劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の動画配信はいつから?
鬼滅の刃 無限列車編が空前の大ヒットとなっており、2020年10月28日時点では興行収入が100億円を突破しています!
公開初週の3日間で興行収入46億円という数字は歴代1位ということですから、この勢いで行くと日本の歴代興行収入ランキングを塗り替える可能性すらありますね。
作品名 | 興行収入 |
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1位:千と千尋の神隠し | 308億円 |
2位:タイタニック | 262億円 |
3位:アナと雪の女王 | 255億円 |
4位:君の名は。 | 250億円 |
5位:ハリー・ポッターと賢者の石 | 203億円 |
6位:ハウルの動く城 | 196億円 |
7位:もののけ姫 | 193億円 |
8位:踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! | 173.5億円 |
9位:ハリー・ポッターと秘密の部屋 | 173億円 |
10位:アバター | 156億円 |
(2020年10月現在)
そんな大ヒットしている『鬼滅の刃 無限列車編』ですが、映画館で観るのを見逃してしまった、または映画館で観れない理由がある方はオンラインの動画配信がいつからなのか気になりますよね?
各VODサービスを調べてみましたが、公開日が2020年10月16日なので、2020年10月28日時点ではまだ動画配信の日程は決まっていませんでした。
ただ間違いなく動画配信はありますので、新情報が入り次第更新はしていきますが、最速で配信される可能性があるのはU-NEXTになります。
これまでの最新作の配信スピードを考慮しても1,2を争うほどですし、鬼滅の刃 無限列車編につながるまでを描いたアニメの配信は現在もあるので復習してからの劇場版にもってこいのサービスです。
鬼滅の刃 無限列車編はアニメ本編を知らなくても楽しめる・感動したという感想が多いことでも話題となっていますが、やはり事前に本編アニメを見た方が思い入れが違うので、さらに感動すること間違いなしです!
特に26話は、まさにこの劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』のために用意されたような放送回になっており、ワクワクとドキドキが止まらないような演出なので見ものです。
鬼滅の刃 無限列車編につながるまでの1話~26話の動画配信はU-NEXTだけではなく、いろいろなサービスで配信されているのでぜひ一度チェックしてみてくださいね。
劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』を視聴した感想・ネタバレ
鬼滅の刃 無限列車編を視聴した熱き思いは自分の言葉だけでは絶対に足らないので、熱き思いを語る会と題して記載していきます。
本作品の構成としては『下弦の壱 魘夢(えんむ)』という鬼との戦いと『上弦の参 猗窩座(あかざ)』という鬼との戦いの2部構成になっているような形式ですので、それをふまえて感想を記載していきますね。
※一部ネタバレを含みます。
下弦の壱 魘夢(えんむ)との戦いの熱き感想
下弦の壱は、かなり厄介な敵です。具体的にいうと、催眠効果の能力で人を眠らせることができます。この能力は、どんなに力が強い人でも眠ってしまうので、主人公たちを含め、柱の1人である煉獄さんも眠ってしまいました。
それを踏まえて一押しのポイントはそれぞれのキャラクターによって夢の内容が違うことです。下弦の壱の性格上、良い夢を目させたあとに悪い夢を見せて楽しむことから、それぞれのキャラクターたちが自分が見たい夢を最初は見ています。その夢が面白く、また時には感動するところがポイントです。特に主人公である炭治郎の夢は泣けます。家族は妹である禰豆子以外鬼に殺されていますが、夢の中では死んだはずの家族が全員生きてる設定で登場します。そこでの炭治郎の幸せそうな表情や夢の中から出ていかなければならなくなった時のシーンが個人的に感動しました。夢の中でいるということを忘れられればどれだけ幸せなんだろうと炭治郎は思っている中ででも現実に戻って戦わなければならないという葛藤、そして、夢のなかから出るための辛い方法などとても見どころのあるシーンが多くありました。炭治郎の他のキャラクターの夢の中でもそれぞれ自分自身が理想としているところがわかるのでそれもまた面白かったです。
テレビアニメからの続きで、列車の中で何が起こっているのかドキドキしながらの始まりでした。魔夢がどういう形になっているかも本当に楽しみだったので、全貌が分かったときは、観ているこっちが絶望感に陥ります。
色々な事をなるほど。。と確認しながら、でも展開も早いので久しぶりに本当にハラハラドキドキの展開でした。
人間の感情と鬼(今回は魔夢ですが)の感情の交差が、観ている方の感情にも沿っている漫画なので、今回の劇場版も何度も何度も胸が熱くなったり痛くなったりの繰り返しです。
魔夢との闘いは、いつも通り時々ホッとさせてくれるギャグ場面も散りばめられていますが、それにしても大迫力!
