映画ドラえもんは1980年より記念すべき1作目が公開されました。
2006年からの第2期がはじまるまでの映画ドラえもんは1980年~2004年まで毎年公開され、藤子・F・不二雄さんが亡くなられた1996年以降も脚本家は変更になるものの継続して公開され続けました。
そんな藤子・F・不二雄さん原作・脚本作品が数多くある映画ドラえもんの第1期歴代シリーズを無料視聴できる動画配信情報の紹介も合わせて順番に見ていきましょう!
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映画ドラえもん のび太の恐竜(1980年)
記念すべき1冊目の作品になるわけですが、とても面白い映画になっているのではないかと思いますし、映画のシリーズがこれだけ長く続いているわけで、今年で何と40年にもなります。(ただ05年は除くので毎年ではない)、恐竜との絆を描いた夢ある作品です。
映画ドラえもんシリーズの第一作目であり、不朽の名作として知られています。
大の恐竜好きとして知られる藤子先生らしく、恐竜愛で満ちています。個人的にも恐竜は子供の頃から大好きでしたので、「恐竜と友達になりたい!」と強く思っていました。
その夢は、のび太とピー助を通して、しっかりと作中で表現されています。数億年前のロマンが詰まった、傑作の冒険劇だと感じています。
いつも通り意地悪されるのび太がドラえもんに頼んで恐竜を育てることになり、スネ夫たちをあっと言わせるところがスカッとしました。
結局大きくなりすぎたピー助を白亜紀に戻すと決意するのび太といろんなアクシデントで怪しげな男にピー助を渡してしまおうとスネ夫が言ったときにしずかちゃんやジャイアンが守るのには感動です。
ドラえもんの一作目の作品であり、この映画のシリーズは今現在でも続いているのでとても驚愕的だと思いますし、アニメ映画で非常に素晴らしい映画になっているのではないかと思います。
子供たちに夢を与える作品なのでいいと思いました。
ドラえもんの映画で、初めて映画になった作品でもあるわけなので、内容はどうするのか相談などかなり葛藤があったのではないかと思いますが一番最初の一の映画と言うことになるわけですからやはり生物の原点の生き物を出してきたのではないかと思いますしそれをメインにして映画を作ったのではないかと思います。
映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年)
今作を一言で言い表すと「のび太がカッコイイ!」です。
普段、あまり役に立たないのび太の特技「あやとり」と「射撃」が重要な役割を果たします。
はるか遠い惑星の友人の危機を救うべく、なりふり構わず窮地に駆け付けるシーンは感動的です。
友情の大切さをストレートに表現した傑作だと感じています。
コーヤコーヤ星の宇宙船が何かのはずみで、のび太の部屋の畳と宇宙船の扉が繋がった事から物語は始まります。
夢で宇宙船の事をたびたび見ていたのび太は、ドラえもんと共に宇宙船に頻繁に遊びに行きます。
私は、他の星の人と畳で繋がってしまうと言う本来では無い設定にびっくりしてしまいました。
普通は、知らない星の人と仲良くするのは難しいと思うけれど、のび太の社交性は素晴らしいと思います。
のび太の恐竜が第一作目ですが、これは第二作目でこの作品のヒットによって確実に将来シリーズ化をしていくような作品になったのではないかと私は思っています。
ドラえもんの映画としてはとても面白い感じにできていると思うので見ておくといいと思います。
未来の道具を使わずに別の星と行き来する珍しい話。
分かりやすい悪者を成敗する勧善懲悪要素がストーリーの根幹だが、地球とは全く違うコーヤコーヤ星の環境と不思議な生き物達がとても魅力的で、コーヤコーヤ星に行ってみたいと思わせてくれます。
映画ドラえもん のび太の大魔境(1982年)
ストーリー展開が秀逸でした。
ジャイアンが魔境を旅したいというのび太への指令から巨神像の写真を見つけていくという流れが期待感を持たせてくれました。
次から次へと何が起こるのか楽しみながら見せてもらいました。
第1弾「のび太の恐竜」では1億年前の白亜紀にタイムスリップ、第2弾「宇宙開拓史」では未知の惑星へとワープ。
