蜷川は再び入院し最初は新聞が妹の晴海に届いたと言います。蜷川は、妹の命を救おうとして、自分が新聞を引き受け、ところが自分が死んで、早く詩弦が次の契約者を探さないと妹に戻ってくるのを心配して、早く詩弦に次の読者をさがせと、秘密を打ち明けた理由が漸く判りました。
ショックなのは桃香が幼馴染じゃないと言って詩弦を裏切ったことです。桃香はベッドの中で松田に尽くしているというと、詩弦が桃香をなぐろうとして松田に止められた場面もショックです。
歌子は松田に恐怖新聞を押し付けたらと言う気持が判ります。
詩弦は反省する松田に誓約書を書けと言います。松田は、この用紙はと言い、それが恐怖新聞のサインだと悟り、松田は死ぬ覚悟で、詩弦への贖罪の意味でサインしたようです。
松田は詩弦が好きだといい、事故で父を亡くしたと言い、詩弦を、すべてをかけて守り、どんな苦しみも受けると言ったので、詩弦への思いは本気だと判りました。
詩弦は紙をくしゃくしゃにして松田の気持ちが判ったと言ったのは、間一髪セーフの緊迫の場面でした。
詩弦がうなされると悪夢、前世の記憶と書いた新聞が来ます。もしかすると、父親は詩弦の呪われた運命を予知したいたのかも知れません。
すると蜷川が亡くなり、詩弦は自転車のブレーキが利かず転倒します。すると桃香がほくそえみます。桃香の顔が不気味です。
詩弦は次の読者を探せるのか、それとも詩弦は死んでしまうのでしょうか?。或いは、呪いが解ける方法がみつかるのか興味が尽きないです。
冬夜から恐怖新聞を届かないようにするには新聞紙に他の人間の名前を書くように伝えられた詩弦。詩弦が名前を誰に書かすのかというのが第4話の最大の見どころです。焦ったのがいきなり詩弦が少女に名前を書かそうとしたのには気でも触れたのかと驚かされました。ギリギリで踏みとどまり母の歌子に相談します。そして歌子が言うならば積極的に獲物を見つけようとしてるのが印象的でした。過去の新聞から凶悪犯罪者を探したり桃香と浮気した勇介の名前を書けと詩弦に伝える歌子は怖かったです。そんな言葉を鵜呑みにして勇介に書かせることを一旦は決めてしまう詩弦というのも普通の判断が出来なくなっていたのが目に見えてわかりました。やはり人間というのは追い込まれてくると正常さを失うんだなと痛感させられました。もう一つ注目してもらいたいのは刑事の篠崎が悪徳警官への道を着実に進んでいってしまったことです。自分を尾行する同僚刑事を恐怖新聞を悪用し葬ってしまいます。そして冬夜が恐怖新聞を使い株で儲けていたという事実を冬夜の妹から聞きます。ほくそ笑んだと思ったら詩弦の部屋に勝手に上がり恐怖新聞を探したりと篠崎の暴走というのを是非見てもらいたいです。
前の恐怖新聞契約者、蜷川冬夜に次の契約者に移せと警告される小野田詩弦。彼の目的は昔恐怖新聞の契約者だった妹を救うためと聞いて納得しました。そんな彼女の為に昔契約を自分に移し、そして現在詩弦に移しましたが詩弦に死なれるとまた自分に戻ってき自分が死ぬとまた妹に戻ってしまうということで妹想いでもあり自分勝手でもありという印象でした。ただそういった人間の本性の様なところに迫るのがこの恐怖新聞であり、彼が今回老人の様に変貌し死んでしまうところはこの恐怖新聞に振り回された男の人生の末路を見させられ怖いなと思いました。詩弦が恐怖のあまり、思わずその辺の人間に契約権を移そうとしてしまう気持ちもわかります。そして今回は勇介の裏切りを目撃した詩弦の心模様がメインに描かれていました。しかし結局勇介は反省し詩弦に謝罪、命をかけて詩弦を守ると誓い直しました。絆を取り戻したかに見えた最後の場面、一番怖いのは人間かなと今回思わされました。桃香が詩弦の自転車のブレーキを壊し殺しかけるとは。しかも隠れてやるでもなく、わさわざ詩弦の視界に写るまでいるのもなんだか宣戦布告みたいで怖いです。鬼形礼とは何者なのか、妖怪なのかそれも早く知りたいです。
第5話のあらすじを見る ➡
桃香(片山友希)にブレーキワイヤーを切られ、自転車で転倒し意識が途絶えた詩弦(白石聖)。鬼形礼(坂口涼太郎)に連れてこられた場所で、さらなるショックを受ける事になる!?
