イチケイのカラスの感想・口コミ
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イチケイのカラスは、2021年にフジテレビ月9ドラマ枠で放送された、浅見理都による同名漫画を原作にドラマ実写化した作品です。
クセの強い登場人物だらけという点はそのままですが、原作とは主人公が異なるなどドラマならではの設定にも注目です。
イチケイのカラスのドラマ情報・出演者情報についても解説しています。ぜひこの記事をご覧になってください。
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『イチケイのカラス』(ドラマ)期待・感想・レビュー・評判・口コミについて
『イチケイのカラス』全体評価
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イチケイのカラス(ドラマ)の作品情報とあらすじ
タイトル | イチケイのカラス |
テレビ局 | フジテレビ |
放送日 | 2021年4月5日~ |
放送時間 | 月曜 21:00~ |
キャスト | 竹野内豊/黒木華/新田真剣佑/ほか |
原作 | 浅見理都『イチケイのカラス』 |
公式サイト | https://www.fujitv.co.jp/ichikei/ |
公式SNS | |
主題歌 | YOUTUBE |
さらに詳細 | Wikipedia |
1話あらすじ『型破りの裁判官VS堅物エリート裁判官!バディ誕生』
入間みちお(竹野内豊)は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>の刑事裁判官。元弁護士という異色の経歴を持つみちおは、ヒゲを生やし、服装はカジュアル、とぼけた発言もしばしばという、お堅い裁判官のイメージとはほど遠いゆるい空気をまとった男だが、先入観に一切とらわれない自由な観察眼と、徹底的に調べ上げる探究心を持ち、弁護士団や検察官の双方から恐れられているクセ者だ。
そんなみちおを見守っているのは、イチケイの部長で、有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判において30件あまりの無罪判決に関わっている伝説の裁判官・駒沢義男(小日向文世)と、元傍聴マニアで、みちおのファンを公言している裁判所書記官の石倉文太(新田真剣佑)。また、お人よしの主任書記官・川添博司(中村梅雀)、3つ子の母でもある姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪(桜井ユキ)、物おじしない新人の裁判所事務官・一ノ瀬糸子(水谷果穂)も、しばしばみちおに振り回されつつ、イチケイを支えているメンバーだ。
そのイチケイに、若くして特例判事補になったエリート・坂間千鶴(黒木華)が赴任することになった。東大法学部出身の坂間は、冗談が全く通じない堅物タイプで、裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されている、と強烈に自負している。坂間がイチケイに異動してきた目的は、事件の処理件数が信じられないほど少なく、会社なら倒産レベルの“赤字”状態であるイチケイを立て直すためだった。
駒沢は、さっそく坂間にみちおと組むよう指示する。みちおを裁判長に、坂間と駒沢の3人で審議する合議制で取り組むことになった起訴案件は、大学生の長岡誠(萩原利久)が、代議士の江波和義(勝村政信)に全治1ヵ月のケガを負わせた傷害事件だった。実は誠は、江波の秘書だった洋一郎の息子。洋一郎は、2ヵ月前、不正献金疑惑で東京地検特捜部がマークし始めた矢先に、電車に飛び込んで自殺を図っていた。
検察側から、みちおのお目付け役として東京地検第3支部に異動してきた井出伊織(山崎育三郎)と、上司の主任検事・城島怜治(升毅)が出廷した第1回公判。誠は江波の方から先に殴ってきたと証言し、父は自殺ではないと主張した。するとみちおは、傷害事件のもとになった洋一郎の死の真相を確かめる必要があるとして、捜査権を発動し現場検証を行うと言い出して坂間や井出たちを驚かせる。
出典:フジテレビ『イチケイのカラス』公式
2話あらすじ『幼きわが子を虐待!SNSで人気の母親に下す判決!』
みちお(竹野内豊)たち地裁チームと、甲子園出場経験もある井出(山崎育三郎)を擁する地検チームによる、恒例の草野球試合が行われた。坂間(黒木華)は、2打席連続ランニングホームランの井出を迎えた投手のみちおに対し、敬遠すべきだと主張する。しかし、みちおは、0.1%でも可能性があるなら勝負がしたいと言い出し……。
その夜、坂間は、最高裁判所判事で、司法研修所時代の上席教官でもある日高(草刈民代)から呼び出され、あるパーティーに出席する。そこで坂間は、最高裁事務総局の事務総長・香田健一郎を紹介される。健一郎は、坂間が東京地裁第3支部の立て直しを任されていることを承知しており、人事局でもみちおの存在が問題視されつつあることを彼女に告げる。それを受けて日高は、みちおの問題行動に対して処分が必要だと判断した場合は人事局にあげてほしい、と坂間に指示する。