第3弾となる本作ではジャングルにあるという幻の秘境を目指して、のび太がドラえもんや仲間たちと力を合わせるアドベンチャードラマです。
のび太はジャイアンとスネ夫に呼び出され、秘境探検をしたいからドラえもんに探してもらうように頼まれました。
のび太達は、ヘビースモーカーフォレストと言う、霧に包まれた秘境へと繰り出すのである。
誰も近づけない所と聞くと、自分は行ってみたいと希望が出てくるのだと思う。
秘境を探すのに、ひみつ道具を使うと言う所が驚きました。自分で探す事で達成感があると思うからです。
映画のジャイアンはいい人の元となった映画といっても過言ではありません。
ジャングルで秘境の地を探しをしていて、犬たちの王国にたどり着くのび太たち。
ドラえもんがいるにもかかわらず、冒険がしたいと置いてきた便利な道具たち。
装備の薄いドラえもんたちが、敵に勝てるのか、必見です。
この映画は「かっこいいジャイアンが見れる」ことで有名です。
ゲストキャラクターのペコ(クンタック王子)と並ぶ、もう一人の主人公と言えます。
不気味なジャングルの奥地を抜けた先にある、犬が進化した王国での大冒険は見どころ満載で大興奮です。
すこしややこしい設定もありますが、気にしない気にしない(笑)
映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年)
夏の暑いある日、ドラえもんとのびたの描写から始まります。
海も山も行きたいと言う希望を叶えるべく、着いたのは海岸でした。
車に乗って、テキオウトウを浴びて海底へ。深海の様子が綺麗に描かれています。
その中で、ドラえもんがテント型のお家を設置するのですが、それが素晴らしく未来はこうなるのかなと期待しながら見ていました。
また、のび太達が乗っている車がしゃべるのですが、クライマックスには自分を犠牲にしてのび太達を助けます。友達の事を1番に考えて行動する所が素晴らしいと思います。
バギーとのび太のやりとりが面白く、かわいくないバギーがしずかちゃんにだけはなつくのがかわいらしいです。
ドラえもんの映画の中でも、1,2を争うほどのレベルで完成した映画です!
特に、最後にバギーが自爆しようとするするシーンは涙なしには見られません。
海を舞台とした冒険譚で謎が謎を呼ぶ展開とシリアスな雰囲気等初めから最後の最後まで緊張感のある目が離せない物語です。
また人間にとって海がどういう存在か海とどう接していけばよいのかを考えさせられる作品です。
今作の素晴らしさは、深海底を隅から隅まで、縦横無尽に駆けまわるところにあります。
「バミューダ・トライアングル」「巨大イカ」「幻の大陸」など、冒険心をくすぐる、わくわくドキドキする要素が満載なのもポイントです。
「海底」が舞台となったドラえもん映画です。
当初、私はあまり「深海」「海底」について知識や興味がなかったのですが、この映画を観ることで、「海底には陸上よりも高い山があるから、山と海どっちも楽しめる!」ということを知りました。
冒険の舞台として、あまり知られていない「海底」がテーマになっている所が面白いポイントです。
映画ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年)
個人的に映画ドラえもんシリーズの中では1番好きな作品です。
とにかく内容が濃くて1つ1つの場面に無駄なものが無かったと感じています。
大魔王を倒しに行くまでの道のりも見せ場十分でラストシーンのジャイアンに全てを託す場面も格好良すぎました。
日常の素晴らしさを教えてくれる作品です。
もしもこうだったら、っていうのはあくまで想像するから楽しいだけで、それが現実になったときにその時はその時で新しい問題が起こるんだってことにも気づかせてくれました。
ドラえもんのひみつ道具の中でも扱いにくさにかけては1、2を争う「もしもボックス」がキーアイテムになっています。
科学ではなく魔法が全てを支配する世界で、世界征服を目論む悪の大魔王にのび太たちが立ち向かっていくファンタジーテイストの作品です。
のび太がドラえもんとゴミ捨て場に行くと、ドラえもんに似た石像を発見し、自宅に持って帰る所から物語が始まります。
その後、のび太に似た石像も発見し、ドラえもんは不思議に思うが、のび太が別の世界で石像に変えられたのでは無いかと推測するが誰も相手にしない。