今回の設定は「列車」なので、列車のスケール感を感じるのにはやはり劇場で観覧するのが一番です!
列車の窮屈感の中で、炭治郎・伊之助・善逸・禰豆子・煉獄さんの闘いが生き生きとして、炸裂する煉獄さんの技が凄まじく、映像で観れて感激します!
列車での闘いは、主に炭治郎・伊之助・善逸・禰豆子が大活躍!
4人がどんどん強くなっていってる感じも感じられます。善逸は、やっぱり禰豆子が大好きなんだなぁwとほのぼのしつつ、善逸のカッコよさもほとばしります。
炭治郎・伊之助の連携も、いつも以上にすごい!戦い終わった時は、やっぱり炭治郎の優しさにふれ、グッときます。
魘夢との戦いでイチオシの見どころといえば、やはり炭治郎が繰り出すヒノカミ神楽でしょう。アニメ放映時には神回とも呼ばれ、絶賛されたヒノカミ神楽が映画館の大スクリーンで見られるわけです。もちろん、そこに至る過程も見逃せません。魘夢による夢の中で、家族と再会する炭治郎。夢だと気づいた炭治郎の『ここに居たいなあずっと、ふりかえって戻りたいなあ』のひとことは涙を誘いました。そうだよね。どんなに強い子でもまだ子供。夢でも家族と一緒に居られるなら、その方がいいと思っちゃうよね。でも、そこで己を鼓舞して立ち上がるのが炭治郎という子なのです。また、魘夢によって悪夢を見せられたときの反応もカッコイイ。闇落ちするのではなく、「おれの家族がそんなこと言うわけないだろ!」と正面から立ち向かっていく姿に、なんてまっすぐな子なんだとホロリ。絶対的な家族の愛が、炭治郎を振るい立たせる力の源になっているのだと感じました。また、善逸が雷の呼吸で車内の鬼をぶった切るシーンにも痺れました。その時の音楽がすごくカッコイイ。禰豆子とのアハハウフフな夢でデレてる寝顔とのギャップがたまりません。そして、なんといっても煉獄さんの炎の呼吸!アニメシリーズでは見られなかった技の数々に感動です。
漫画ではみていたけど映像になるとあんなにきれいになるんだなと思いました。一番感動したのは炭治郎の無意識領域の綺麗さです。マンガでも綺麗だし澄んでいる的なことを言っていたのは覚えていましたが、まさかあんな地平線みたいな綺麗なところだと思っていなかったので驚きました。とにかく魘夢は顔はかわいいしし声もいいから鬼の中では好きな方なので注目していました。手だけになると怖いし血気術も近寄らなくてもいい上に、眠らせてしまうというところがせこいけど強いところなんだろうなと思いました。みんなが眠らされている間にみんなが心地いい夢を見ているのですが、夢がみんなの性格的な関係で全然違うくて夢の中でも炭治郎は良い子だし、家族思いなんだなと思わされました。伊之助はとにかく誰からも指図されたくないんだろうなって感じでしたが夢の中が幼稚園児みたいでかわいかったです。善逸は結局禰豆子が大好きすぎるだけでしたが、その大好きすぎる性格も劇中ではすごくかっこよくて危険な状態になった禰豆子を救った善逸はすごくかっこよかったです。煉獄さんも漫画ではわからないけどあんな素早い動きをしていたんだなととても感心しましたし感動しました。
