邦画の作品数は膨大にありますので、ジャンルごとに分けてまとめています。
こちらでは邦画の青春・ヒューマンドラマ作品に特化して無料視聴できる動画配信情報を公開しています。
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3月のライオン<前編・後編>
男たちの大和/YAMATO
映画(邦画)『男たちの大和/YAMATO』の素晴らしさは、実際に戦艦ヤマトでどのように戦っていたのかが映像で見ることが出来ることです。
当時はコンピューターも発達していない時代なので、あの巨大な戦艦でも実際に機銃や大砲を操作するのは兵士たちの力なんだなと、改めて思いました。
戦う兵士たちが何を思って戦っていたのかなど、そういう葛藤も描かれていたのも他の戦争映画とは違うなと思いました。
友が死に、ヤマトでは上官に助けられて生き残った少年が罪悪感を持ちながらも生き続けて彼を助けた上官が養子を取って立派に育てあげていることを知ったときの仲代達矢さんのハッとした表情が素晴らしいです。
中村獅童さん演じる上官が力強く生きていた様は何があっても前向きに行こうと思える内容です。
硫黄島からの手紙
桜田門外ノ変
空母いぶき
漫画が原作ですが実写も面白かったですね??キャストも豪華だったし、内容も濃かったです。
敵国こそ架空ですが、他は自衛隊の在り方と言うか、考え方がとてもリアルに見えました。
日本は戦争をしないけど、侵略されたら武力行使も已む無しみたいな葛藤が凄かったですね。
今の日本では誰も体験した事が無い事ですからね。
実際には、ミサイルを撃たれて、撃ち落とした事も無いし、戦闘機を撃墜なんて有り得ないですからね。
でも、そおゆう戦力を持っているのは現実で、それをどおに使って自国を守るのか、深い問題ですよね。
自衛隊モノってどうしても硬派で男臭くて最前線で戦うって話の筋が多いと思うんですが、これはアメリカとかでよくやってるような作品の日本版といった感じで、現実にこれからありえなくもないという設定の下に映像化されているような気がします。
特に近年近隣国の情勢が危うげなものであることに変わりないわけですし、個人的にはそうならないフィクションのままでいて欲しいと思いつつ、平和の下でエンタメとして見れている状況に感謝しながら見るもの悪くないんじゃないでしょうか。
万引き家族
アウトサイダーの日常生活という雰囲気を巧みに表現しており、引き込まれてしまいそうな雰囲気が出ております。
登場人物の葛藤や心の動きも、優秀な役者によって表現されており、視聴後はなんとも言えない物悲しさが心に残ります。
是非見て頂きたい映画のひとつです。
血がつながっていても家族と呼べない家族、たとえ犯罪行為を犯していても幸せ一杯の家族、何をもって家族というのか考えさせれる作品です。
リリー・フランキーさんと安藤サクラさん、樹木希林さんの演技が秀逸で暗くなりがちなテーマなのにどこかほっこりしました。
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
この映画を見て、家族って素敵だなと改めて思ったし、自分のそばにいてくれている人たちにいつも感謝して、それを当たり前だと思わずに生きていこうと決意させてくれました。
平成生まれですが、昭和感の漂う映画の雰囲気も好きです。
リリーフランキー原作の、実話に基づいたストーリーです。
オダギリジョーさんが、原作者のリリーフランキーをモデルとした主人公のボクを演じています。
青春のほろ苦さや、家族の温かさなど、誰もがストーリーのどこかに共感してしまう感動作です。
ALWAYS 三丁目の夕日
昭和の古き良き時代を思い起こさせてくれる、まさに「ザ・ノスタルジック」とでも言えそうな、心温まる作品です。
出演者も秀逸。昭和を象徴する頑固おやじに、堤真一、彼を支える献身的な妻に薬師丸ひろ子が演じています。
まだ初々しさをにじませる堀北真希が、将来の大物ぶりを予感させる輝きを放っています。
売れない小説家の茶川が引き取り手のいない淳之介を引き取り一緒に暮らしていくうちに、少しづつ家族になっていく姿が心に沁みました。
また今まで辛い思いを沢山してきたにも関わらず、とても純粋で無垢な淳之介を見ているとこれから沢山幸せになってほしいと願わざるを得ませんでした。
ALWAYS 続・三丁目の夕日
2005年の作品を見てから待ち望んでいた続編でした。
続編も感動しっぱなしで、涙が自然に出てくるような温かなストーリーでした。
茶川が淳之介との生活で見せる葛藤が素晴らしかったです。二人の演技力が抜群で、心にぐっとくるところが、見所でもある作品です。
ALWAYS・三丁目の夕日の続編になりますが、今回も昭和ノスタルジックな世界観が存分に盛り込まれており、あの頃に子供時代を過ごした人は面白懐かしく観れると思います。
今回は、主人公ろくちゃんの結婚など、胸キュン要素も入ってくるのど、前作より感動物語性が強くなっていますので、その辺りも楽しめます。
ALWAYS 三丁目の夕日’64