すると、のび太はもしもボックスで魔法の世界を作ったらどうだろうと、ドラえもんに提案する。そして、ドラえもんが魔法の世界を作るのだがのび太が考えているのとは違ったのだ。
魔法は誰でもが使えるのでは無く、練習をした人が使えると言う事を。私は、どんなに恵まれた環境でも、努力をしないと駄目と言う事を学びました。
この話は2020年現在で見るとハリー・ポッターのようなところもあり、楽しんで見ていける作品になっていると思います。
特に魔法の世界というかファンタジーの世界が好きな人にとっては魔法の世界を十分に見ていける作品になっているわけです。
映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争<リトル・スター・ウォーズ>(1985年)
『のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)』(1985年)は、この作者はスターウォーズが好きなので、アカンベーダーなども出したりしています。
宇宙の神秘を見ていくこともできる作品になっていると思いますし、とても面白い映画になっていると思います。
小さな宇宙人パピくんと、のび太、ドラえもんといつものメンバーとの友情の物語です。
小さい頃によく見ていて、とてもいい話で大好きで、子供ができてからも子供たちにも見せました。
いまは少し近くなった感じがする宇宙や別の星の宇宙人との出会い、一緒に戦ったりと、まさにSFファンタジーの様な話でとても見ごたえがあります。
パピという小さな宇宙人がのび太の部屋に来て悪の組織から命を狙われている事を話し戦いを挑んでいく姿が勇敢で素晴らしかったです。
ラストの怒涛のような展開が大好きで最高の作品です。少年期という主題歌が涙を誘います。
小型宇宙人との遭遇から彼らの母星を守るための戦いを、壮大なスケールで描いたSFアドベンチャーに仕上がっています。
敵にスモールライトを奪われてしまったドラえもんたちが、いかにして反撃していくのか見ものです。
のび太達から見ればピリカ星の人々は小人だけど、ピリカ星ではのび太達地球人は巨人になる。
そんな当たり前の事が話のキーになっている。
スモールライトで小さくなり、スネ夫の作ったラジコンに乗って戦うのがとても印象的な話です。
映画ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年)
面白い映画だとは思いますが、少し固いタイトルになっているのではないかと思いますし、中身はと言うといつも感動系の話が多いのですが、さらに感動できると言うような内容になっているので、見ておいた方が良いでしょう。
この作品は、映画ドラえもんシリーズで一番好きな作品です。巨大ロボット、謎の美少女、地球の危機など、男心をくすぐる要素がてんこ盛りです。
旧作もリメイク作もどちらも秀逸で、大人が見ても楽しめるところが大きなおすすめポイントです。
自らの意志を持って動くロボットの軍団が宇宙の果てから虎視眈々と侵略を狙う、壮大なスケールのSFアドベンチャーに仕上がっています。
頭数では圧倒的に不利なのび太たちが地球を守り抜く姿と、ロボット少女としずかちゃんとの交流も見ものです。
ザンダクロスというすごく大きなロボットが出てくるのですがそれをのび太達が組み立てて話が展開していくのがとてもワクワクします。
このロボットの持ち主としてリルルという謎の女の子が現れるのですが地球侵略を企んでいるのが面白かったです。
ドラえもん映画「のび太と鉄人兵団」は、予告映像やDVDのパッケージを見てみると一見男の子向けかなと思われがちですが、実際はそうでもありません。
ロボットとのび太たちの友情エピソードは、女の子でも大人でも面白いはずです。
映画ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年)
恐竜が実際に存在しているかのようなストーリー展開というのが最高でした。
地底世界というのも壮大で映像も綺麗だったし見応えがある作品に出来上がっていました。
ドラえもんの映画の中では1番ワクワクさせられた作品でした。
記念すべき劇場版第1作と同じく恐竜がテーマになっていますが、本作では地底帝国をテーマにして更にスケールアップしています。