魘夢との戦いは一言で言うといろいろと趣味が悪いです。相手に夢を見せてじわじわと弱らせて相手を殺そうとするよくある鬼とは違う一風変わったやり方といい、性格の悪さを声優の平川大輔さんは上手く演じていると思います。魘夢との戦いは炭治郎伊之助が互いに助け合いながら鬼を追い詰めるコンビネーションも見どころの一つです。ただ、特に推したいのは魘夢の見せる夢です。伊之助と善逸の見る夢はとても楽しい夢でした。単行本の隅に書かれた内容までを網羅して愉快に描かれています。炭治郎の見る夢は個人的にとてもつらいものがありました。単行本は読んでいたので話としては理解していましたが、映像として、また声優さんたちの声が入ると涙が止まりませんでした。大好きな家族がいるやさしくてしあわせな時間と炭治郎の葛藤がとても残酷に映りました。また、映像での表現がとても楽しみだったのですが、炭治郎の心の描写がとても綺麗でした。漫画の中でもイメージはできますが、これは映像として観てほしいと思います。とてもあたたかくてやさしい気持ちになれる炭治郎を表した世界だなとおもいました。その後も魘夢は炭治郎を倒すために別の角度で残酷な夢を見せて来るのですが、それに対する家族思いの炭治郎の返しには涙がでました。
上弦の参 猗窩座(あかざ)との戦いの熱き感想
正直この戦闘シーンを見るだけのためにもう一度見に行きたいです。それほど戦闘シーンがかなり熱いです。まず、猗窩座の登場シーンがずるいです。まさかこのタイミングでっていうのもありますが、闇夜の中からうっすらと登場してくるところがかなり不気味でかなりかっこいいです。この猗窩座は一言で言えば強すぎます。チートです。猗窩座は武器を持たないため、肉弾戦で煉獄さんと戦いますが、めちゃめちゃ強いです。人間を超えた鬼の中でも無惨の血を多く与えられていることから、人間の力や速さ、そして治癒力がずば抜けて優れています。そんな猗窩座と互角に戦っていた煉獄さんもめちゃめちゃ強いです。煉獄さんは正義感が強く絶対に炭治郎たちを守ると決め戦っているのでとてもかっこいいです。またセリフが熱くて思わず拳を握って戦闘シーンを見てしまいました。作画もとても綺麗でテレビ版よりも綺麗で作画枚数もかなり多いと思うのでキャラクターがするする動きます。戦闘シーンもさることながら、めちゃくちゃ泣けます。見にきたお客さんの8割は泣いてたと思います。自分もその1人です。その戦いを見ている炭治郎の言葉や表情にもグッときますし、煉獄さんが必死に戦っている姿も感動しました。
列車の闘いでホッとする暇もないままに、「何が出てきたのおおおおおおお!!??」って叫びたくなりました!
本当に、「嘘でしょ。。(絶句)」という感じです。
煉獄さんとの死闘は、本当に息ができないほどです。柱の力の凄まじさ、上弦の鬼の凄まじさを間近で炭治郎と一緒に感じてしまいます。
ずっと全身鳥肌で、炭治郎が闘いに手出しできない気持ちがわかります。一瞬で死に至る感じがこちらにもヒシヒシと伝わる感じ。。本当に映画館で観てよかったと感じます。
猗窩座の強さも半端ない。。今いったい何が起きているのか、何の技が繰り出されているのか、二人の状態は。。と気になっていても、次から次へと闘いが先へ行き、最後は絶望でしかありません。
ただ、煉獄さんが伝えたかったこと、その熱い想いはこれから炭治郎や他の隊員に受け継がれていくことだろうと深く思えたことが救いです。
炭治郎の感情で、劇場の中も一体となっていました。伊之助のセリフに助けられ、煉獄さんの想いを観ている全員が受け取り、心に刻んだと思います。
一分一秒も目が離せない、息ができない、息が止まるほどの闘いです。闘いの後の、「伝えたかった熱いメッセージ」を、本当に受け取った気持ちでいっぱいになります!
