半径5メートル(NHKドラマ)の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

芸能スクープを取り扱う週刊誌の記者というと、ついついパパラッチ的なイメージで悪人に思えてしまうのですがそれを仕事として頑張っている姿を見ることができるのは、また違った視点で面白いです。

一折班に二折班・半径５メートルと専門用語がたっぷり、同じく週刊誌関係と言ってもどうやらいろんな立場がありそうです。記事にもならないような身近な問題、でもそれだって全く人々の関心を引かないわけでもありません。毎度どういｔった問題が取り上げられるのかも関心事でした。

それにしても主人公を演じるのは芳根京子ちゃん、てんぱったら口が悪くなるということでまた違った姿を見せてくれます。誰とでも男と寝るだなんて、あの可愛さでもったいないです。

半径5mという意味深な数字を示しているのは何か？その距離が分かった時にこのドラマの面白さが余計に強くなる。自分の住んでいる生活圏、身近なものを特に注視せよ。

灯台下暗しにならぬように足元を固めて注意深く物事を見定めていけば自分の人生がより実りあるものになるという話であった。身の回りの半径5m以内の出来事をよく拾うようにする。

そういった自分に縁があったりなじみ深いニュースの深くに潜む問題を引っ張り出しているということが大事だとこのドラマで語っていた。非常に実験的な思考であると思うとともに行動に移すスピード感は見習わなくてはいけないと感じた。人を引き込む力やそういったパワーがあるという点は見ていて爽快な気分になる。

このドラマは、見ているとちょっと緩いかなとも思いますが、見続けるうちに徐々に面白くなります。やっぱり、永作さんの人間性が良いんですかね。そして、テーマがとても面白いです。お惣菜論争から始まり、出張ホスト、断捨離の話題にまで迫ります。

タイトル通り、「身の回りの半径5メートルの出来事を拾う」というミッションを演者さんたち自ら実現しようとしている意気込みが見ていてとても心地よいです。時には、過激な実験と称することをやろうとしますが、永作さんのほんわかとした雰囲気により、その過激さが緩み、番組として成立してしまうところがとても魅力的です。個人的には第３話での実家のテーブルを捨ててしまう母親の話が大好きでした。