大昔に全滅したはずの恐竜との遭遇を描いた冒険譚でもあり、予想外に活躍するスネ夫にも注目したい作品です。
恐竜の末裔である地底人達がタイムマシンを使い地上を取り戻そうと計画し、それを知ったドラえもん達が歴史を変えさせないよう奮闘する。
その全てが予定調和な出来事で、矛盾無く観れるのが良い。悪者が居ないのも良かった。
スネ夫が地底世界に迷い込んでしまうことで話が展開していくのですがその流れがとても面白いです。
地底世界がこんなにも広い世界だったなんて思いもしませんでした。電車まで走っているので大体地上世界と変わらないなという印象でした。
のび太の竜の騎士は、恐竜と地底人という小学生なら興味を持ちやすいテーマを使っているので、子供が見ても飽きずに見やすい映画でした。
恐竜がなぜ絶滅したか、子供でも理解しやすく解説してあるし、主題歌がとても可愛いのでエンディングまで楽しく観ることができました。
映画ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年)
ドラえもんの映画の中で西遊記の要素を取り入れたストーリーの発想が大変面白い作品です。
またストーリーの流れが単調ではなく、西遊記に出てくる妖怪とドラえもん達のコラボレーションに非常にワクワクします。
そして中国の歴史上に三蔵法師が実際に存在することをこの映画で初めて知り、興味をそそられます。
のび太が夢の中で、孫悟空になった所から物語は始まります。
その後、ドラえもんに頼み孫悟空になれる機械を出してもらいます。
タイムマシンで唐の時代に行って使うのですが、その時に起動のままにしてた為、妖怪達が現実世界に出てきてしまい、人間に成り代わっていたのである。
ドラえもんとのび太達は元の世界に戻す為に唐の時代に向かいます。自分たち以外がみんな妖怪になっても、立ち向かっていく勇気は凄いと思います。
まず、主題歌がカッコいいです。
そしてゲームの世界で遊べるという秘密道具が、子供心をグッと惹き付けます。
西遊記という題材も子供から大人まで知っている作品なので途中で話がわからなくなる心配もなくストレスなく見る事ができます。一番テンションが上がる場面は、個人的には、ドラえもんたちが、火焔山に向かうシーンです。主題歌が流れるのですが、シーンに見事にマッチしています。
カッコいいと思う事間違いなしです。
この映画は、タイトルの通りあの有名な物語「西遊記」がコンセプトになっています。
おなじみ五人のメンバーが、それぞれ西遊記のキャラに変装し冒険する様子はどこか懐かしく少し怖いようで、ドキドキワクワクするストーリーです。
中国4大奇書のひとつでもあり誰もが知っているあの西遊記を、大胆不敵にアレンジした歴史スペクタクルです。
孫悟空から三蔵法師までイメージぴったりな配役と、平行するふたつの世界が複雑にリンクしていくSF要素も盛り込まれています。
映画ドラえもん のび太の日本誕生(1989年)
ドラえもんとのび太達が、自分達の手で新しく日本を作る事に感動しました。
何も無い所から、一から作る事は大変な事です。また、友達の為に自分の危険を冒してまで、敵に向かっていく勇気が凄いと思います。
この映画を通して、相手の事を考える事を学んで欲しいと思います。
ギガゾンビVSドラゾンビの戦い、古代人と思いきや、やっぱり未来人の仕業というところがドラえもんシリーズの面白さです。
頼りになるようでいざというときは頼りにならないのもドラえもん。
今回のラストも逃げ道を全てふさがれ万事休すというところで助けてくれたのはやっぱりタイムパトロールでした。
こんなところにタイムパトロールの形跡があったの?!と驚きを隠せない作品です。
ドラえもん大好きな私には、この作品が一番大好きで何度も見ています!
大根の中から料理が?!翻訳こんにゃくの味が気になる!
ドラえもんの道具に目を奪われる本当にあっという間に終わってしまうワクワクのある作品です!
のび太とお馴染みのメンバーが家出をして、自分たちで自立した生活を目指す中で新たな出会いとその出会った人達との絆が深まっていく物語。
いつも弱虫、泣き虫のび太が仲間の為に諦めずたくましく敵に立ち向かっていく姿に感動します。
映画オリジナルキャラクターのペガ・グリ・ドラコとのび太くんの友情が泣けます!
