ハゲタカ(NHKドラマ)の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

社会派物語という難しい印象ですが、第１回からスムーズに物語はいっていけました。

キャスト陣も素晴らしく、魅力的登場人物たちをそれぞれ見事演じきっており、それがストーリーの緊迫感をしっかり支えています。

まったくといっていいぐらいミスキャストなくて、どの俳優もそれぞれ見どころありよかったです。

そして大森につきます。たくさんの豪華キャストに囲まれつつ抜群の存在感はなってました。

彼の名園なければ、この作品なりたちません。細かな表情、クールな語り口など作品の中では得るシーンが多くありました。

そして柴田さんですが、後半になっていくにつれ深みのある言葉などあり、その意味は演技を通じよく伝わってきます。ぜひ見てください。

「私の家政夫ナギサさん」で新たな魅力切り拓いた大森南朋の出世作です。

ナギサさんとは真逆なオトコ臭い大森南朋を楽しめます。最近ファンになった方は是非チェックしてみてくださいね！

物語はハゲタカファンドの話ということで、金融用語が飛び交いとっつきにくいのではないか？と思いきや、そこはNHKなので、ドラマの中で丁寧に説明される作りになってますので心配御無用です。知らない間に物語に引き込まれていることでしょう。

1話見終わると、予告編の作りがまた秀逸で、どんどん次の話が観たくなります（笑）話の展開がスピーディーで、一気に最終話まで行けます。物足りない方は続編的な位置付けとなる映画版もありますので是非！

主人公の大森南朋以外にも、柴田恭兵や松田龍平、栗山千明など実力派の熱い演技対決も見逃せませんよ。

このドラマは、2007年に放送されたドラマです。

買収ビジネスを題材にしていて、ちょうどその頃リアルな日本でも、同じ様なビジネスがニュースなどで取り上げられていました。

そういった経緯があり、当時ハゲタカを観ていた私としては、現代の日本とオーバーラップしてとても楽しめた作品でした。

登場人物がカッコよく、特に鷲津が勢いがあるワンマンタイプの人間なので、見ていて痛快です。

ドラマの最後は、鷲津が死に追いやった小さな工場の社長のお墓に手を合わせて、自分の過ちについて謝り終わりという形です。

私の見解としては、激動の中で生きる鷲津が、自分の過ちで死なせてしまった社長へ、手を合わせるという部分がこのドラマの清算であり、ポイントだと考えます。

とてもいい作品なので、興味がある方はご覧になってください。