そんな折、イチケイの部長・駒沢(小日向文世)は、合議制で扱いたい案件があるとみちおたちに告げる。それは、1審で有罪判決が下された、人気料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)による幼児虐待事件だった。瑤子は、当時1歳半の長女が泣き止まないことに苛立ち、激しく揺さぶるなどしてケガを負わせたことにより、傷害罪で2年6ヵ月の有罪判決を受けていた。だが瑤子は判決を不服として控訴。それを受けて高裁は、審理内容を精査し、地裁に差し戻したのだ。しかし、実はこの案件、第1審の裁判長を健一郎の息子・隆久が務めた“取り扱い要注意”案件で……。
出典:フジテレビ『イチケイのカラス』公式
3話あらすじ『伝説の裁判官が暴走凶悪犯の愛』
「どうしたらなれるか、アインシュタインに」。ある日みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)たちイチケイメンバーにそう質問する。ヒントは、裁判官にも大事なことだとみちおは言うが……。
そのとき、起訴状を読んでいた部長の駒沢(小日向文世)は、合議制で扱いたい案件がある、とみちおたちに告げる。案件は重過失致死及び死体損壊の事件で、被告人はガラス工房で働く藤代省吾(岡田義徳)、被害者は市役所職員の野上哲司(成松修)だった。その教室には野上の14歳になる娘・碧(渡邉心結)が通っていたが、迎えに来た碧の母で、笹原警察署の警察官でもある奈緒(佐津川愛美)に一方的に好意を抱いた藤代は、「野上哲司は浮気している」「夫と別れなければ罰を与える」等の監視や人格非難にあたる内容の手紙を差し出し人不明で送りつけていた。それが藤代の仕業だと気づいた野上は、事件当夜、藤代と工房で会い、口論からつかみ合いになったという。藤代は工房にあった自転車に乗って逃げようとして野上と衝突。そのまま後ろに倒れた野上は、後頭部を強く打ち命を落としたらしい。犯行の露見を恐れた藤代は、野上の遺体を焼却炉で燃やしていた。
みちおが裁判長を務めた第1回公判、入廷してきた駒沢の姿を見た藤代は驚く。実は駒沢は、18年前に裁判長として藤代を裁いたことがあり……。
出典:フジテレビ『イチケイのカラス』公式
4話あらすじ『17歳の少年が5千万円を強奪』
みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)を訪ねて裁判官官舎にやってきた彼女の妹・絵真(馬場ふみか)と出会う。絵真から、姉はどんな裁判官なのかと尋ねられたみちおは、裁判を傍聴してみてはどうかと言い出す。
その後絵真は、みちおと一緒に、坂間が裁判官を務めたいくつかの公判を傍聴することに。そんな中、イチケイの部長・駒沢義男(小日向文世)は、家庭裁判所から逆送されてきたある少年事件を合議制で扱いたい、とみちおたちに告げる。被告人は17歳の望月博人(田中偉登)。半年前に高校を中退した博人は、レジャー施設でアルバイトスタッフとして働いていたが、あるとき売上金5000万円を盗んで逃亡。警察に逮捕されそうになった際には、繁華街のビルの非常階段から盗んだ現金をばらまいていた。みちおは裁判長は坂間がいいのではないかと提案し、坂間も決意を表明する。
そして始まった第1回公判。博人は完全黙秘を貫き……。
出典:フジテレビ『イチケイのカラス』公式
5話あらすじ『』
みちお(竹野内豊)たちの元へ、あるバレエ団で起きた傷害事件の起訴状が届く。被告人は、バレエ団代表で振付師の槇原楓(黒沢あすか)。被害者はそのバレエ団の元トレーナーの矢口雅也(松木研也)だった。2人は口論からつかみ合いになり、槇原は矢口を突き飛ばした。頭を強く打った矢口は一命を取り止めたものの、現在も意識不明の重体だった。その起訴状を見た石倉(新田真剣佑)は驚きを隠せなかった。このバレエ団には、海外からも注目されているバレリーナ・馬場恭子(生田絵梨花)が在籍していた。実は恭子は、石倉の中学・高校時代の同級生で、初恋の相手でもあった。
坂間(黒木華)が裁判長を務めた第1回公判。傍聴席には恭子だけでなく、何故か別の事件の公判を終えたばかりのみちおの姿もあった。冒頭陳述で、検察官の井出(山崎育三郎)は、トレーナーとしてバレエ団に在籍していた矢口が複数のダンサーに対してセクハラを行い、槇原に解雇されたことで一方的に恨みを抱いていたことなどを説明する。すると、『みちおを見守る会』の傍聴マニアから画用紙を借りたみちおが、「さっき、食い逃げの公判をやったんだよ。食い逃げとバレエ団、ふたつの裁判、ひとつにくっつけたいんだよ」と書いた紙を坂間に見せる。別々の事件であっても犯人が共通していたりする場合にまとめて審理する「併合審理」をしたいというのだ。坂間は、そんなみちおを退廷させるが……。
出典:フジテレビ『イチケイのカラス』公式
ネタバレ・感想・考察 ➡
竹野内豊が演じる入間みちおと黒木華が演じる坂間千鶴とのやりとりというのが見ごたえがあり好きなシーンでした。
マイペースで事件を掘り起こすみちおに対して不快感を真っ直ぐ言葉に出す千鶴との対決が面白かったです。