生まれたばかりの3匹はとてもかわいいですし、この子達の活躍で、ドラえもん達はピンチを救われます。
最後のお別れのシーンは映画を観て何度も泣いてしまいました。
映画ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年)
この作品は面白いほうの作品なのではないかと思いますし動物たちがたくさん出てくるので、動物たちがたくさん出てくると癒されると言うことがあると思いますし、アニマル惑星、本当にあったら行ってみたいのではないでしょうか。
地球でやっている出来事など全て立しつくしてしまった感があるので宇宙に目を向けていき始めた頃の作品なのではないかと思います。
のび太くんの寝ぼけた夢かと思いきや、本当にあったパラレルワールド。
こんな可愛いアニマルプラネットが現実の世界にもあって、ドラえもんやのび太くんのようにどこでもガスで遊びにいく事ができたらどんなに楽しく素敵なんだろうという夢のある作品です。
のび太がピンクのモヤに吸い込まれる所から始まります。
そこは、動物が人間の様に進化し、科学や文明は遥かに地球よりも進化してる星でした。
私は動物が人間と一緒に会話したり、遊んだりしたりする空想世界が将来出来ると素晴らしいなと思いました。
のび太がピンクの靄を見つけて別の惑星であるアニマルプラネットに迷い込んで行く姿が不気味で面白いです。
そこでチッポという子犬の男の子と出会って仲を深めていく展開がすごく心温まる感じで最高でした。
適役のニムゲとの戦いもすごく見ものでワクワクします。
不思議な煙に導かれてたどり着いた異世界で、独自の進化を遂げた動物たちとの触れ合いを描いています。
ファンタジックなストーリーの中にも、現実の世界で起きている環境破壊や自然保護への鋭いメッセージが込められている名作です。
映画ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年)
アラビアンナイトから名前を持ってきている作品だと思いますし、ユニークな作品になっているので良いと思いました。
アラビアンナイトの世界はとても有名がある作品になっていると思うので、ドラえもんの世界でやってくれると尚夢があり良いと思いました。
私が大好きなジャイアンはここにいる!ジャイアンは心の友だとつくづく感じます!
そしてポケットの無いポンコツたぬきロボになってもドラちゃんは常に可愛い!
しずかちゃんを助ける為にいざアラビアンナイトの世界へ出発だ~!
映画ドラビアンナイトは、あの有名な物語アラビアンナイトをモチーフにした作品です。
そのためほかのドラえもんの映画と比べても、特に海外の文化や雰囲気を取り入れています。
ドラえもんならではの秘密道具とアラビアンナイトの世界観が、マッチしておりその美しさから特に女性に人気です。
しずかちゃんが絵本の中に閉じ込められてしまってのび太達が助けに行くという話なんですがのび太のママが絵本を燃やしてしまって冒頭からかなり困難な展開になってしまいます。
しかし、ドラえもんが絵本と現実のつながりを見つけてタイムマシンで助けに行く展開が素晴らしいです。
絵本の中に入れるドラえもんの道具で。誰もが子供の頃に読んだ絵本の中に入るだけでもわくわくしながら物語が始まります。
笑いがあるのもつかの間、ハプニングがおき、仲間を助け出す冒険となり、そこには子供たちに苦労なく居心地のいい日々は楽だけど、勇気をだして行動することも自分を強くするために必要だというメッセージが込められている、そんなお話です。
映画ドラえもん のび太と雲の王国(1992年)
子どもの頃、誰しも一度は考えたことがありそうな「雲の上に乗ってみたいなぁ」という想像を実現してくれたのがこの『のび太と雲の王国』です。のび太くん達が雲の王国を建設するシーンはとってもワクワクしてたまりません!