父・蔵之介(横田栄司)が、「お前が生まれてこなければ良かったんだ」と死に際に放った一言の驚愕の理由も今夜明らかに!
始まりから終わりまで衝撃が続く第5話。恐怖新聞はなぜ生まれたのか?
過去の因縁から現代へのつながりが見えたとき、物語は戦慄の最終章へと突入する!
出典:東海テレビ『恐怖新聞』
第5話の感想・ネタバレを見る ➡
第5話にして改めて、まさに恐怖と絶望の始まりの回でした。いきなり江戸時代の話から始まり歌子と詩弦にそっくりなシズとヤエの物語。金に困るヤエが、越後屋を訪れ奉公し何とか生きていくという慎ましやかな話からスタートしてこれから二人が色んなことに巻き込まれながら生きていくんだろうなと思いながら見てました。そしてシズのお腹にいる赤ちゃんそのものが何と妖怪のくだんだとそこがまず衝撃でした。そして産まれてくるはずの年月が経っているのに、産まれたらすぐ死んでしまうという運命の妖怪なだけに敢えて産まれたこず未来や人の死を予言し続けるとは。めちゃくちゃ怖いです。ですがまわりには人に恵まれ、勇介そっくりな善良な侍が暴漢に襲われたところを助けてくれたり、ヤエとシズの身を案じ無償の仏の愛で二人を助け続ける住職。ですが最後は急展開で全てを仕組み、お腹の子をくだんに変えてしまったのがヤエ自身と。そして彼女が結局侍以外を全て死に追いやり、住職すらも殺したのも衝撃でした。そしてしまいには目が覚めた詩弦が自分がシズではなくヤエの生まれ変わりだというすごい展開で本当に驚きました。もちろん妖怪くだんという存在がわかり怖いですが、何より怖いのは人間だと思わされる回でした。
江戸時代の物語の始まり。萬物産問屋越後屋で働かせてほしいという母子二人。娘のシズ(白石聖)には、特殊な能力があるからお役に立てると話す母・ヤエ(黒木瞳)。「告 船頭落水し、溺れ死ぬ」とシズが書いた紙を見せます。越後屋(駿河太郎)は初め信じなかったが、実際の水死体を見るに至り、二人を雇う事に。シズの夫が何者かに殺された時に、心を病んだが、不思議な力を授かったのだと説明するヤエ。「告 雨が降る」となると、傘が売れ、予言は次々に命中。越後屋は予言に合わせ、買い占め、高値売却。大繁盛する越後屋。しかし、予言の真相はシズのお腹の中の子が母親に知らせるものらしい。その声は母親のシズにしか聞こえず…。そして、十月十日を過ぎても一向に生まれる気配がない。僧・空元(横田栄司)に相談すると、妖怪・件(くだん)というものの夢を見た事があり、件は凶事を予言する能力があると聞いた事があるらしい。しかし、その姿は人の頭に牛の体。生まれ落ちるとすぐに寿命が尽きて死ぬが、苦し紛れに予言をする事があるという。そんな恐ろしい妖怪を越後屋は私利私慾の為…。シズとヤエの給金もスズメの涙ほどだという。この事を相談された浪人の中村半次郎(佐藤大樹)は、越後屋に抗議。越後屋の雇った刺客に命を狙われる事に。件の予言を受け取ると、寿命が100日縮まるというが、越後屋は白髪が目立つようになり、咳き込んでいたが、中村に返り討ちにされてしまった。そして、シズは夫の死の際の記憶を失っていたが、母・ヤエに殺されたと思い出した。件を生ませようと呪法を用い、シズの正気を失わせていた。そして、シズも空元も殺してしまったヤエ。中村は、「鬼のようでも、シズの母親は殺せない」と。それから、時折、凶事を予言するお告げの紙が現れるように。鬼形礼がこの江戸時代の話を現代の小野田詩弦に見せているようです。詩弦の前世だと伝えています。自転車の転倒で気を失っていた詩弦が、意識を取り戻して、「私がヤエだった」と言うのです。彼女は、今世で罪を償うと言っていたらしい。