東京オリンピックが開催される少し前のお話しです。
高度経済成長が著しく、みんなが出世とお金を追求する時代に六子が出会う医師の菊池は無料診療をする道を志します。
人々の喜ぶ姿が見たいとの事ですが、私は凄いなと思いました。
シリーズ3作目になり子供たちもすっかり成長し、街並みも少しづつ現代に近づいていて皆んなこれからの期待を胸に生きていて見ていてワクワクしました。
それと同時にどこか時代の変化に寂しさのようなものを感じました。
それぞれが成長しそれぞれの道は進もうとする姿に心打たれる作品でした。
響 HIBIKI
映画「響 HIBIKI」の注目ポイントは、映画初出演で初主演である平手友梨奈さんの演技力です。
彼女のためにあてがきされたのではないかと思うほど、響の役が彼女にマッチしていて、見ているだけで感情移入をしてしまった作品です。
平手友梨奈さんを主演に抜擢した理由が観ていて伝わってきて良かったです。
正直なところ観るまでは「アイドルだからそこまで期待しなくてもいいかな」なんて思っていたのでいい意味で予想を裏切られました。
これはアイドルではなく女優だなと思い知らされました。
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の注目ポイントは、作品の映像美です。
田舎の、のどかな田園風景を列車が通り過ぎるシーンは、どこか懐かしい感じがしてしまうような温かいシーンなのでとてもおすすめです。
主演夫婦の関係が理想的です。故郷で、子供の頃の夢だった地方鉄道の運転士になった夫と夫の事情を理解したうえで、離れた東京でアロマの教室を続けていく妻の姿がとても羨ましかったです。
お互いの立場を尊重しているところが良かったです。演じた中井貴一さんと高島礼子さんも本当に素敵でした。
ROOKIES ルーキーズ -卒業-
それぞれの登場人物に辛い過去や抱えてる悩みがあるからこそ、川藤幸一(佐藤隆太)の言葉が響きます。
熱く、心は真っ直ぐにそしてひたむきに野球への情熱を燃やす姿には、とても感動します。
落ち込んでいる方、なにか考えている方、もやもやしている方、是非「ROOKIES ルーキーズ -卒業-」を見て心を入れ替えてみてはいかがでしょうか。
川藤先生がニコ学に戻ってきて、また野球部に関わっていくのが自然でした。
不良だった子たちが野球部の活動をして甲子園を目指しているのでしたが、野球の才能あふれる転校生に衝突しながら最後はいいチームななっていくところが、成長したんだなぁと思ったストーリーでした。
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
この作品は、障がいのある鹿野役の大泉洋が主人公で、前向きに生きている姿やまわりのボランティアの田中役の三浦春馬たちが、成長していくストーリーです。
毎日、自宅で介護を受けている鹿野が夜中にバナナをボランティアに買いに行かせてワガママぶりを発揮しますが、英語の試験を受ける準備をしていたり、健常者の美咲に告白したりして常に前向きの姿が素晴らしいです。
美咲は教師になる夢、田中は医者になる事を諦めていた2人が、最後は鹿野の影響を受けて見事に夢が叶ってゴールインします。
鹿野の存在がなければ頑張れなかったと思います。
きっと天国の鹿野も喜んでいるでしょう。
なかなか障がいのある方の事が分かりにくかったのですが、この作品を通して見る事ができて共生ということを改めて考えました。
良い作品ですので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
大泉洋さん演じる鹿野のワガママっぷりが魅力的でした。
鹿野ワガママっぷりに笑ったりちょっとイラっともしながら、「あの人のワガママは命懸けなんだよ」と言う三浦春馬さん演じる田中の言葉と、鹿野が最後に見せたお母さんへの思いには涙がでました。
それでもボクはやってない
これは怖いです。
何が怖いっていつどこでどういう形で自分たちにも降りかかってくるかわからない災難だからです。
つまり冤罪ですね。
この作品の主人公は友達や親、彼女さんに恵まれてこれからも冤罪と戦う気持ちができますが、普通の人たちならまず無理でしょう。心がへし折られます。
見ていて結構辛くなる作品でした。
痴漢冤罪に巻き込まれてしまった男の話でありしかしこの話は人ごとではなく通勤途中に我々がもし巻き込まれるかもしれないと言う誰でもなる可能性がある危険性がある話になっていてテーマ性がとてもあり見るべき映画です。
リトル・フォレスト
五十嵐大介による日本の漫画作品、本作を原作とした映画が複数製作されていていくつか見てみると良いです。
2002年12月から2005年7月にかけて講談社の『月刊アフタヌーン』にて連載され、小さな集落で暮らす恵まれているとは決していえない女性が懸命に生きる姿を見れます。
田舎に暮らしている人は自身を恥ている人がいますがそんなことはないと思わせてくれます。