学級委員長に注意されるがあまり気にしていない男の子のような感じな千鶴とみちおの関係は個人的には物凄く気に入ったコンビでした。
そして黒木華の演技力の高さというのもこれほどまでに凄いのかと驚かされました。
このドラマではみちおが原告、被告の話を聞くだけでは判断せずあらゆる可能性を追い求めていくというのが見どころなんだなと理解しました。
自分の足で現場検証を行い真実を追求していくみちおの姿というのが今後も必見だなと感じました。
裁判官は冷静沈着で自分の感情を表に出さないイメージがありますが入間を演じている竹野内豊さんの裁判官ぶりが異質でとても新鮮な感じを受けます。
しかし周りのメンバーもそれを容認しています。
それが今回は部長の駒沢が主導して暴走し始めたのです。
このような裁判を良しと思っていない千鶴の怒り心頭な姿が少し滑稽に感じます。事件は人殺しをした藤代が誰かを庇って行ったことだとすぐに予測がつきました。
しかし奈緒を守ったのではなくその娘のみどりの犯行を隠そうとして遺体を損壊したという展開にはとても驚きました。裁判官が自ら捜査し新たな真実や証拠が出てくるのはとてもスカッと爽快な気分にされてくれます。
頑なな千鶴がイチケイのやり方に慣れて自分もしっかり捜査して判断する裁判官になるように軌道修正されて行く姿を見て行きたいです。
元々弁護士だった入間(竹野内豊)に裁判官になるよう薦めた駒沢(小日向文世)がかつて裁判長をして減刑の判決を降した男が再び容疑者として法廷に現れます。
彼の更生への思いを信じて減刑を求刑した駒沢は、自分の降した判決を審議するために事件の再捜査を行います。
いつもは入間が発動する職権を駒沢まで発動するところに驚きです。
そもそも再捜査をよく思っていない坂間(黒木華)は、近くにいた掃除のおばちゃんに、あなたが掃除した所をもう一度掃除するように言われたらどう思うかと尋ね、その答えを自ら捲し立てるように話します。眉間に力を入れ、早口で話すその姿が、大変面白い。
しかも入間にあっさりと、それを分かっていながらも再捜査したい何かがあると穏やかに返され、言い返せなくなる所も気持ちがいいです。
そして事件は予想通りの結末を迎えます。事件自体に大きなひねりはありませんが、意外性よりもゆったりした入間とギチギチした坂間のやり取りがこのドラマに明るさを与えています。
第4話は坂間(黒木華)さんが主人公になっていたと思います。
今回取り上げられていたのは少年が企業からお金を盗むという少年事件、坂間は少年事件は担当したことがなかったが、入間(竹ノ内豊)が坂間さんがいいと思います、と言い、努力で突破してきたからと裁判長を引き受けます。
被告人は17歳の少年で逮捕された直後から黙秘している完全黙秘で、裁判が始まっても変わらなかった。
そこで場を和ませようとした入間裁判官。最後被告人は笑みをこぼします。
公判直後、怒っていた坂間は入間に対し、今何を考えているか答えてくださいと食ってかかるが、裁判長として被告人に対する「なぜ?」を知りたくないかと言われ、性根が育っていた養護施設を訪問する。
そこで被告人と兄弟みたいな関係にあった二人、ピアノが上手な吉沢未希さん、それを見守る滝本陸さんと出会います。
なぜ高校を中退したのか、吉澤さんは1年前東京ドリームランドのジェットコースターの故障で事故に巻き込まれ、左手を負傷しピアニストになる夢をあきらめなければならなかった。
その事故は無罪と言われていたが被告人はその結果に納得していなかったのです。
第2回公判でこのまま判決を下せるかという入間に聞かれ、決められない坂間。入間のみならず、駒沢裁判官(小日向文世)検察も完全黙秘の理由が気になると裁判所主導での操作が必要と言われ、みちおが言っている「職権発動!」を宣言。
結果、被告人と滝本陸の共犯で5000万円のうち半分を抜き取り、半分をばらまき、全貌が分からなくすることが目的でした。
判決を言い渡す日「やっぱり法律なんてくそ!」という被告人に対し「いつか被告人や兄弟が前を向いて生きていけること、つらい経験があったからこそ今があると思える日が来ることを心から願う」という坂間の言葉は胸を熱くさせるものがあったと思います。
まったく違う二人だからこそできる入間と坂間のコンビ。次回はバレリーナが出てくるようで、並行審理という言葉が出てきて難しいし、波乱が起きそうであるが入間と坂間の凸凹コンビや恋愛の展開なども楽しみに見ていきたいです。
イチケイのカラス(ドラマ)のキャスト・脚本・監督
イチケイのカラス(ドラマ)に出演されていたキャスト・脚本・監督をご紹介していきます。
- 竹野内豊/入間みちお 役
- 黒木華/坂間千鶴 役
- 新田真剣佑/石倉文太 役
- 山崎育三郎/井出伊織 役
- 桜井ユキ/浜谷澪 役
- 水谷果穂/一ノ瀬糸子 役
- 升毅/城島怜治 役
- 中村梅雀/川添博司 役
- 草刈民代/日高亜紀 役
- 小日向文世/駒沢義男 役
イチケイのカラス(ドラマ)見逃し無料動画配信情報とみんなの口コミ・感想まとめ
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