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花燃ゆ(ドラマ)のあらすじ・感想・ネタバレ
嘉永3年(1850年)萩。下級武士、杉家の四女・文は、若くして兵学師範として長州藩の軍事調練を率いる兄・吉田寅次郎(のちの松陰)を誇らしく思っていた。松陰は11歳にして藩主・毛利敬親に兵学を講義するなど、藩の将来を背負うと期待されていた天才だった。文はある事件をきっかけに儒学者・小田村伊之助(楫取素彦)と松陰を出会わせることになる。心の繊細さから他人とつきあうことができなかった文だったが、常識にとらわれず振る舞う兄の影響を受け、人と関わることの面白さを知り、たくましく成長していく。
嘉永6年(1853年)、吉田松陰が脱藩する。脱藩は藩主を裏切る大罪。松陰が犯した罪のせいで苦しめられる文と杉家。しかしその罪の軽減を藩に熱心に求め続けたのが、のちに文の姉・寿の夫となる小田村伊之助だった。文は、兄を救おうとしてくれた小田村に密かに憧れを抱く。
毛利敬親のはからいで学問の自由を得た松陰だったが、嘉永6年(1853年)にペリーが来航すると、その翌年今度は国禁を犯して密航を企てる。黒船に乗船して米国行きを訴えるも、その願いは受け入れられず、密航に失敗した松陰は奉行所に自首。結局故郷・萩の野山獄に投獄されてしまう。文と家族は、松陰が犯した前代未聞の罪によってさらにつらい境遇に置かれるが、家族の絆を改めて感じた文は、書物や食べ物などを差し入れて獄中の松陰を支えるのだった。
野山獄から出た松陰は、家から出るのを禁じられたため、家族や近所の若者たちを集めて孟子の講義などを始める。文は兄を元気づけようと人集めに奔走する。すると、初めはペリーや黒船の話聞きたさに集まってきた若者たちだったが、次第に松陰の教える内容にひかれるようになり、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、吉田稔麿、前原一誠ら、その後の日本を動かすことになる若者たちが次々と集まってきたのだった。その松下村塾を幹事のように切り盛りし、塾生たちから妹のように可愛がられた文は、塾生の一人、久坂玄瑞と結婚する。
松下村塾イラスト しかし、二人の結婚生活は長くは続かなかった。時代は幕末の動乱に向かって急速に動き始めていく。兄・松陰は安政の大獄で処刑。長州藩内では幕府への恭順を主張する一派と、幕府を批判する一派の抗争が始まる。高杉、久坂、伊藤ら、ともに過ごした仲間が次々に争いに巻き込まれていく中、文は家族と松下村塾を守るため、女としての戦いを生き抜いていくのであった――。
出典:『花燃ゆ』公式
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花燃ゆは最高のイケメンドラマ!
花燃ゆを見始めた理由は、なんといってもイケメン俳優さんがたくさん出るからです。
主人公は井上真央さん演じる吉田松陰の妹・美和ですが、しっかり者の彼女の周囲にはたくさんのイケメンが現れます。
特に前半の松下村塾時代が描かれる第一部は、伊勢谷友介さん、東出昌大さん、高良健吾さん、瀬戸康史さん、要潤さんなどが出演していて、開国問題や幕末などの暗くなりがちな時代背景の中でも、溌剌とした若者たちの純粋な熱気が、すごく爽やかに描かれていました。
特に目を引いたのが、高杉晋作を演じた高良健吾さんの演技。時代を先取りする破天荒さも、その育ちの良さや品がカバーしていて、高いプライドを裏付ける実力の持ち主という難しい役をしっかり演じていて、とにかくカリスマ性がすごかったです!
奥さま役の黒島結菜さんも凛とした大和撫子な感じがすごく可愛くて、素敵な夫婦役でした。
ドラマとしては、歴史の通りに開国が進み、どんどんイケメン塾生たちは画面から消えて行ってしまって少し寂しいんだけど、心配はご無用!