自給自足の姿を送っている女性が主人公の話であり、底辺でまずしい生活を送っている人たちは世の中にたくさんいるのではないかと思いますが、そういう人たちにも夢があり毎日懸命に生きているんだと思うことができる映画です。
ちはやふる 上の句
百人一首なんてかったるいものだし覚えるのが大変だとしか思っていなかった私がすごく興味が湧いて覚えようとしたきっかけを作ってくれた作品です。
あまり他にない部活動の話なので他にはない青春が詰まっている映画です。
競技かるたがこんなにも激しいものだと思ってなくてめちゃくちゃ驚いてしまいました。
文化部だと侮っていたらとんでもない、完全にバリバリの運動部でした。
そして、千早を始め水沢高校かるた部のメンバーのかるたにかける思いの強さに胸が熱くなりました。
ちはやふる-下の句-
ちはやふる 結び
千早、太一、新の3人のかるたに対する思いがそれぞれ感じられて良かったです。
その一方で、千早を恋愛対象として見ている太一の様子を観ているとこそばゆい思いがしました。
チームとして、女の子として、どちらも大事だからこそ迷うものがあるのだと知りました。
そして、千早がかるたを好きな気持ちを誰よりも知っているからこそ邪魔できないと感じ、見守っている太一の優しさが胸にしみます。
広瀬すずさん主演の映画でもはやこの人は今飛ぶ鳥を落とす勢いでいろいろなドラマや映画に出演していますが、この人が一番最初に有名になった映画と言えるもので作品の内容を見ていくと凄く素敵な内容の映画でカルタという古い題材を使って最近の良い物語にしていると言う感じでよかったです。
お姉さんの広瀬アリスさんと共にこれからも応援できる人物です。
永遠の0
映画(邦画)『永遠の0』の特攻隊員役のV6の岡田准一さんがとにかくカッコよすぎます。
あれほど軍服姿が似合う俳優さんは他にいないと見ていて思いました。
特攻隊員という難しい役を見事に演じ切った岡田さんの演技力も素晴らしかったです。
V6の岡田准一さん主演ですが、アイドルの要素は全くと言っていいほど感じないので、ストーリーに集中することが出来ます。
戦争の愚かさや家族との絆、そして平和がいかに幸せなのかを改めて感じさせてくれる作品です。
アルキメデスの大戦
流体金属のような俳優、菅田将暉は本当に天才や狂気がよく似合う。
主人公の数学者は実測と計算を駆使し、異形の戦艦大和に肉薄します。
その結果明らかになったのは「敗戦」という解でした。
戦争の愚かさを知りながら突き進む技術者。
それを夕陽とともに眺めるやるせなさが、なんとも苦い作品です。
菅田将暉の主人公はもちろん、若手から大御所までの俳優陣の素晴らしさで観るも圧倒、時間があっという間に経ってしまった映画です。
戦艦大和の建造巡る様々な計略を暴くシーンは痛快ですが、それを乗り越えても怒りや悲しみの感情の中造らざる得ない戦艦大和想いこそ見どころです。
フラガール
時代背景と共に、考えさせられる部分もありますが、勇気ももらえますね。
フラなんてハレンチ!というご時世に頑張る女性たちは応援したくなりますし、蒼井優ちゃんも去ることながら、しずちゃんが出ているところがポイントだと思います!
映画(邦画)『フラガール』で南海キャンディーズのしずちゃんが意外な役で出ていたのが面白かったです。
特に主演の蒼井優さんとは、この映画で友達になったのだと思うので、そう考えると山ちゃんと蒼井優さんが結婚するという展開は、この映画から来ているのかなと思ってしまいます。
ストーリーも実際にあったものを土台にしているということで、人の絆の深さと強さ、気持ちの強さを感じられた素晴らしい映画だと思いました。
海街diary
淡々とした映画ですが、綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさんという、日本を代表する女優さんが映像で揃っているだけで美しく見入ってしまいます。
特に長澤まさみさんはふとした仕草が艶っぽく綺麗でした。
町並みキレイでがどこか懐かしを感じる風景も良かったです。
複雑な関係のすずと、姉妹がいっしょに暮らすことになり、それぞれの個性が現れていました。
大きな何かが起こるわけではないけど、日常をうまく描かれていた映画です。
宇宙兄弟
モーニングで連載中の「宇宙兄弟」、主人公の南波兄弟の兄ムッタを小栗旬さん、弟のヒビトを岡田 将生さんが演じています。
漫画の10巻くらいが映画の中で描かれており、先に宇宙に飛び立ったヒビトを、追いかける形で兄のムッタが宇宙飛行士の試験を受けるお話です。
小栗旬が好きな奥さんに誘われ何気に観に行った「宇宙兄弟」。
子供の頃、夜空を見上げ月を眺め、星を眺め、どれだけ遠いんだろう、誰かいるんだろうか、行ってみたいなど、想いを巡らせていた当時の気持ちを思い出し、映画を観ながらこの兄弟と一緒に宇宙を目指している自分がいました。
大人になってもそんな純粋な真直な心を思い出させてくれる、感動的な映画でした。
七つの会議
クライマーズ・ハイ
御巣鷹山の日航機墜落事故が題材で、事故当時の様子がかなり生々しく描かれていると思います。