詩弦、すなわち、ヤエの、悪いフリからの恐怖新聞及び件とのたたかい、そういう事で成り立つ可能性があるかもしれません。まだ見捨てず、見守っていこうと思います。
出だしから、いきなり江戸時代にタイムスリップしたので、驚きでした。
越後屋の旦那が篠崎で八重が歌子で、しづが詩弦になっていたので、過去の秘密が明かされるのだと期待しました。
八重と、しづが旦那に奉公を頼みに来て、しづが船頭落水し溺れ死ぬと書いた紙を渡し予知が出きるので、八重が、旦那の役に立つというと、馬鹿を言うなと旦那は紙を破って立ち去ります。
ところが旦那が酒を飲んで溺れ死んだ船頭を見たので、旦那が雇うと、信用したようで、八重としづに言います。しづの浮かない、うつ状態のうような顔が不気味です。
八重はしづが夫を亡くし何者かに襲われてから不思議な力を得たと言います。ショックで心を病んで、何もいわなくなった、しづの理由がわかりました。
しづは雷を篠崎に予知すると旦那が傘を店に並べると雷が鳴るので、店先の傘が売れ、次に火事を予知し火傷の薬が売れ、塩回船が嵐で沈み、塩が売れて越後屋が儲かります。しづのお蔭で、儲かってウハウハの旦那は着物を、しづに贈ります。売り上げに貢献したのにケチな旦那です。
旦那は八重に何故、予知できるのかと問うと、しづの腹の中の子供が教えると言い、声は詩弦にしか聞こえないと言います。子供は、いつ生まれるか判らないと言います。漸く、予言の理由が判りました。
しづが3人の男に絡まれると若侍が救いに来ます。顔が松田に似ているので、しづの救世主のようです。
八重が僧侶に祈祷を頼むと、しづは夢で夫が殺される夢を見ます。しづは自分を殺してと八重に言うと、八重は苦しくてもいいことがあると励まします。八重は、しづを慰めますが、どうも怪しいです。
しづのお告げで救われた命があると空言が言います。件がしづの腹にいると言い、件が救世の為に仏が遣わしたと空言が言います。
ところが、しづを旦那が悪用していると八重は空言に言います。八重は空言を味方に引き込んだようですが、とんでもない勘違いでした。
八重は若侍に旦那が給料を上げてくれないと言うと、若侍は自分が力になると言います。
しづに似ている妹は2年前に病死したと言い、越後屋で着物を仕立てようとしたが旦那が若侍の身の丈に合っていないとゼニを投げ返したと言い侮辱を許さないと言います。
八重は若侍も利用価値があると思ったようです。
しづは旦那が侍に斬り殺されると描いた紙を渡します。
若侍が来て今までの3倍の給料を、しづらに払えと言うと、旦那は判ったと言います。
旦那が若侍に殺されると刺客に言い、若侍が2人の刺客に襲われますが、逃れて空言に襲われたと言います。
しづが自分がひとを切るのをなぜ、知っていたのかというと、空言は、しづが、お告げを伝える巫女だと言い、しづは件を宿したと言います。漸くお腹の子供の正体がわかり、びっくりです。
件は仏が恵まれない者を救う為に遣わしたといいますが、恐ろしい面もあり、お告げを受け取ると100日づつ寿命が縮小すると言います。幸せをもたらすと思った子供がダミアンのように、呪われた子供だったとは驚きです。
八重に旦那は知っている筈だと空言は言いますが、八重は伝えていなかったと言います。おそらくわざと、八重は黙っていたようです。
若侍が越後屋にいくと刺客と争いになり、篠崎と共に予言通り斬られます。
お告げは不幸をもたらすと空言が言い、空言はしづを隠すと言うと、若侍はしづを殺せと言います。八重はしづを殺させないと言うと、しづが違うと八重に言ったので、「何ことかと思いました。
