ジュラシック・ワールド2/炎の王国（映画） 無料フル動画配信情報！

映画『ジュラシック・ワールド2/炎の王国（フォールン・キングダム）』は2018年公開のアメリカ映画で『ジュラシック・ワールド』の続編です。

『ジュラシック・パーク』のシリーズでは5作目にあたります。
『ジュラシック・ワールド』のオーウェンとクレアが主人公で、イスラ・ヌブラル島の火山噴火で絶滅の危機に瀕している恐竜達を救うために立ち上がります。

シリーズ1作目から出演しているイアン・マルコム博士がこの作品にも出演していることで、シリーズ全体の時間軸を感じることができます。
まるで本当に恐竜がいる島があって、人間が作り出した恐竜を救うべきか、火山の噴火という自然現象に存続を委ねるべきか考えさせられます。

溶岩が迫るイスラ・ヌブラル島で逃げ遅れた恐竜の悲痛な叫び声や生きたまま溶岩流に焼かれて倒れるシーンは、人間の身勝手さに腹が立ち、クレア同様涙が出ました。

この映画の中でとても良いのがオーウェンの育てたラプトルのブルーです。
人間に育てられ、オーウェンに調教されているブルーはオーウェンと特別な絆で結ばれており、ひどい目に遭ってもブルーがオーウェンを助けるシーンは胸が熱くなります。

もう一人のキーパーソンはベンジャミン・ロックウッドの孫のメイジーの存在です。
彼女が本当は何者なのかというのがこの映画の肝です。

メイジーが恐竜達の存続に直接の影響を与えます。
ここから先はさすがに言えません。
映画を見てください。

〈見所〉
前作の事件でジュラシックワールドの施設は崩壊となりました。しかし、イスラ・ヌブラル島では恐竜達は生息をして徘徊してる状況でした。そんな中、島北部のシボ山で火山噴火が起き、島の恐竜達は存亡の危機にさらされます。恐竜たちの保護のため島に向かうことになった前作の主人公とヒロインのオーウェンとクレアですが、実は、恐竜達を兵器にしようと企む組織に利用されていたことを知ります。そんな中、組織が乗り込んできた船には沢山の恐竜たちがさらわれる中、島は噴火と共に崩壊寸前です。オーウェン達は敵の船になんとか逃げて、これから恐竜達を助ける作成を考えていました。

〈感想〉
前作のキャストが顔なじみで、安心して鑑賞できました。息をのむシーンは、島で毒に侵されたオーウェンが体が動かなくなってしまう中、彼に噴火した溶岩が迫って来るところや、後半に登場する組織の館にインドラプトル が女の子に襲いかかるなどは、心臓がバクバクするほどスリルがあり、楽しめます。

〈ネタバレ〉
恐竜兵器のインドラプトル を作った張本人は、恐竜の保護をクレアに依頼した、ロックウッド財団のベンジャミン・ロックウッドで、主人公達をだまします。彼の娘が後半に登場する屋敷で、インドラプトルに襲われ助けます。最後にロックウッドは死にます。

前作に引き続き、今回も新種の凶暴な恐竜に出会えて最高にワクワクします。
前作で、一緒にいることを選択したはずのクレアとオーウェンは、今作の冒頭ではなんと別れています。車の運転をどっちがするかというようなくだらないことで揉めて別れたようで、久しぶりの再会後も2人はツンケンしています。

映画の舞台は、前作の事件から3年後、かつてジュラシックパークがあった島にそのまま放し飼い状態で暮らしている恐竜たちを、島の火山噴火から救うために、ある事業家の申し出により、移住させるというプロジェクトが立ち上がります。

かつて心を通わせたヴェロキラプトルのブルーと再会するも、事業家側の裏切りにより、早速ピンチを迎えるオーウェン。しかし、人間離れした動きで事なきを得るオーウェンがめちゃくちゃかっこよくて、ここでもうハートを射抜かれます。なんとか脱出した様が噴火により山火事で燃えて崩れていく中、取り残された恐竜たちの最後の姿を見て、クレアとオーウェンと同様に胸が締め付けられました。

慈善事業として恐竜を保護する筈だった事業家は、実は恐竜達を生物兵器としてオークションで売りお金を儲けることを計画していました。そんな企みを知った2人は恐竜を救うべく、何度も命の危険をかわしながらオークション会場に乱入します。前作の怪物インドミナスレックスのDNAから生まれた今回の新しい怪物、インドラプトルがオリから出る事態になり、次々と人間を襲い、映画の最後には、世の中に恐竜たちが解き放たれてしまいます。