堤真一さんや堺雅人さんなど、好きな俳優さんがたくさん出ていているのですが、個人的には滝藤賢一さんの演技が1番すごかったです。
ものすごい社会派で骨太な映画だと思いました。
現代社会で問題になっている体質や当時の社会情勢などを垣間見ることができますし、実際の事故現場のリアルな様子や記者の奮闘ぶり、過酷な労働体制の中で情報を調べ上げるスキルのあれこれはまるでスパイ小説さながらのようでした。
日日是好日
大きな事件が起こるわけでもなく、じんわりと染み込んでいくような内容でした。
日々の積み重ね・小さな気付き・月日が経って感じること。
頭で考えるのではなく、感じとることの大切さ。これらを日頃からいかに意識しながら過ごすかによって、より人生を豊かにできるヒントを与えてくれそうな作品でした。
茶道を通して制作されることで「真心」や「気遣い」などを大切にする穏やかな“日本らしさ”を感じ、人に対しても自分に対しても、日常の過ごし方にこの気付きを生かせればと思います。
樹木希林さんがその場にいるだけで、場面が締ま理、作品に引き込まれます。
多部未華子さんと黒木華さんもとても良い芝居をしていて、ゆったり流れていく日々に安らぎが加わり、日本の文化を感じることができる素敵な作品です。
県庁の星
スーパーのパートをしたことがあるので、惣菜売り場でのあるある的なリアル感がたまらなく面白かったです。
最初はがちがちのプライドに固められた公務員から、スーパーでの経験を通じて人として成長していく、主人公(織田裕二さん)がほほえましかったです。
この作品の魅力としては、最初は自分の力でスーパーを立て直してやるぞ!と意気込んでたエリート県庁職員の野村が空回りし続けていたのを、女性店員の二宮によって救われ、そこからスーパーを立てなおしていくというサクセスストーリーです。
織田裕二と柴咲コウの熱演が光ります。
チア☆ダン
高校生がチアで全米制覇するというお話で、とても前向きに元気になれる作品です。
若い子たちが頑張って練習している風景や、チームで一丸となるところ、先生が一生懸命なところは青春時代を思い出せます。チアなので衣装もとってもかわいいので見どころです。
チアに青春をかける彼女たちが眩しすぎて、こんな学生時代を送りたかったと非常に後悔させられました。
主演の土屋太鳳さんがとにかく魅力的で素晴らしかったです。
純粋で芯が強くて、そんな子が努力している姿は感動的で心の中で精一杯応援していました。
武士の献立
家族の歴史は毎日のこんだてとともにあったと言うことで江戸時代の話なのですが、江戸時代の話だとしても例えば江戸時代は生活してきたことなどないわけですから献立が、いかに江戸時代を生きる上の人たちでも必要不可欠な大事なものだったのかということがよくわかる映画です。
「武士の献立」は、料理上手だが気が強く一度離縁されてしまった上戸彩と剣術ではなく料理人として将軍や大名に仕える包丁侍という役を高良健吾という人気俳優をキャスティングし描かれた作品であり、実際かつて加賀藩に実在された包丁侍という役職を描いています。
なんといっても、ただの時代劇ではなく、主人公の一人の舟木春は今でいうバツイチの女性であるし、愛のない結婚や縁談をした夫婦だが仕事を通して愛情が芽生え始めるところも見どころの一つです。
最高の人生の見つけ方
死ぬ前にやりたいことをやれる素晴らしさはとてもうらやましいことだと、この映画を見て強く思いました。
吉永小百合さん演じる北原幸枝と天海祐希さん演じる剛田マ子が、幸せそうに人生を謳歌する姿をぜひ見て欲しいです。
人生の最後の1ページを迎える段階で、二人の男性が病院から抜け出し今まで経験できなかった遊びをしていくお話です。
二人の役者さんの役柄が劇的にしっくりきます。
モーカーン演じるカーターは真面目さを貫きます。
ジャック演じる実業家のエドワードはわがままについては、どこか憎めず可愛いです。
人生の楽しみを見つけたい方にぜひとも見ていただきたい作品です。
北の桜守
戦争時代のお話ですから、こういったつらい経験を我々の先祖は経験してきたんだと身につまる思いをしながら見ていくことになりますし、その時代を生きている人にとってはその時代を生きている人でないとわからない感性などがあるので、戦争を経験した人でないと分からない感性があるので演じるのは難しかったと思います。
戦後懸命に生き抜いてきた母親と子供の話であり感動できる話になっているのではないかと思います。
特にこの時代は戦後まもない頃でどう人々が生活していたのかと言う事は歴史の教科書や活字でしかわからないわけなので映画で映像化してもらえるのはいいことです。
あゝ、荒野
刹那な都会の片隅で生きる人たちの色んな「痛い」が詰まっています。
怒りを力にするシンジと、秘めざるを得ない悲しみを抱えたバリカン健二。
ボクシングに気持ちを打ち込む2人の切なすぎる作品です。バリカン役のヤン・イクチュンが印象的です。
とにかく登場人物全員が本当に演技がうまく、開始からすぐに惹き込まれます。
なんと言っても「バリカンケンジ」役のヤン・イクチュンと、しんじ役の菅田将暉の演技は本当に人を惹き付けます。