その次の明治時代を描く第二部は、どっしりとした大人の魅力の大沢たかおさんが、主人公の夫としていい味を出してくれるんです。実は大沢たかおさん演じる楫取素彦は、美和の亡き姉の夫であり、美和の初恋の相手でもあります。美和も最初の夫である久坂玄瑞(東出昌大)を亡くしていて、2人は再婚同士。波乱の人生の中で、最後に初恋の相手と結ばれるって素敵ですよね。
ドラマを通して、本来のテーマである幕末から明治を気丈に駆け抜けた女性の生涯をしっかりと描きつつ、彼女の人生に登場する多くの素敵な男性たちの生き様が見られるので、ひと粒で二度、三度と美味しい作品でした。
まさにイケメン祭りの大河ドラマ
吉田松陰の妹が主役だからか、ぶっちゃけ美和(井上真央)は今までの大河主役に比べると、平凡な人生のような気がしてしまいます。幕末はやっぱり男の人が主役の方が盛り上がるのかな~と見ながら感じてしまいました。でも、吉田松陰役の伊勢谷友介さんを始め、大沢たかおさんや瀬戸康史さんなど、キャストは本当に豪華で見ごたえがあります。特に、高杉晋作を演じた高良健吾さんはカッコ良かったです。亡くなるシーンとかも、ジーンときました。また、夫婦役となった黒島結菜さんともお似合いだなぁと思っていたので、最近二人の熱愛報道が出た時には、なんだか嬉しかったです。次は、違う人を主役にして、また別の視点から美和の物語を見てみたいと思います。
吉田松蔭の妹の生涯を描いたストーリー。まさかの吉田松蔭の妹である。花燃ゆを見るまでまったく知らなかったが、井上真央が存分に演じたと感じる。井上真央の強くてでもどこか優しさのある人柄と文がマッチしていた。最初は吉田松蔭のストーリー推しだったが、松蔭が亡くなってからは本格的に文のストーリーとなっていった。吉田松蔭役の伊勢谷友介がとても良い雰囲気を出していた。吉田松蔭の人柄などはわからないが味のある演技で見事にストーリーの序盤を演出していた。全体を通してみると、吉田松蔭の妹である文の生涯をえがいているのだが、インパクトはやはり吉田松蔭が残っている。同じ県の吉田松蔭ということもあり、吉田松蔭目線でみてしまったが、とても良い内容だった。花燃ゆのタイトルの文字も非常に良かった。
女性目線から見た幕末
大河ドラマでは何度も焼き直されてきた幕末の志士たち。「花燃ゆ」はそんな志士たちを彼らを支えた女性の目線から描いた物語です。幕末の志士というと、ヒーローであったり、政府側からはテロリストであったり、特別な青年たちとして描かれがちですが、吉田松陰の妹からみた彼らはいたって普通の青年の一面もあり、将来への希望もありながら不安もあり、仲間と熱く結びつくゆえに衝突することもあるのでした。また、主人公の文も兄の処刑、夫の死、生前の浮気、浮気相手が隠し子を生んでいたことなど、様々な苦境を経験し、強くなっていきます。最後は女性教育の普及など、自らの夢に向かってまい進します。激動の幕末を駆け抜けた若者たちの物語として、何度も幕末ものを見てきた方にも新鮮な作品だと思います。
無名すぎるヒロイン登場
2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」は、吉田松陰の4番目の妹・文がヒロイン。
文は、幕末に活躍した明治維新を牽引していった若者たちを多数輩出した松下村塾で育成した吉田松陰(伊勢谷友介)の妹。松陰門下の優等生・久坂玄瑞(東出昌大)の妻、後に群馬県初代県令・楫取素彦(大沢たかお)の妻となった女性の生涯を、朝ドラ「おひさま」で好評だった井上真央が主演です。
NHKもネタ切れで、ついにマイナーなヒロインを登場させちゃったものだと皆が思ったよね。
ですが、いいですね、このキャストと舞台は一番おもしろい幕末の長州です。
ですが、舞台となる時代も、番宣でもイケメンを揃えたと連呼してたわりに、わくわくしない台本と演出だったのよね。
低視聴率を毎回たたかれていた記憶しかないのは、私としては残念で残念でしかたない。
おかしいな……
いくらヒロインが地味でも、大河ドラマといえば群像劇です。人気者の高杉晋作をはじめ松下村塾の若者たちがたくさんいます。
松陰の獄中や他でも取り上げられることが少なかった久坂玄瑞を紹介してくれているのが貴重です。
「龍馬伝」の高杉役もイメージ通りだったけど、伊勢谷友介は松陰にしか見えないってほど、はまり役に見えました。どのシーンも私には保存版です。
資料も少なく地味すぎるヒロイン。
そんななかでも中盤の「大奥編」は、オリジナル脚本が出せてよかったのではないでしょうか。
豪華な着物が話題で、見どころなのでしょうが、
唯一、知られざる萩城の奥の内情、女たちの役割を知ることができてよかったです。
美和と改名し幕末の動乱もピークに! なんだか真央ちゃんもイキイキとしてます。
維新後の終盤は、群馬が舞台。
初代県令として県民のなかでは有名な人ですが、再婚相手の楫取素彦との物語です。
特に、世界遺産になった富岡製糸場のことがよくわかりますよ!
青春ドラマとして観ると面白い!