なんと、夫が八重に殺されたと言います。八重が、しづの子供を件にしたいと言い、断わると切り付けて来たと言います。まさか、八重が殺したとは予想外でした。
八重が、しづを縛り祈祷するとお腹の子供を化け物にした鬼だと、しづが言います。
秘密を暴露された八重はしづを刺すと、永遠に救われぬ定めよと、しづが言います。しづを支えた優しい母親は、とんだ鬼でした。黒木瞳の慈悲深そうな演技には見事に騙されました。
許してと八重が言い、貧乏が悪い、件の秘密を手に入れたと言い、お許しくださいと空言に八重が言います。空言はすさんだ世の中が悪いというと八重が空言を刺しました。八重は越後屋を乗っ取ると言うと、空言は恨みを許さないと言って死にます。空言をも油断させて、最初から越後屋を手に入れる為のすじ書きだったと漸くわかりました。
件以上の呪われた鬼母でした。結局。、八重の欲の為に、皆が犠牲になり、件は呪われた存在になってしまったのです。
しづが亡くなって不思議な紙が落ちてきて件が寿命を集め、いつかこの世に生まれてくると言います。漸く、恐怖新聞のからくりが判りました。
礼は詩弦の頭に手をかざすと詩弦が夢を見ていたと言います。礼は夢でなく前世だと言い、前世で背負った罪に苦しんでいると言います。
空言の決して許さぬという言葉が詩弦の頭に蘇ります。
詩弦は自分が八重だったと気が付き、だから父が絶対許さないと言ったと判ります。詩弦の死んだ父は、しづの殺された夫の怨霊が乗り移ったのかと想像します。
自分の娘のしづを苦しめた罪を償えばいいと礼が言います。礼は地上へ戻ろう、詩弦の苦しみは終わっていないと言います。
可哀そうに、詩弦は鬼の八重の運命を背負って、生まれてきたようです。
次回では誰かが恐怖新聞の新しい読者になり詩弦を殺そうとするようですが、八重と似ている歌子は、こんどこそ、八重の贖罪の為に、詩弦を呪いから解放させるのではないかと期待してしまいます。でなければ不幸の連鎖が終わりません。
第6話のあらすじを見る ➡
恐怖新聞の持つ“力”を知った篠崎(駿河太郎)から「私が恐怖新聞を引き継ぎましょうか」との申し出があったが、断る詩弦(白石聖)。詩弦にはこれまでの恐怖新聞も読めなくなり、新たな新聞も来なくなったのだ…。しかし、恐怖新聞の呪縛から解放され、ホッとしたのも、束の間、謎の呼び出しメールが詩弦の元へ来るようになる……。
出典:東海テレビ『恐怖新聞』
第6話の感想・ネタバレを見る ➡
小野田詩弦は今日もはんなりデリバリーの自転車配達。足元に紙が。一瞬心臓が鳴るが、恐怖新聞ではなく、スーパーのチラシ。取っておいた恐怖新聞も詩弦には見えなくなっていたのです。母の喫茶店に帰ると、刑事の篠崎林太郎が待っていた。「蜷川冬夜が死んだ。彼は恐怖新聞の予知を使って、妹の治療費を作り出していた。刑事の私が恐怖新聞の契約を引き継ぎましょうか?」。しかし、恐怖新聞が来なくなったと伝える。今までの恐怖新聞も見えなくなったと。恐怖新聞と関わってから、かつての宮沢桃香でなくなっている桃香はお金を払って、ならず者たちに詩弦を襲わせようとしている。その後、桃香は行方不明になったが、夜の道、母・歌子が詩弦の彼・松田勇介を背後から襲うところを目撃。倒れた勇介のはんなりデリバリーのデリバリーバックパックの中から血が。中を開けてみると、桃香の死体が。気を失う詩弦。桃香が男たちに詩弦を襲わせようとしていたのを止めさせようとして、揉み合いになり、桃香は鏡を割って死亡。その死体をバラバラにして遺棄しようとしていたのだ。退院した詩弦は、恐怖新聞の新しい契約者が母であると確認する。虐待された子の話の恐怖新聞を歌子が持っていて、自分の名を書き込んでいたのでした。「お母さんが恐怖新聞の力を手に入れたのは、悪党どもをおびき出し、その連中を代わりに犠牲に」。しかし、詩弦は再度契約。「やあ、向き合う事に決めたんだね」(鬼形礼)。
