ロスト・ワールド／ジュラシック・パーク2（映画） 無料フル動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

1993年公開の映画「ジュラシック・パーク」の続編です。ジュラシック・パーク事件に巻き込まれ、嘘つき呼ばわりされているマルコム博士が、ハモンドに、実はもう一つ恐竜島を持っていてそっちの様子を探ってほしいと頼まれ、先導部隊としていっていた恋人のサラ、そしてなぜかついてきた娘、その他仲間たちと恐竜島で騒動に巻き込まれる話です。

今回の見どころは、島での恐竜との戦い、町に連れてこられた恐竜との戦いの2種類のパニックが味わえることです。また、ティラノザウルスは今回家族で登場していて、2頭で1人の人間を襲ったり、そのスケールもパワーアップしています。

出てくる恐竜もすごく小さくて、大人数で人を襲う恐竜など新しい恐竜も出てきて面白かったですし、ティラノザウルスが、住宅街のプールの水を飲んでいるという姿もシュールでよかったです。

１にも出ていて、今回は主役のマルコム博士ですが、１のときはいやみなおじさんという感じでしたが、今回は前よりも嫌味っぽさがなくなり、なんかヒーロー然としていました。

そんなに強くもないヒーローですが、恐竜のことを甘く考えていた李、見世物にしようとするハモンド一族の面々とは違い、常識的で、強いものに敬意を払っている感じがすてきでした。

１９９７年に公開されたジュラシックパークシリーズ第２作目で、前作から４年、閉鎖され放置されたかつての研究施設があった島では既に恐竜たちが繁殖を続けていた中、恐竜を利用しようとするハンターの思惑が絡み、やがてティラノサウルスが街にまでパニックを引き起こす事態になっていくあらすじで、続編のお約束と言うべき、前作以上に倍増された恐竜の種類やアクション性、更に恐竜の餌食になるショッキングな描写など前作以上のスケールで描かれます。

後の「ワールド」シリーズでより顕著に描かれる恐竜を利用して私腹を肥やそうとする人間は本作から早速登場し、本シリーズの「自然を舐める人間への警鐘」というテーマにもマッチし（そして恐竜に食い殺されても逆に観客の留飲を下げることにも繋がる笑）以降重宝されていく要素になった印象です。

ストーリー的には恐竜の種類が倍増したとはいえ、全体的に前作からの抜き焼きに思えるシーンが多く、さほど新鮮味に欠ける感は否めませんが印象的なのはやはりクライマックスでティラノが街に放たれて暴れまわるシーンですが、どちらかと言えばゴジラ映画みたいな勢いになって多少やりすぎに思えたかも？

メッセージ性もやや薄れ、前作に比べて評価が今一つというのは続編では常に付きまとう問題ですが、個人的には女の子が小型恐竜に殺される下りがトラウマになっていて、恐怖シーンの出来も悪くないっと思えました。

映画『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』は1997年に公開されたアメリカの映画で、『ジュラシック・パーク』の続編になります。
この映画の主人公はイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)です。
『ジュラシック・パーク』では「生物は生き残る道を探す」とカオス理論を唱える、ちょっと軽薄でナンパな博士という印象でした。
しかし『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』ではかなり印象が変わっています。
常識的で娘にメロメロな父親の顔です。
恋人で古生物学者のサラ・ハーディン(ジュリアン・ムーア)があろうことか、かつてジュラシック・パークがあったイスラ・ヌブラル島に先発隊で行ってしまっており、彼女を助けるためにイアンも危険を承知でヌブラル島へ向かいます。
しかしその危険な島へ娘のケリーまで紛れ込んで来ていたという、イアンにとっては最悪のシナリオですが、見ている私達にとってはワクワクが止まらない物語の導入部分です。
この映画の中で私が好きなシーンはイアンとサラとケリーがラプトルの群れから逃げるために協力しているシーンです。
ケリーは体操をしていて、イアンを守るために鉄棒の大車輪をしてラプトルを蹴り飛ばすと、イアンが「それでもレギュラーになれないの？」と言うのですが、緊迫したシーンなのに少し笑えて心が温かくなります。
見どころはやっぱりサンディエゴに恐竜の乗った船が着いて、サンディエゴでティラノサウルスが暴れ回るところです。
「来るんじゃなかった」と言うイアンのセリフでどうなるか想像がつくかもしれませんが、実際にその目で確かめられることをおすすめします。