明治維新前と維新後で物語のメインキャラが大きく変わりますが、まず前半の明治維新前は有名な英雄たちが次々と出てくるので単純に見応えがあります。
しかも彼らが英雄になる前の若き日のエピソードも多数あるので、なんというか偉大な人物だけど身近に手が届きそうな若さ溢れる可愛さもあって、なんだか親しみが持てます。
等身大のヒーローたちが努力や挫折を経験しながら大きな目的を果たしたというスカッと感があるので、歴史に詳しくなくても十分に楽しめます。
そして維新後はその仲間たちがほとんどいない状態になってしまいますが、義兄とのもどかしい恋愛劇として観ることができるのでこれまた興味深いです。
歴史のエピソードを学びながらキュンキュンした恋愛を楽しめるなんて、とってもお得なドラマでした。
時代に翻弄させられる女性の強さを学ぶ
最初はなぜ文さんを主役にしたドラマなのかという疑問があったのですが、女性が主役の大河ドラマは数少ないので、ドラマとしては面白かったです。何より、このドラマをきっかけに文さんの存在を知ったので、勉強にもなりました。時代が明治初期にかけてだったので、幕末という時代が大きく動く中で、どう支えてきたのかという強さも垣間見えた気がします。松下村塾で過ごす時間が一番輝いて見えましたが、吉田松陰最後の講義や夫久坂玄瑞の自害は胸に刺さるものがあり、グッとくるシーンでありました。文さんの立場から見える描き方をしていたので、余計に感情移入してしまったのかもしれません。吉田松陰役の伊勢谷友介さんには存在感に圧倒されました。
吉田松陰の存在は以前から知っていましたが、松陰に妹がいるという事はこの大河ドラマを見るまでは知りませんでした。女性を大河ドラマの主人公とする事は全く異論はありませんが、このドラマに関しては無理やり松陰の妹を主人公にしたせいで物語の根幹がブレてしまったように感じました。無名の人物を主人公に据えたせいで物語の展開に無理が生じてしまっていて、松陰が亡くなってしまった後の展開は物語が何となくぼやけてしまった印象を受けました。やはり大河ドラマの主人公は有名な人物を主人公に据えないとうまく行かないという事実を突きつけられたと思います。配役は良かっただけに物凄くもったいない大河ドラマになってしまったような気がしました。
「幕末、明治と怒濤の時代を生き抜いた女性」
吉田松陰をもっと知りたくて視聴しました。私的には結構面白く、勉強になりました。型破りな兄のために随分、迷惑をかけられた家族がとても気の毒でした。聴覚障害のある弟もいて、その弟を
家族みんなで大切にしていた姿が印象に残っています。長州藩目線の禁門の変はとても勉強になり新鮮でした。主人公、文の夫久坂玄瑞は命を落とし、長州藩は窮地に陥りますが、どの目線で描くかによって印象は違ってくるものだなぁと感心しました。文の人生は明治維新の後もずっと続きました。亡き姉の夫と再婚し群馬に赴任してもさまざまなな苦難に直面します。しかし、なんといってもあの幕末を生き抜いた女性であります。強く生き抜いて私達女性たちに生きる希望を与えてくれました。
このドラマの主人公は吉田松陰の妹の杉文なのですが、知名度的にマイナーなので、彼女の周辺人物の兄の吉田松陰や旦那の久坂玄随を巻き込んでドラマを作ってた感じは否めません。ただその2人や高杉晋作などを含めて彼らは若くして死んでしまうので、彼女以外の重要人物が次々変わってしまって何か一貫性のないドラマのように感じてしまった部分もあります。とは言っても最後まで視聴した限りは彼らの幕末の幕府に対して、特に吉田松陰が死刑になるまでの間の挑戦的な行動を起こす時代が一番見ごたえはあった感じがしました。時代が江戸から明治に変わって、主人公の住まいも東京に変わって衣装なども変化して貴族的な雰囲気になると全く締まりのない感じがしてそこは厳しい判定にせざるを得なくなった感じがしました。
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花燃ゆ(ドラマ)のキャスト・脚本・監督
花燃ゆ(ドラマ)に出演されていたキャスト・脚本・監督をご紹介していきます。
キャスト・脚本・監督検索
※青色のリンクがある俳優はクリックして関連作品やその他詳細が確認できます。
花燃ゆ(ドラマ)の原作ってあるの?
大河ドラマ『花燃ゆ』の原作はなく、大島里美さん、宮村優子さんら脚本のオリジナルストーリーになります。
大島里美さんのそのほかの脚本作品では『1リットルの涙』『凪のお暇』『恋するハエ女』『カフーを待ちわびて』『マイガール』など早々たる脚本作品が並びます。
花燃ゆ(ドラマ)のテーマ曲は『「花燃ゆ」メインテーマ』
大河ドラマ『花燃ゆ』のメインテーマ曲は『「花燃ゆ」メインテーマ』です。
作曲は川井憲次さん、演奏はNHK交響楽団となっています。
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花燃ゆ(ドラマ)見逃し無料動画配信情報とみんなの口コミまとめ
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