全く別の人生を生きてきた2人が、同じ目標を持って共に成長していくのですが、それぞれが色んな思いを抱え生きている姿は、「誰にでもこんな一面があるよな」と考えさせられるシーンも沢山あります。
また前編後編と2本立てになっていて、後編の特にラストは想像出来ないような、むしろ想像が全てであるかのようなそんなラストになっており、見る人によって違った感性で見れるオススメの作品になっています。
何者
就活という同じ人生の岐路に立つ人間たちの人間劇をみているつもりが、自分の周りに一度はであったことのあるようなしっかりものだけどいつまでも委員長のような正義感をもっている人、冷静に見えて内は違うことを考えている人など出てきてリアルで怖かったです。
就活に苦しむ大学生の、就職して社会人になる未知の恐怖、友人関係の嫉妬と共感が見事に演出されてました。
自分が抱えている本音をネットに晒すことの心地よさと匿名が暴露された後の自己嫌悪が、悲しいような、懲悪のような微妙なさじ加減が、役者の力量を感じました。
あさひなぐ
乃木坂46メンバー多数出演でも話題となった映画です。
公開から数年を経過しており西野七瀬や白石麻衣など、現在ではグループを卒業した人が多いのが特長であり、薙刀という武道を知ることのできる点でも貴重な作品だと言えます。
アイドルグループ乃木坂46が主に出演し、高校生なぎなた部を巡る物語ですが、原作に負けない臨場感あるものでした。
アイドルの映画と卑下することなく、試合シーンもリアルだし、キャストの演技も大したものだと思いました。原作漫画を読まなくても、十分楽しめる作品です。
ビリギャル
この映画は成績がビリのギャルが名門大学に受かるまでのストーリーなのですが、そのギャルを演じているのが清純派の有村架純さんです。
清純からかけ離れたギャル役なのにとっても可愛くて、見た人がみんな主人公にぞっこんになってしまうと思います。
可愛いや面白いだけではなく、家族問題にもピントを合わせているところがいい映画だと思いました。
この映画の見どころは何と言っても、有村架純さんの金髪ギャルの恰好だと思います。
清楚なイメージの有村架純さんとは真逆な設定なのですが、違和感は全くありません。
諦めない気持ちの大切さを学ぶことが出来るし、見終わった後は優しい気持ちになれるような映画です。
溺れるナイフ
東京でモデルをしているという華やかな10代を演じる小松菜奈と、自然あふれる地方の町で他の子たちと全く違う存在感を放つ菅田将暉のダブル主演映画です。
美しく、絶対的な、それなのに儚い10代の恋愛を見事に描いています。
菅田将暉さんと小松奈々さんの神秘的な雰囲気が儚い二人の青春をさらに引き立てていて見ていてうっとりしました。
映像が綺麗で、映像美も素晴らしく物語も一言ではいえないような様々な人間の生きざまが描かれていてよかったです。
ガールズ・ステップ
石井杏奈と小芝風花が出ていますが、高校生活における部活動の話を中心に描いている映画であり、懐かしく見ていける人もいると思いますし、現在同い年位の人も面白く見ていくことができるし壮大な青春ムービーになっていると思います。
高校3年生の学園物を描いているドラマであり、この時にしか感じられないようなこととか、学生のうちにしか感じられないような事は皆さん思っている事はあると思いますが、今の人の学校生活の上で考えている事はどういうことかと言うことがわかってきます。
キセキ -あの日のソビト-
GReeeeNの結成までを描いた映画です。
主演の菅田将暉さんのほか、現在では大活躍の、横浜流星さん、成田凌さん、杉野遙亮さんが、メンバーとして出演しています。
兄でプロデューサーのJin役を松坂桃李さんが演じていて、その関係性も素敵です。
実際にグリーンボーイズとしてCDを出したり、GReeeeNのライブ前に、さいたまスーパーアリーナでパフォーマンスしたり、ミュージックステーションにも出演しました。
父親との確執窓も描かれて、素晴らしい青春映画になっています。定期的に何度も観たくなる映画です。
GReeeeNが好きな人におすすめの映画だと思います。
実話をもとにつくられたストーリーなので、GReeeeNの結成から道のりなど、謎に包まれているGReeeeNの人間味を想像できるストーリーが楽しめました。
曲も良かったです。
桐島、部活やめるってよ
当時そこまで浸透していなかった『スクールカースト』という概念を映像化した作品だと思います。
終始桐島は登場しませんが、桐島を通じて様々なキャラクターの想いが錯綜し、ほんの一瞬だけスクールカーストが逆転するカタルシスがあります。
見る人がどのような学生時代を過ごしたかで感想が変わる映画です。
全体的に、自分の学生時代にもきっと似たようなことがあったであろう、少し懐かしい空気感です。
物語の展開が今までに見たことのないような斬新な進み方で、見慣れるのに少し時間がかかりましたが、見慣れてからの後半は、作品の中に張られていた伏線に少しずつ気付き、面白さが増してきます。