魘夢との戦いもカッコよかったのですが、敢えて劇場版ナンバーワンのシーンを挙げるとするのであれば、何といっても煉獄さんVS猗窩座の戦闘シーンでしょう。突如現れた上弦の参という異次元の強さの鬼と、柱である煉獄さんの戦いはこの時点での頂上決戦と言っても過言ではないはず。息もつかせぬほどのスピードで繰り出される技・技・技の応酬。猗窩座の術式展開のカッコよさは敵ながらすごいのひとこと。そして、鬼になれば命を助けると誘う猗窩座に対して、間髪いれず断る煉獄さんのまっすぐさ。魘夢戦で精魂尽きた炭治郎たちを守り、ひとりで立ち向かう男気。どんな斬撃も一瞬で回復してしまう圧倒的な身体差を前に、それでも真正面から挑み続ける姿にカッコイイとはこの事か!とこちらの心が燃えました。そして夜明け。無力感に苛まれる炭治郎に、伊之助が放った涙ながらの一言にこちらも泣いてしまいました。ここからはもう、エンドロールまで、ただただ涙です。印象的だったのは、それまで後輩を守り、柱として戦っていた煉獄さんが、母の姿をみた瞬間子供の顔に戻ったところ。夜明けの美しさとともに忘れられないワンシーンとなりました。ここで、今回の劇場版の主人公は煉獄さんだと思いました。
言ってみるとこの話は無限列車とはほぼ関係なくここでなくても良かった話ではないかなと思いつつ、これからの話には欠かせない話であるので無限列車で戦いが終わったとしても気を抜かずに見てほしいなと思います。上弦の鬼の中では人気度が高い猗窩座は初めて出てきた上弦の鬼なので、強さが桁違いだなと思いました。猗窩座が出す血気術は名前も覚えられずどんなものかもわからないままですが、かっこいい技を繰り出していてすごく魅力的な鬼だなと思っています。煉獄さんの強さを認めているところが鬼っぽくなくていいところなのではないかなと思います。戦いがすごいし他のメンバーも全然入ることが出来ないから煉獄さんのみで戦っていましたが、元々はまだ元気だった煉獄さんがやられていって段々ぼろぼろになっていく姿に涙が止まりませんでした。結局やっつけることはできないけど、朝が来て朝日が昇ってきたから逃げていく猗窩座に炭治郎が言う一言に世の大人たちは感動していると思いますし、私もあのセリフを聞いてから涙が止まりませんでした。正直無限列車よりも感動的だし炎の呼吸の奥義である煉獄という技がすごい迫力でこの映像は映画館でみないと絶対後悔するものだと自信を持って言えます。
猗窩座との戦いは純粋にかっこいいの一言でした。魘夢を倒してみんなが助かったところで猗窩座が登場します。上弦の鬼です。そして声優も公式で発表されましたが、石田彰さんです。このアニメは本当に大御所声優さんを鬼にたくさん起用してくれるなぁ。と思いました。キャラクターと石田彰さんのイメージが最初マッチしていなかったのですが、すごく馴染んでいきます。そしてこの方を起用するだけあってこの鬼は言うまでもなく強いです。煉獄さんと猗窩座の戦いはアクションとしてとても見ごたえがありました。漫画でもちろん楽しめますが、漫画の中では描き切れない部分が映像として補填されていきます。どうしてあの場所に傷を負ったのか、どのようにして刀や拳が振るわれているのかを映像として見ると震えます。猗窩座の戦いかたが鬼は首の致命傷を追わなければ死なないことを利用してひたす身体を使って防御する姿がとても印象的でした。そのため、腕が割けていたり切りおとされたりするシーンが何度と出てきます。その行動がまた二人の会話を印象付けているような気がしました。自分より弱い炭治郎たちを守ろうと全力で戦う煉獄さんの姿には胸を撃たれるものがあります。
鬼滅の刃 無限列車編を視聴した感動の総まとめ