また、映画なので色々な事件が起きます…それは観てのお楽しみですね。
のび太と雲の王国の素晴らしいところは、今まさに起こっている環境問題を主軸に物語を構成したところに挙げられます。
人間の勝手な環境破壊によって住む場所を奪われる人たちと、人間に住む場所を奪われる人たちが人間の住む場所を逆に奪おうとする正義と正義のぶつかり合いの熱さがなんとも言えません。
雲の上に世界があるというとても夢のあるストーリーですが、映画の中で地球上の深刻な環境問題を観る人々に投げかけるというとても深い内容になっています。
たくさんのピンチが起こりハラハラドキドキ、そして涙なしには観られない作品です。
のび太は授業で雲の授業をした時、天国の雲があると思っていた。
しかし、実際に調べてみると伝説や作り話ばかりでした。
のび太はドラえもんに頼み、雲の王国を作ろうと提案します。
のび太は、発想力があって凄いなと思います。みんなから否定されても、実行してしまうからです。
子どもの頃、だれもが憧れた雲の上に乗るということ、そこに国を作るっていうことをドラえもんたちがしていて、とてもメルヘンチックな作品です。
でも、それだけでは終わらず、環境破壊や人間への制裁の話にまで話が及び、大人でも見ごたえのある話になってます。
ドラえもんの自己犠牲も悲しくて、見ごたえがありました。
映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年)
映画ドラえもんブリキの迷宮(ラビリンス)は、ドラえもんの映画中でも屈指の名作と言われています。
その理由は、映画全体のテーマが分かりやすく子供も大人も関係なく分かりやすいうえにドラえもんならではの様々なファンタジー要素がたくさん詰まっているからです。
この映画はドラえもんに頼らない精神がのび太達に身についた話だと思いました。
序盤からドラえもんなしで行動していくのですごく不安な気持ちはあるのですが冒険感はとても感じられるのですごくワクワクする展開で面白いです。
ある日、のび太の家にトランクが届きます。
のび太がトランクを開けるとそこはブリキの王国でした。
ドラえもんとのび太はホテルへ行きましたが、そこにはブリキの人形だけでガラガラでした。
私は、トランクの中にブリキの王国の入り口があると言う普通なら怪しむ状況ですが、何も気にしないドラえもん達は凄いと思います。のび太達の適応能力には驚かされます。
今作は「人間とロボットの主従関係の逆転」を描いた、近未来で起こり得る世界が舞台となっています。
そして、ドラえもんが機能停止(人の死に相当する)にまで追い込まれるなど、衝撃的なシーンがたくさんあります。
島崎和歌子さんが唄う「何かいい事きっとある」も、とっても素敵な映画の主題歌になっています。
このドラえもんの話の中で今では多分放送できないであろうドラえもんの拷問のシーンがあるのですがその場面を見てすごく怖かったことを覚えています。
やっぱりドラえもんが壊されてしまうシーンは見ていて辛いですがそれが戦う意味にもなり気持ちを強くさせてくれます。
映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年)
ドラえもん映画の中で1番ハラハラドキドキする作品なので最後まで目が離せません。
またゲームの世界とわかっているのにユミルメ国のため、仲間の為一人自ら妖霊大帝オドロームに立ち向かいチリとなるのび太ニヤンのシーンには心打たれます。
ドラえもん映画は作者藤子F不二雄さんの監修が入っていますが、唯一この作品だけはラストに納得が行かなかったそうです。
それくらいドラえもん作品の中では異色中の異色として有名なものとなっています。
現代的にいえば”異世界転生をドラえもんでやってみた。”といったところでしょうか。
ドラえもん映画の中でも、ファンタジー冒険談の側面が強く出ている作品です。
基本的に夢の中で冒険が始まっていくストーリーなので、視聴者がわくわくする作品になっています。
最後の展開はどっちの世界なんだろうと思わせるシーンが良かったです。
この作品には、自分の見たい夢がカセットタイプになっていてそれを専用の機械に入れて楽しむ、というひみつ道具が出てきます。