恐怖新聞の根源が妖怪の件(くだん)とわかり、恐怖の影響に地球が染められようとしている時に、物語の繋ぎのような事件が。もしかすると、妖怪の酷く残忍な影響よりはマシか。或いはただの追加被害か。妖怪・件の影響の恐怖新聞は、あまりに残忍なだけに、少々訳がわからなくなってきた感も。少し現実を肯定寄りに見ていった方がいいんでしょうか。
今回は色々とドラマが急展開したと共に謎が多すぎました。刑事の篠崎が恐怖新聞の契約者に名乗りでますが詩弦が恐怖新聞を読めなくなっていていつの間にか誰かが恐怖新聞の契約者になっていたということです。そして恐怖新聞という言葉に突然ブチ切れだして詩弦を殴った勇介。これが不可解だったんです。自分から詩弦を守るといったのに巻き込まれたと騒ぎ出す勇介は異常に見えました。ただその理由は勇介は桃香を不慮の事故ではあるが殺してしまっていたというのが原因だったようです。そして詩弦が殴られたことを知った歌子が勇介を呼び出して殴打するというとんでもない流れになっていきました。本当にカオスな流れで次から次へと波乱が起こっていきました。謎めいたことも残っていて詩弦にメールで呼び出しをかけてきた存在は誰なのかということです。詩弦を呼び出す場所で放火事件、銃撃事件が起こりいずれも詩弦が命を落としかけています。恐怖新聞の契約者は歌子が詩弦を守るためになっていたというのが判明しました。ということは誰が詩弦を事故現場におびき寄せたのかも気になります。とにかく6話はいろんな出来事があり過ぎて本当に目まぐるしい流れでしたが面白かったです。
昔あった有名漫画のイメージとは違い現代版で全く違った感じで観れて楽しいです。そして今回は終盤で人の死が止まらない感じになってきて怖すぎます。あのネットカフェでの家事も密室感があってリアルで過去にあった事件などを思い出したりしましたし、チンピラが撃たれるところも普通のカフェでいきなり発砲されるところも日常がいきなり壊される雰囲気を表現しててゾッとします。そして勇介が桃香を殺したり、歌子が勇介を殺そうとしたり、あんなものが無ければみんな普通なんでしょうけど恐怖新聞のせいで人がみんな壊れてしまってその人間の怖さにも注目しながら観てます。勇介のカバンから現れた桃香の生首にはびっくりしましたし、詩弦の部屋で亡霊の様に手足から登場する桃香には戦慄しました。某恐怖映画の様でした。アシカガって誰ー?!てそこが一番気になるのですが、だいぶ主要人物たちがいなくなりました。でも逆にそれがアシカガの正体誰なのかわからなくさせて怖いです。やはり詩弦の命を狙っているのかと。!そもそも根本的に、くだんをどうにかしないと全てが終わらないと思うので何か解決法を探して欲しいです。鬼形礼の正体がそのカギになる様な気がします。
第7話(最終回)のあらすじを見る ➡
避けられない運命と見定め、再び恐怖新聞の契約者となった詩弦(白石聖)。自分の命が続く限り、誰かのためになろうと決意する。恐怖新聞の予言を使って、人々を誘導することで事件や事故を防ぎ、亡くなるはずの命を救っていた。
しかし、そんな詩弦の行動は世間では理解されるはずもなく、ネット上で「ヒーロー気取りの偽善者」呼ばわりされた上、蔵之介(横田栄司)や桃香(片山友希)の死のことまで調べられ、自作自演と叩かれるようなってしまった。さらに「あんたがこの世からいなくなればいいんだ」と正面から暴言を受ける始末…。