答えが出たり、感情が揺さぶられたりするようなことは無かった作品でしたが、実際の学生達の間にある、苦くてネガティブな描写がよりリアルに近い描かれている群像劇です。
犬猿
兄弟姉妹ならではの複雑な関係を描いていると言う作品であり、ヒューマンドラマになっているのではないかと思います。
兄弟や姉妹がいる人たちは見ておいた方が良い作品だと思いますし良いものだと思えてくる様そはあると思います。
犬と猿は犬猿の仲といてとっても仲が悪いと言う感じの動物2匹ですが、こちらもそういった感じがある姉妹たちの物語であり、姉妹と姉妹の物語であり、少し笑ってしまうようなところもありますが、ヒューマンドラマとして面白いです。
手紙
見ていて心が痛くなる映画でした。
被害者、加害者、加害者家族、誰でもどの立場にもなり得ると言う事を考えさせられました。
家電販売会社の会長が山田孝之演じる弟に「君が差別される事も含めてお兄さんの犯した罪なんだ」、「差別のない場所を探すんじゃない、君はここで生きていくんだ」と言うセリフが厳しくも染みました。
玉山鉄二さんと山田孝之さんが兄弟役で、似たような顔立ちの俳優さんを選んだのだなと思いました。
弟に幸せになってもらいたい一心の兄だったのに弟を不幸のどん底に突き落とすことになってしまいます。
今度は幸せになれそうだと思いきやまたもや奈落の底に落ちてしまう弟でした。
火花
売れない芸人が再起していくまでの話を描いているのですがこうやって売れないお笑い芸人の人と言うのは、現実でもたくさんの人数がいるわけで、そういう人たちの励ましの映画になればいいんじゃないかと私は思っていますし、そういう感じの映画でした。
又吉直樹さんが出版した小説がもとになったこの映画、夢に向かって頑張るお笑い芸人のリアルを描いていると公開当時話題になりました。
私はつい先日拝見したのですが、主演の菅田将暉さんの演技がとても良かったです。
お笑いに真摯に向き合う菅田さん演じる徳永、しかし現実ではその時代のノリだけで売れていく後輩たちの姿を恨めしく思う徳永の感情を菅田さんの言葉がなくとも感じ取れる演技で感じることができます。
そんなお笑いに対して真面目に向き合う徳永とは対照的に、桐谷健太さん演じる神谷はやりたいことをするスタンスで、徳永からすれば売れたいはずなのになぜ万人受けしないネタを作りやるのか理解不能な人間でありながらも正直楽しそうにお笑いをやる神谷が羨ましいのだろうとわかります。
前半部分はやりたい放題やる先輩神谷と、そんな神谷を慕う徳永のほのぼのする楽しいシーンですが後半になるにつれ話はどんどんシリアスになります。
この作品で好きなシーンは、公園で一人楽器の演奏をする男性に絡む神谷さんの雨乞いダンスです。
最初はなんだこれと見ていたのですが、男性の引く楽器に合わせて歌い踊る神谷さんの姿が今でも脳裏によぎります。
この作品を通して言えることは、桐谷健太さんと菅田将暉さんの演技は引き込まれるということです。
めがね
めがねをかけている人しかキャスティングしなかったみたいで、それが面白いと思いましたし、小さな島は不思議なことだらけ。
見たこともない不思議な「メルシー体操」なるものを踊る人々という全般通してファンタスティックな内容になっています。
スピード感にあふれる現代の生活に疲れた人が、訪れた先のパラダイスみたいな場所のようなイメージがする現代ファンタジー映画でした。
現代での常識が全く通用しないような場所。
確かになれるまでは時間がかかりそうで主人公の戸惑いが理解できた。
なんでもありふれてる都会から必要最低限のものしかない田舎行ったら勝手が違うから戸惑う、けどそこでの暮らしで知らないうちに溜め込んでた疲れや悲しみ、癖なんかを解き放ってつかの間の自由を味わいに行くには最高の環境のような気がしました。
旅に出たい人や現代版神隠しのようなファンタジーを味わいたい人に向いている作品ではないでしょうか。
友罪
新しくできた友人が、実は元犯罪者だったら、深く考えさせられました。
罪を償ったら、しあわせになってもいいのか、そんなことにも悩みます。
映画の内容に引き込まれるとともに、もしも、実際に自分におこったらどうするだろうかと考える作品です。
「ロクヨン」の監督でこの時点でとても面白い映画ですが、2人の青年が出会うところから物語が始まり、ドキュメンタリーのようなタッチで終始映画として描かれているような作品であり感心しながら見ていくことができる映画で感動もできます。
ボックス
高校教師の主人公は不良たちに絡まれていたところを少年に助けられるのですが名前も名乗らず去っていったその少年を探して、その少年との絆を描いている作品であり、少年は一体どういう人物なのかと言うことなどが後にわかってきて、感動の映画でもあるので見てみたいと言う方は、ためしに見てみるといいでしょう。
高校のボクシング部に所属する男の話であり、青春映画を見ていると言う感じで、ボクシング部で、才能を出していくわけですがいろいろな葛藤やいろいろな問題などがあって、それもこの男は乗り越えていけるようになるのかという映画になっています。
カツベン!