まさに夢のような道具で、いろんなジャンルがありますがRPGが好きな方には特におすすめです。
中盤からのストーリーがRPGがメインとなるのでそこからが特に面白くなります。
また、劇中歌がすごくかっこいいのも魅力です。鳥肌が立ちます。
のび太がドラえもんの出した気ままに夢見る機という道具で夢の中で白銀の剣士になって大活躍する姿がすごく勇ましくてカッコいいです。
でもドラえもんの映画の中で一番謎が多い作品でもあるので考えだすとゾッとする事が色々とあります。
映画ドラえもん のび太の創世日記(1995年)
のび太が夏休みの宿題で、地球を作る事から始まります。のび太が、神様となり地球を作ったのですが、人類を強制的に進化させた為、昆虫が進化し、南極の空洞に昆虫人の世界が出来ている所が凄いと思います。
そして、昆虫人が地球を征服しようと企んでいるのです。
のび太の創世日記は、地球の成り立ち、生物の進化、日本の歴史の大まかな流れなどを、楽しみながら勉強できる映画です。
この映画には、明確な敵キャラはいないのですが、ハラハラドキドキするシーンもあるので、まだ内容がわからない小さなお子様も楽しめる内容になっています。
夏休みの宿題に行き詰まっていたのび太が、ドラえもんのひみつ道具を使い仲間たちと天地創造にチャレンジします。
自分にそっくりなご先祖さまの進化の歴史や、高度な知能を持った虫たちとのバトルなど見どころ満載です。
ドラえもんの映画「のび太の創世日記」では、のび太が夏休みの自由研究でドラえもんの道具を借りて地球を作ることから始まります。
この映画では、主に地球が出来上がるまでを子供にも分かりやすく教えてくれます。なので、学びのある映画だと言えるでしょう。
今作は、のび太が創った「新地球」を舞台に、生物の進化や文明の発展などが学べる、教養色の強い作品になっています。
実在の人物などを交え、独自の進化を辿ったのび太の「新地球」を舞台に繰り広げられる物語は、終盤で思いもよらぬ展開に見舞われます。
映画ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年)
のび太は、何も言わず3日間も留守にしていたドラえもんを探している所から始まります。
家に帰ると、何事も無かったかのようにドラえもんが帰っていました。
3日間も並んで、銀河ミステリー列車のチケットを手に入れたとの事。
私はドラえもんがのび太の為に3日間も並んで、チケットを手に入れたと知って、けんかもするけどお互いに大切な存在なんだなと思いました。
このドラえもん映画のび太の銀河超特急(ぎんがエクスプレス)は、あの松本零士さんの代表作と言える「銀河鉄道999」をモチーフにした作品です。
宇宙列車の旅をしながら色んな星を探検する様は、まさに夢があると言えます。
ドラえもんがミステリートレインというレアチケットを手に入れたことで物語が動きます。
そのチケットでミステリートレインに乗り込んで旅行するのですが忍者の星や恐竜の星などいろんな星に行く事ができるのですごく楽しめる話ばかりです。
今作は、現実にも存在する鉄道旅行「ミステリートレイン」を宇宙規模にまで拡大させた、ハラハラドキドキ満載の大冒険作品になっています。
さまざまな世界観の惑星(恐竜や西部劇など)が登場するのも大きな見どころです。
そして、原作者である「藤子・F・不二雄先生」が最後に手がけられた作品ということで、印象深く心に残っています。
主な声優さんが初代の声優さんなので、懐かしい感じがして、キャラクターも私たちが子どもの時に見ていたキャラクターのままで懐かしいです。
それから、まさか小学生のしずかのお風呂の様子だけでなく、裸も見られる事が驚きです。
映画ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記(1997年)
のび太がいのちのネジで馬のぬいぐるみと遊ぶ所から始まります。
その後、のび太はジャイアンやスネ夫に嘘をついてしまい、ドラえもんに相談したら丁度惑星の引換券を持っていたので、そのうちの一つにネジ巻きシティを作ります。
そこに、悪党が1人迷い込んでコピーでクローンを沢山作り、侵略しようとしたのですが、1人だけ良い悪党が出来て最後にはその悪党だけが残って、平和になって良かったです。
