ひよっこ（ドラマ）の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

主人公が平凡で特別な夢があるというわけでもなく、普通に家族のために東京に働きにでるストーリーですが、その普通であることが逆に現実味を帯びていて、ストーリーに入りやすいドラマでした。

登場人物に嫌な人がいないのが、一番好感をもてるポイントでした。
奥茨城村での生活は、近所の人が家族みたいで癒されましたし、東京に出てきてからは、アパートの住人も職場のレストランの人達も親切で素敵な人ばかりでした。
意地悪をする人や妬む人もいなく、そういう恵まれた環境で主人公がどんどん成長していく姿を見るのは、さわやかな朝にぴったりだと思いました。

恋愛要素も入っているところも魅力的でした。
有村架純さんが演じる主人公みね子は素朴だけどすごく可愛らしいキャラクターなので、素敵な恋愛をしていました。
はじめはアパートの住人と次は職場の先輩と。どちらも違ったタイプの相手で、どちらの恋愛模様もドキドキしました。

そして、一番のテーマである行方不明になった父親を見つけ出すところは、最後まで展開が読めなくてハラハラしました。
父親が記憶喪失になっていて女性と二人暮らしていたことが判明したときのみね子や家族の衝撃は大きく、父親ががんばって奥茨城村でもう一度やりなおそうと生活を始める様子が応援したくなりました。

昭和中期の集団就職とかの時代、茨城の片田舎で育った有村架純ちゃん演じる主人公みねこが高校生から結婚する大人の女性へと成長していくドラマです。悪い人の一切出てこない本当に古き良き時代といえる心温まるストーリーで、主人公の架純ちゃんはもちろん脇を固めるお父さん役の沢村一樹さん、お母さん役の木村佳乃さんという有名どころから、朝ドラ特有のここからスターになりました的なみねこの幼馴染役の佐久間由衣ちゃんや、おじさん役の峯田和伸さん、伊藤沙莉ちゃんなど魅力的な脇役もたくさん出演されていました。主人公の高校時代はただただ明るく元気な様子だったのが、お父さんを探すために東京に出てきてからのみねこは工場勤務で、お父さんは見つからないは、工場は閉鎖されるは、暗い影があるにもかかわらず和久井映見さん演じる工場の世話役さん的な愛子さんがとても良い味を出していました。愛子さんのセリフ「私は神さまじゃないけど頑張ってる人にご褒美をあげたいな」というのが忘れられません。工場時代のあとは結婚まで続く洋食屋さんが舞台。ここで恋をして失恋をして、お父さんを見つけたり、また新たな恋をして結婚、エンディングまで駆け抜けていきます。この間にもたっくさんのあったかいエピソードを絡め本当に観ていて涙する時もあれば、笑ってしまう時もあり、とても、とても良いドラマでした。

連続テレビ小説（朝ドラ）『ひよっこ』は東京オリンピックが開催された1964年から始まるドラマで、失踪した父を探すために奥茨城から集団就職で上京して働きながら父の行方を探す谷田部みね子(有村架純)の青春が描かれています。
家族思いで不器用でも頑張り屋のみね子のことは誰もが応援したくなります。
みね子のお父さんは強盗に襲われて頭をひどく殴られて記憶喪失になっていたため行方不明になっていたことがわかり、記憶喪失のまま家族の元へ帰るのですが、それまでお父さんと同棲していた女優との別れのシーンは見どころです。胸がギュウッと締め付けられるようでした。
家族の元に帰ってもお父さんは記憶喪失のままですが、だんだんまた家族に戻っていくのを見て家族の絆を感じました。記憶はないはずなのに田植えが上手にできたり、家族に対して再び愛情が湧いてくるのを見て、本当に良かったと感じました。
一方みね子は初恋の人と別れを決めるシーンが切なかったです。みね子の気持ちがよくわかるので私もずっと泣きながら見ていました。こういう場合、やっぱり身を引くよなぁと。
それでもまたステキな人とお付き合いできるようになって幸せになれて良かった！
みね子は苦労のし通しだったから人並み以上に幸せになってほしいと、まるで自分の親友のような気持ちで見ていました。
このドラマに出る人達はみんな優しくて、人生捨てたものではないなと思わせてくれる温かいドラマでした。
お父さんと同棲していた女優さんの危機をみね子が救い、和解できたのも良かったです。
このドラマに出ていた人達みんな(強盗以外) 大好きです。

昭和の高度経済成長期の時代ならではのストーリーだったと思います。
主人公のみね子はとても素朴ですが、芯の強い女性でした。

失踪したお父さんを捜すために上京し、収入のほとんどを家族に仕送りしていました。
最初に勤めた工場は閉鎖されてしまい、みね子は行きつけの洋食屋で働くことになりました。

彼女はそこで働いたことが、その後の運命を決めたのだと思いました。
洋食屋のオーナーもスタッフも家族同然のように親しくしてくれました。

このお店はお父さんが最初に行った洋食屋でした。
みね子は運命に翻弄されているように見えましたが、その分、お父さんの影響を強く受けていると思いました。

当時の子供は今よりもかなり家を中心に動いていたのだと思います。
同級生の時子は今風の女性で、自分の夢を追いかけていました。

三男も上京しましたが、就職先の米屋の米子に押されるがままに結婚してしまったような感じです。
このドラマは女性陣がたくましかったのも印象的でした。

結局、みね子のお父さんが見つかり、実家へ帰ることになりました。
しかし、記憶喪失になっていたことで、記憶がなく、それはずっと続いているように見えました。

ですが、洋食屋に預けてあった重箱の記憶はあったようで、少しずつ記憶が戻っていく期待が持てる内容でした。

主演の有村架純さん演じるみね子が、かわいくてかわいくて大好きでした。彼女の喋る茨城弁もほんわかしていて、朝から癒されることが多かったです。また、彼女の幼馴染みたちが、東京に出て成長していく様子も面白く見れました。三人の絆もとっても良くて、こんな幼馴染みがいたらいいなぁと思ってしまいました。中でも、三男（泉澤祐希）が個人的には好きで、彼が嫁いだお米屋さんで、よね子（伊藤沙莉）と父親（斉藤暁）の争いに巻き込まれていく様子が面白かったです。また、みね子が働くことになった向島電機の人や、すずふり亭の人、アパートの住人など、みんな個性豊かで面白い人が多く、悪い人が一切出てこない所も本当に良かったです。後半はみね子が行方不明だったお父さんを見つけ出す展開になっていき、少しシリアスな場面も増えましたが、そのぶん感動するシーンも出てきて、ドラマを盛り上げてくれていたように思います。また、主人公の夫役となる磯村勇斗さんや、みね子の初恋相手となった竹内涼真さん、幼馴染み役の佐久間由衣さんなど、このドラマからブレイクしてきた俳優さんも多数出演しれているので、その辺に注目してみるとさらに楽しめるドラマになっています。