とにかく最高の映画でした。これほど映画で泣いたことはないんじゃないかと思います。それぐらいいい映画でした。大きく分けると、戦闘シーン、感動の最後、主題歌、この3つかなと思います。主題歌もかなり良く、前作の紅蓮華よりも自分的には良かったと思います。この主題歌を聴いて映画を見ようと決めたくらいです。実際に映画館で聴いた時は鳥肌が立ちました。またこの曲は煉獄さんを想って作った曲なので、映画を見終わった後に聴く主題歌は格別に感動します。アニメに抵抗があったりする人でもかなり楽しめる作品だと思います。戦闘シーンがとても多くあるので、小さい子でも飽きずに見ることができますし、内容が感動するので、デートや友達と見に行くのにもおすすめしたい作品になっています。また、原作をまだ読んでいない人は、読まずに映画を見てから読んで欲しいです。ネタバレがあるよりかない方がこの映画を楽しめると思うからです。映画の入場特典でもらえる漫画は、映画を見る前に読むことをオススメします。煉獄さんの過去を知ることができ、より一層深くこの作品を見ることができるからです。最後に、この作品は必ずと言っていいほど、泣くと思うので、ハンカチや女性の方はメイク道具を忘れずにしてくださいね。
鬼滅の刃を好きになったのは、まだほんの二週間前でした。
テレビ放送でダイジェスト版を観て、「面白い」となり、テレビアニメを全てみて、漫画も見だして、ファンブックなども確認し、劇場版はどうしよう。。と最初躊躇していました。まぁ、年齢もそう若くはないので。。と思っていましたが、ここまで好きになって観ないのもどうかと思い、劇場を調べました。
「大人気!」とニュースにもなっている話題作なので、観られるかどうかもわかりませんでしたが、確認したら一番前の席が空いていたので、予約して劇場へ!
現地も、平日でしたがたくさんの人でした。年齢層は、結構自分と同じくらいの人も多く、一人で来ている人もほとんどでしたのでびっくりしました。
先にも書きましたが、今回の劇場版は「列車」なので、本当に劇場で観覧するのがおススメです!列車の迫力が迫ってきます!
アニメでの続きが本当に楽しみでしたので、続きの展開が見れた嬉しさと、これからの展開も本当に楽しみとなりました。
毀滅の刃は、「人間の欲望」や「感情」も、みんなが少しは味わっているところを出してくるので、うれしく思ったり悲しく感じたり、感情がダイレクトに伝わってくる面白さがあると思います。
劇場版は、それが大画面で目の前に広がるので、その感情処理や画面の確認をもっとしたい!と思わせてくれ、もう一度観に行きたい!と思いました。
とんでもない映画が出てきたな…!というのが最初の感想。とにかく、脚本・演出・映像・音響、そして声優陣の熱演に至るまで、全てが予想以上の出来栄えでした。私をはじめ、原作を読んでいる人は少なくないはず。顛末を知っている人が多い上、宣伝等で観客の期待値も相当高いはずなのに、こんなにも軽々と期待を上回る作品を作るとは。私はいい歳をした主婦ですが、子供なしでもう1回(なんなら3回目も4回目も)見に行こうと思ったアニメ映画は鬼滅が初めてです。それぐらい、何度も見たいと思わせる魅力がありました。
まず、開始早々圧倒的な映像美に息を呑みました。木々の濃い緑、木漏れ日、セミの鳴き声。この時点でもう、心をグッと鷲掴みにされました。とにかく、映像の美しさ・音響は圧倒的です。漆黒の闇を突き進む無限列車、炭治郎の夢の中に登場する雪山の静けさ。アニメの時点で分かっていたことですが、劇場の大スクリーンで見ることによってその美しさは何倍にも感じられました。
みどころであるバトルシーンの迫力については既に語りつくしましたが、それだけではここまで多くの人を劇場に動員することはできなかったでしょう。
やはり、人が人を思う気持ちという普遍的なテーマが根底にあるからこそ、これだけ幅広い年齢層の心を捉えるのだと思います。そこに、制作会社や声優といった作り手の本気が重なることでこれだけの作品になったのだと感じました。満員の劇場で、エンドロールが終わって劇場が明るくなるまで、誰も席を立たない体験も初めてでした。良い作品にめぐりあえて幸せです。