カツベンはShall weダンス?で有名な周防監督の作品です。
無音映画全盛の頃、映画に声を吹き込む活弁士が主人公です。
お馴染みの竹中直人さんや、渡辺えりさんも出演されていて、笑いあり、涙ありの娯楽映画です。
作品を見て印象に残っている俳優は音尾琢真さんです。
音尾さんは偽の活弁士(主人公)を追いかけるヤクザ役なんですが、結構怖いんですよね。
主人公が逃げ惑うときにしつこく追いかけてくる恐怖心は見ていてハラハラするものでした。
あんな人に追いかけられたくないと心底思いながら見ました。
ルパンと銭形警部みたいなコミカルな追いかけっこになっているところもありましたが、基本ハラハラしました。
ちょっと悪い音尾さんを見たければ、この作品オススメです。
獣道
コメディードラマとなっている映画なのですが、実わをもとに作られていて、家庭の愛情を受けず育った娘が愛情を求めて転々といく様を描いている作品であり、最後は勇気づけられると言うような内容になっていて、最後良ければいいんじゃないかと言う感じの面白い映画です。
この獣道はどういう映画かというと、周囲に翻弄されながら生きる若い男女の姿を描いているブラックコメディーであり、ブラックコメディーはどぎつい笑いが多いのでそこまで私は好きでは無いのですが、笑えるところは笑えました。
武士の家計簿
加賀藩の下級武士である御算用者の猪山家に残された入払帳や書簡を元に、猪山家の父子の家庭の日常生活をメインストーリーとして展開する映画です。
当時の武士の生活や文化はもちろん、メインとなるのは家計といった他の時代劇とは違ったアングルから見ることができる映画です。
監督 森田芳光 主演 堺雅人 仲間由紀恵 歴史学者磯田道史 著『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』が原作となっています。
幕末を生きた加賀藩の下級武士 猪山直之の暮らしぶりが描かれていて、興味深いです。
そろばんの腕を磨き、御算用者として、つつましくも堅実に生きた当時の様子が伺えます。
BECK
映画「BECK」の見どころポイントは、出演者ほぼ全員が顔が整ったイケメンであるという点です。
向井理さんが今では見られない金髪姿をしていてその点も見どころポイントです。
音楽って改めて偉大なものなんだなと気づかされました。
こんなにも人の心を動かしてくれるし、何より熱くて胸が高鳴りました。
長年ピアノをやっていた私としても揺さぶられるものがありました。
そして、水嶋ヒロさんに佐藤健さんに向井理さんとイケメン揃いのキャスト陣にドキドキしっぱなしで幸せな心地でした。
バクマン。
週刊少年ジャンプの裏事情をここまで見せてしまって大丈夫なのかと思うくらい、リアリティに溢れています。
そして、漫画を描くという画的に地味なシーンを、プロジェクションマッピングという大胆な手法で、格闘技のように見せるところが斬新で面白いです。
佐藤健さんと神木隆之介さんの絶妙なバディ感も、かなりの萌えポイントです。
佐藤健さん、神木隆之介さん演じる主人公二人組が週刊少年ジャンプで連載を勝ち取り、好きな人と結婚するために悪戦苦闘する映画です。
マンガという非アクションなジャンルを映像で闘いとして表現しているのが面白かったです。
エンディング曲、サカナクションの『新宝島』も映画にとてもマッチしていて素敵です!
「線を引き続けた」「丁寧丁寧丁寧に描くと決めていたよ」という歌詞が、この不思議な熱さある世界観を見事に表現されています。
風に立つライオン
大沢たかお演じる医師と、真木よう子が医師を務め石原さとみが看護師役の、医療映画です。
実在した人物を映画化しています。
アフリカでのまだ厳しい現実にも関わらず、立ち向かっていく大沢たかし演じる医師の医療に対する尊さと現場で過酷さを描いています。さだまさしの曲が好きな方には、お勧めです。
映画「風に立つライオン」は、豪華な俳優陣が見どころポイントです。
さらに、少年兵であったり命の重さ、命の大切さを改めて考えさせられる映画です。
大沢たかおさんの演技には思わず、涙をしてしましました。
泣きたい方にはおすすめの映画です。
羊と鋼の森
小説の世界観が、映像美となって素敵に表現されていて、よかったです。
新人の調律師山崎賢人さんは、朴訥な感じがよく出ていて、この映画に合っていました。
また、双子の姉妹を演じていた白石萌音さん、萌歌さんもピアノ演奏の息がピッタリで、違和感がなかったです。
三浦友和さんが出演されていて、より味わい深く感じました。
原作を読んで映画を見たくなりました。とにかくきれいな映画です。
音を表現するシーンの風景が特にきれいでした。
セリフは少なかったため、音や登場人物の気持ちや心境に気づいたり、集中することができたと思います。
なので、原作の魅力を取り組めたと思います。
山崎賢人さんも、普段と違いキラキラした登場人物ではなく、ナチュラルで穏やかな登場人物でとてもよかったと思いました。
海賊とよばれた男
サムライマラソン
映画「サムライマラソン」は、歴史に沿って忠実に描かれているので歴史好きの方にはとてもおすすめの作品です。
さらに要所要所に笑えるポイントがたくさんあって、歴史がわからない人でも楽しめる作品なのでおすすめです。
日本史の授業なんてろくすっぽ聞いていなくてテスト前に焦って詰め込んでいたような私でも難なく観られた映画でした。
歴史に疎くても大丈夫な内容になっていて個人的に有難いなと思いました。
また、佐藤健さんと小関裕太さんの顔がおそろしいほど美しくてみとれてしまいました。
キャスト陣のイケメン比率が高すぎて私の心は幸せの境地に達していました。
アントキノイノチ
映画「アントキノイノチ」は、自殺やいじめ、命の重さを改めて考えるきっかけを与えてくれる作品です。
自分が今生きていることは当たり前ではなくてすごいことなんだと思える映画なので、心が沈んでいる時などに見て欲しい作品です。
命の尊さを遺品整理という仕事から見た作品です。
現代社会で問題になっている孤独死。
しかしそれぞれ家族があって、それぞれ歩んできた人生があります。
残された遺品がその人の人生のを映しています。
過去の出来事でこの仕事に就き巡り合った主人公とヒロインの人間模様が描かれています。
涙そうそう
映画「涙そうそう」は、兄弟なんだけど血がつながっていない2人、2人はお互いに意識し始めるのですが、血がつながっていないけれども兄弟であることには変わりない、そんな倫理観と恋愛を組み合わせた部分が注目ポイントです。
モチーフである歌でもウルッとくるので思っていたが、ほんとに気持ちよく泣けました。
おばぁーの話とエンドロールがすごくいい!!
