HERO（ドラマ）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

テレビショッピング大好きな検事役を木村拓哉さんが演じて、検事としては異例の現場に赴き、事件の真実を立証していくヒューマンドラマです。補佐官を務める松たか子さんや北川景子さんがシリーズに登場します。補佐官は、通常の検事さんのように事情聴取をちゃんと室内で行う事を期待して話しを促すのですが、木村さんは全く意に介さず、マイペースに自分の信念に沿って何度も何度も疑問を感じると現場に出て行きます。そして、その現場から真実を見つけてくる。木村さんと補佐官の事情聴取の時のやり取りや、現場に出て証拠を探し歩くシーンが面白く、現場に出て行く検事の行動は印象的でした。木村さん自身、一度逮捕された経験があり無罪でしたが、その時の想いを込めて捜査に出てしまう姿はカッコ良かったです。スーツ姿が当たり前の職場に、ラフな服装に革ジャンで出勤し続けるのも、木村さんだから似合うスタイルだと思います。行きつけのバーがドラマの良いアクセントになっていて、マスターに〜〜なんて、ないですよね？と尋ねると、あるよッ！と、どんな料理も出てくるのも面白かったです。始めこそ、異端分子的な見方でしたが、回を重ねる毎にチームの全員が木村さんに影響されて、お出かけ捜査好きになっていくのは見どころです。一作目の時は、同じ検事の阿部寛さんと大塚寧々さんが不倫関係だったことも、やり取りがドラマを重くせずに、楽しく見させてくれる演出になっていました。

死んだ人の味方できんのは俺たち検察官だけだろ。
木村拓哉扮する、お出かけ好きな検事、久利生公平はスーツにネクタイという一般的な身なりのそれとは正反対のジーンズズボンにTシャツ姿で仕事をする特異な検事です。

冒頭の一言も久利生検事がよくいうセリフで、死人に罪をなすりつけようとする加害者や事件関係者たちの証言が本当に正しいものなのかを必ず確かめる正義感あふれる人物。
調書には載っていない事件当日の出来事を、お得意の実地調査から解明していくスタイルで、同僚たちからは問題児扱いされるものの我が道を貫き通すのが通例です。
事件に大きいも小さいもない、検察の柵や圧力をものともせずに伸び伸びと正義を貫く久利生検事に、次第に職場の検事たちも影響されていきます。

一見、シリアスなだけの検察ドラマかと思いきや、しっかり恋模様も描かれています。
久利生検事の事務官を務める雨宮に好意を寄せる江上は、雨宮をこき使ったり2人で現地調査にいく久利生に何かとやきもちを焼きがちですが、それは全て自分の思い過ごしでいじられキャラなのも毎話のみどころです。

また、職場の仲間が集うバーはとにかく何でもあるのが魅力的です。何が「あるよ」なのか、ぜひチェックしてみてください。
テレビからは常に通販チャンネルが流れており、通販好きな久利生へ向けた単なる設定かと思いきや、最後にはこの通販番組が鍵を握るしかけがあります。

ある日、雨宮が殺されそうになる事件が多発し、命を狙われていると感じた久利生は雨宮を家に泊めることになります。
ここから男女として意識し始めるのか、単なる上司と部下のままなのか、前作を通して目が離せません。

挿入歌もドラマ作品の一部であるといって過言ではないほど、一世を風靡したあの曲です。ぜひご覧ください。