この話は漫画で読んでいたときからすごく好きだし感動していたものだったので、感動することはもちろんのこと涙も流すだろうと思っていましたが想像以上に泣いている自分がいました。やっぱり漫画ではしっかりわからない部分があったりしっかり動きがつくことによってそれが素晴らしいんだなと思いました。煉獄さんは最初想像以上に大きな声だったので驚きましたが、優しいし動きがやっぱり炭治郎たちとは違う早さだったので柱はさすがだなと思いました。無限列車でしっかりみんなの援護を受けながらトドメを差したのは伊之助と炭治郎なので、そこはすごいし成長したところだろうなと思いました。伊之助に関してはちょっとおバカだけど首の位置とかをすぐに勘付いていたので感動しました。無限列車のところもすごいなと思うし感動したのですがその後の猗窩座との戦いで一週間分くらいの涙を一気に流したなと言う感じです。煉獄さんが戦っているところから結末が分かってしまっているので泣いてしまったのですが、お母さんに笑いかける笑顔と逃げていく猗窩座に日輪刀を投げて差して卑怯だとか、煉獄さんの方が強いんだとか叫んでいる姿に一番心がうたれましたしまた何度でも見れる作品だなと思います。
狭い電車の中、2人の鬼との連戦とだけシンプルに考えると映画の2時間というボリュームに耐えられるのだろうか、と映画を観る前は心配になりましたが杞憂でした。シリアスなシーンが多い反面、電車内でのキャラクタ―たちの平和な時間や、漫画では細かく描かれなかかった伊之助や善逸の夢の中がとてもユーモアにあふれた描かれ方をしていて劇場内でも笑い声が聞こえました。緩急のしっかりした映画だったと感じました。映画冒頭からオリジナルの話が挿入されていますが、漫画の世界観を崩すことなくまた映画の最後を思わせるような内容で粋な演出だと感じました。アニメの続きとして観る人にとっても原作のこの部分のストーリーが好きでここだけを観ようとしている人にとってもおすすめの映画です。映画と漫画の内容に乖離もないので安心して観られる作品に仕上がっていると思います。また、映画の後半では劇場内でも鼻をすする音がいろんな方角から聞こえ、自分自身も涙が止まりませんでした。原作は読んでいましたが、その時点ではあまり煉獄さんに関心がありませんでした。ただ、この映画が進むにつれて煉獄さんが好きなキャラのひとりとして確立していくのを感じました。一つのお話としてキャラクタ―たちが視聴者を引き込み心に訴えた成果だと思います。誰かと一緒に観て時間を共有できるとより楽しめる映画ではないかなと思います。
鬼滅の刃 無限列車編(アニメ映画)のキャストと製作陣は?
鬼滅の刃 無限列車編(アニメ映画)の主題歌は?
鬼滅の刃 無限列車編(アニメ映画)の主題歌を歌うのはアニメ動画配信でもオープニングを担当しているLiSAさんで『炎』になります。
まさに劇場版の主人公ともいえる炎の呼吸の使い手である煉獄杏寿郎のための楽曲と言えるでしょう。
劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の動画配信はいつから?まとめ
鬼滅の刃 無限列車編の感動を後にして、上弦の鬼の強さに今後どうなっていくのだろうという不安の方が少々大きいというのが本音です。
劇場版の公開が終了した後には通常通りアニメ放送の2クール目が始まると思いますので、そちらを楽しみに待ちながらまずは1話~26話までの鬼滅の刃 無限列車編につながるアニメを堪能して、この壮大なる劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』を楽しみましょう!