……それから1年後、詩弦は京都の街から、姿を消した。
出典:東海テレビ『恐怖新聞』
第7話(最終回)の感想・ネタバレを見る ➡
「もう逃げたりはしない!」と宣言した小野田詩弦。「もうすぐここに雷が落ちます!。早く逃げて!」…「死傷者多数」の恐怖新聞の予言を人々に伝えた!。「良かった。救けられて」。そう言っていた詩弦は、ネットでの評判は実はよくない。詩弦の周りで多数の人が死んでいる事や恋人が殺人をしているとか、書き込みが多数。「名前はS」とも出ている、のです。鬼形礼の幻を見る詩弦。「あなたも元は人間だったの?」。「君と同じ。恐怖新聞が届き、様々な現象を見て、恐怖新聞の配達人になった」。「運命には抗えない」。屋上から物を落下させようとする女が現れる。詩弦が止めようとすると、周りの死者の事を論え、「あんたが悪いんだ。あんたなんかこの世からいなくなればいいんだ」。その1年後。詩弦の母・歌子が拘置所の松田勇介を訪ねている。刑事の篠崎が怪しいという。恐怖新聞を利用して経済的利益を得ようとしていたんではないだろうかと。実は、その心理を利用して、篠崎に恐怖新聞の契約をさせたのだが、無防備の篠崎に多数の恐怖新聞を見させて、老衰で…。歌子そっくりな前世の詩弦。恐怖新聞によって生命力の限界と寿命被吸収により、今は歌子そっくりに。勇介の前にいるのは実は詩弦。勇介も気付くが。「忘れてほしい」という詩弦からの伝言を伝え、立ち去るのです。だが、勇介は殺した桃香の悪夢に苦しみ、謎の死を。老化し、体調を崩していた詩弦も死んだ。生まれ変わって呪われた来世を送るか、配達人になるか、鬼形に迫られる詩弦。かつて児童虐待から救けた少女の家に配達してしまった。「なんで私なのよ!」「こんな事なら、あの時救けなければよかったじゃない⁉︎」。無表情だった詩弦が涙をこぼし、恐怖新聞を破り捨ててしまった。鬼形が変身し、襲いかかる。人間だったというのは嘘で、妖怪人間だったようです。詩弦はどうなったのか。鬼形の制裁と悲鳴が…。
その後どうなるのか、非常に気になりますね。詩弦の正当行為の線、絶対ないとも言い切れません。その点も気になります。
詩弦は恐怖新聞を引き継いで、皆の為にその世予知を利用して事故や事件を未然に防いでいたのは、誰にでもできないすごい事だと思っていましたが、世間からは認められずましてや"偽善者"呼ばわりされるなんて信じられませんでした。なんて報われない話なのでしょうか。刑事の篠崎は自分に新聞を移したかったのは、単なる金儲けがしたかっただけという哀れな人でした。もう少し何か重い理由を持っている様にも思っていたのですが・・残念でした。アシカガという謎の人物は篠崎であり、詩弦を殺そうとしていたのはビックリでした。最後は詩弦の機転で、恐怖新聞の力を使い老人となって亡くなってしまいました。鬼形礼と詩弦は話しますが、彼の「運命にはあらがえない」という言葉がどういった意味なのか?拘置所に面会に行く歌子でしたが、詩弦とはここ1年位会っていないと言いながら咳き込んでいます。歌子は詩弦の「私の事は忘れて」と伝言を言いますが、それは恐怖新聞の力で寿命が縮まった詩弦だったのは、歌子とうり二つで驚きでした。亡くなった詩弦はあの世で鬼形礼と話しています。前世の罪はまだ許されていず、2つの選択肢から選ばないといけないと言われます。『生まれ変わってまた呪われた人生を送るか、恐怖新聞の配達人になるか。』詩弦が配達人になると、鬼形礼は自由になれると言います。詩弦は鬼形礼を救うために配達人を選びます。そうして歌子も亡くなり、篠崎の妹に新聞が移ります。街角でアンケートと称してみんなにサインをさせます。詩弦は若い女性の元に配達します。その女性は以前虐待を受けていた少女でした。何度目かに彼女の涙に、目の前で新聞を破り捨てました。また鬼形礼が現れます。今までの話は全部嘘で、最初は人間でもなんでもない"鬼"でした。詩弦を襲い地獄へと落とし救いのない終わりとなりました。