これの映画を見てると沖縄に行きたくなります。
血の繋がっていない兄妹の絆にやられました。。。
血の繋がりがなくても激しくぶつかり合ったり、、、現代の人と人との在り方を考えさせられもしました。
そして何よりも今では大女優の長澤まさみのあの初々しさ。。。
何歳になっても可愛らしい方ですね。
ブタがいた教室
育てたブタを食べるか食べないかの議論をクラスでしていて双方の理由が納得するものでとても感心しました。
ブタを育ててきて愛着は湧いてしまったが、家畜業者の気持ちも分かって複雑な気持ちでみてしまい、とても考えさせられる作品になっています。
普段、私たちは当たり前のように命をいただいて生きいますが、そのありがたさ、命の重さを感じさせられる作品です。
豚肉や鶏肉などが私たちの口に入るまでにどんな工程を辿っているのか、ふと立ち止まって考えたりしない限り意識することはないでしょう。
他の命があるから、私たちが生きている。それをちゃんと理解し、感謝しなければなりません。
この作品を観てから私は、それを普段から意識し、感謝の気持ちを持てるようになりました。
きっと、いろんな思いが込み上げてくるはずです。ぜひ観てほしいです。
坂道のアポロン
児玉ユキ原作の漫画を映画化したものです。
主演はジャニーズのHey!Say!Jumpの知念佑李さん、今ブレイク中の中川大志さんと小松菜奈さんの3人です。
友情と恋に揺れ動く多感な高校生時代に共感しつつ、セッションのシーンの素晴らしさに息を飲みます。
知念さんが弾くピアノ、中川さんが叩くドラム、そして二人のセッションがとにかくカッコいいのです!
映画『坂道のアポロン』は、もともとドラムとピアノ経験のない中川大志さんと知念侑李さんが奏でるドラムとピアノの音色が注目ポイントです。
映画のために1ヶ月以上前から練習したそうです。
また、小松菜奈さんのあどけない少女の演技にも注目です。
WATER BOYS
この作品は、妻夫木聡が主人公を演じています。
脇役で同級生には玉木宏や、男子シンクロ部の顧問というか指導者的立場の役に竹中直人が出演しています。
はっきり言って竹中直人は金魚すくいの業者のおじさんでシンクロ経験ゼロ。
作品自体、シリアスっぽいところがあっても基本ギャグです。
肝心の主人公含むシンクロメンバーもシンクロ経験ゼロで、彼らが泳げるようになるまでの過程が無茶苦茶なんです。
抱腹絶倒とはこのこと!話のテンポがいいからなのかそのデタラメな理論は気になりません。
むしろこの作品にはそのデタラメが必要不可欠なのです。
妻夫木演じる主人公中心に集まった男子シンクロメンバーは、ぱっと見冴えない奴ばっかりなのですが、その冴えない奴にも特技があって、その特技がこのシンクロで生きてくるのです。
主人公は元々、水泳部でしたが部の厄介ごとを押し付けられただけだったのですが、いつの間にか自分に厄介ごとを押し付けてきた水泳部のメンバーが彼にシンクロを教わりにくるのです。
冴えない奴の一発逆転劇で、気持ちがいいです。
全体的にテンポがいいので最後まで飽きずに観れます。
恋愛要素もちゃんとあります。
映画「WATER BOYS」で私が一番面白いなと思い、皆さんに見ていただきたいシーンは、プールでシンクロナイズドスイミングの演技をしている時にパンツが脱げてしまうシーンです。
何回見てもツボにハマってしまい大爆笑してしまいます。
旅猫リポート
心優しい青年が、飼っている猫のナナをやむを得ない事情で手放すことになり、引き取り手を探すために旅を続けるというストーリーです。
語り手が猫のナナであり、その声を高畑瑞充稀、青年役を福士蒼汰が演じています。
観終わった後、深い感動が心を包み込み、ほろりと涙がこぼれてしまうような、ほのぼのとした温かい作品です。
映画「旅猫リポート」の注目ポイントは、人間のもともと持っている優しさや愛情を再確認させてもらえる物語の美しさです。
余命が少ない主人公と猫、それを取り巻く友人たちの心がジーンとあたたまる映画です。
とてもおすすめです。
劒岳 点の記
映画「劒岳 点の記」の注目ポイントは、なんと言っても香川照之さんの素晴らしい演技です。
さらに、景色が綺麗で映像が美しく自然の神秘を見ているような感じがしてドキュメンタリーなのではと錯覚してしまうような素敵な映画です。
雄大な自然の景色に圧倒されました。
また、日本地図を作るにあたっての苦労が伝わってきて、現代で様々な機械に頼って何不自由なく過ごしている自分の環境を思うとなんだかいたたまれない気持ちになりました。
そんな中、宮崎あおいさんの可愛さからとても癒しをもらいました。
そして父になる
福山さんが演じるエリートの父親の方が子どもは結局幸せだと思いながら見始めた。
でも、リリーフランキーのお家でのお風呂のシーンが一番幸せな空気を感じた。
頭で考えることと心で感じることの違いに気づいて自分の価値観について考えさせられる映画でした。
出生時に病院で取り違えられた二人の子供を軸に、それぞれの家族が葛藤する心情を丁寧に描いた作品です。
第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員賞を受賞し、脚光を浴びました。
主演の福山雅治の演技も見事です。本当の家族とは何か、幸せとは何なのか、さまざまな問いを投げかける超意欲作です。