まさに今時珍しい、絶望しかない回でした。原作も読んでましたが、ドラマなのでまあ最後はどこかしら救いがあるだろうと思ってました。でも結局正しい選択をしたと思われた詩弦に一番重い罰が下りました。それは前世のヤエが全て悪いわけなんですが・・まさか鬼形礼があんな恐ろしい鬼のような妖怪のような姿に変わり詩弦を連れ去ってしまうシーンは観てて心が痛かったです。もう救われることはないのでしょうか。結局関わった篠崎林太郎、松田勇介、小野田歌子、宮沢桃香全員死んでしまうこととなりました。ただ途中までは、詩弦は人を救い続け、桃香を殺した罪で捕まってしまった勇介は訪れた詩弦によって一時的にとはいえこころ救われました。そして詩弦も母、歌子に心を救われ最後まで守ってもらった形となりました。ただ詩弦も歌子とそっくりな、ヤエの姿に変わってしまい通常では考えられない状態になってました。このドラマでどうしようないのは、このくだんの力をどうにもできない事です。普通はもう少し戦ったり封印したりする術はあると思うのですが文字通りなす術なくただ逃げ回るか受け入れるしかにいという部分により一層恐怖を覚えました。しかしこういう結末もあるとこれはこれで面白かったです。
恐怖新聞(ドラマ)のキャスト・脚本・監督
恐怖新聞(ドラマ)に出演されていたキャスト・脚本・監督をご紹介していきます。
※青色のリンクがある俳優はクリックして関連作品やその他詳細が確認できます。
- 白石聖/小野田詩弦 役
- 黒木瞳/小野田歌子 役
- 佐藤大樹/松田勇介 役
- 駿河太郎/篠崎林太郎 役
- 坂口涼太郎/片桐ともを 役
- 猪野学/蜷川冬夜 役
- 横田栄司/小野田蔵之介 役
- 片山友希/宮沢桃香 役
- 高山直也/脚本
- 中田秀夫/監督
- 服部大二/監督
- 井上昌典/監督
恐怖新聞(ドラマ)の原作ってあるの?
恐怖新聞(ドラマ)の原作は、つのだじろうさんの漫画『恐怖新聞』になります。
つのだじろうさんといえば、『学園七不思議』『亡霊学級』『真夜中のラヴ・レター』『うしろの百太郎』など数々の心霊ホラー漫画を描かれていることでも有名です。
恐怖新聞(ドラマ)の主題歌はTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの『FEARS』
恐怖新聞(ドラマ)の主題歌はTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEさんの『FEARS』になります。
『FEARS』はホラードラマである『恐怖新聞』のために書き下ろされた楽曲ということですが、見えない存在への恐怖を掻き立てられるような、そんなダークな楽曲に仕上がっていますね。
またメンバーの佐藤大樹さんがドラマにも出演が決定しています。
恐怖新聞(ドラマ)見逃し無料動画配信情報とみんなの口コミ・感想まとめ
恐怖新聞(ドラマ)の1話~最終話の動画はU-NEXT、Hulu、FODプレミアムで見逃し配信視聴できます。
土ドラ史上、最も怖いドラマをぜひ配信でご覧ください!
動画配信サービス | 配信情報 | 月額(税込)・無料期間 |
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