ドラえもんの映画「のび太のねじ巻き都市冒険記」は、原作者の藤子・F・不二雄さんが亡くなられて以降最初に公開された映画でした。
この作品では、コメディー要素と子供には少し難しいと思われる環境問題ついての内容が入り混じっており、大人になってから見た方が面白いと思える作品です。
どんな人形や縫いぐるみでも動物のように動かすことができるひみつ道具、「生命のねじ」が大活躍するファンタジードラマです。
おもちゃの王国に逃げ込んでくる凶悪犯、熊虎鬼五郎との対決も迫力満点に描かれています。
この映画はドラえもんの特徴である、もしもの世界観が存分に味わえます。
のび太達のおもちゃ達にに命を宿すこの映画は、おもちゃ達が考え、言葉を使いおもちゃ達の世界を築いていきます。
おもちゃ達の社会は、今まで人間達が創り出した社会とは、別の視点で環境問題なども解決していきます。子どもは勿論、大人も楽しめ考えさせられる映画となっています。
映画ドラえもん のび太の南海大冒険(1998年)
私の感想としては、南海大冒険ですが、海賊の時代のことを描いていて悪くはない映画だったのではないかと思いますが、こちらも原作の話で近い話から映画化に持ってきているわけですが、この作品から、藤子F先生がすでにお亡くなりになられてしまっているためスタッフたちが原作から映画化できる話の作品をチョイスするようになりました。
南海大冒険は、私が子供のころ初めて映画館で見たドラえもんの映画です。
この作品は、藤子・F・不二雄さんが亡くなられて以降原作を初めて藤子さん以外の方が、担当しています。
そのため視聴者の意見が、賛否両論分かれていますが世界観や選出は過去の映画シリーズに負けない出来栄えでした。
どの作品を見ても思うのですが、この作品ものび太を思うジャイアンの友情に感激します。
のび太はその思いに気づいているのか、いないかはわかりませんが、ジャイアンって普段は暴力的だけどやっぱり魅力のある人間なんだなと思わせる場面がたくさんありました。
私ならではの楽しみ方をしていたかもしれませんが、あるワンシーンをきっかけに大好きな作品になりました。
でも終始楽しめたし。ジャイアンのいいやつぶりも、のび太のピュアさも、すごく楽しめた作品だったなって思います。
現代から17世紀のカリブ海へとタイムスリップしたのび太たちに、数々のピンチが迫りくる海洋アドベンチャーです。
伝説の海賊と一緒に繰り広げる冒険から、時空を越える謎の犯罪者との対決まで見どころ満載になっています。
映画ドラえもん のび太の宇宙漂流記(1999年)
その名の通り、ドラえもん達一行が遥か彼方の宇宙にたどりついてしまう話。
宇宙が大好きな人に分かる、その素晴らしさも怖さもぎゅっと詰まった作品になっています。
漂流をしながら、ドラえもん達は何を得るのか、冒険要素もある今作です。
ドラえもん映画では、よく宇宙ものが描かれており「少々ありきたりなのでは?」との意見もありますが、実際はそうでもありませんこの宇宙漂流記は、これまでドラえもん映画にはなかった設定や要素が足されており見返すたびに面白さを発見する作品です。
映画ドラえもん のび太の太陽王伝説(2000年)
一人では生きていく事はできず、みんな助け合って生きているという事を学べるとてもよくできた作品です。
のび太くんのセリフで「1+1は1より小さくなるとは僕は思わない。だって一人じゃないんだもん」は見ていて本当に感動です。
最初は気難しく誰に対しても厳しかったティオが、のび太と出会った事で徐々に素直で優しい人柄へ変わっていく過程がミソです。
王子であっても遠慮せず、対等に友達として接するのび太の飾らない姿勢に心打たれたティオの、心境の変化が物語を通して細かに描写されているのが一番の見所です。
彼が迷いなくのび太を「友達」と言い切るシーンは感動を誘います。
映画ドラえもん のび太と翼の勇者たち(2001年)
どこに行ってもだいたいタヌキ扱いされて憤慨しているドラえもんがちゃんと猫と認識されてそれに対して喜んでいるドラえもんがめちゃくちゃ可愛くて微笑ましくて癒されました。
そして、トビオを山口勝平さんが演じていてテンションが上がりました。
声優初挑戦であり主題歌を担当されている知念莉奈さんがこの作品のポイントです。
主題歌は映画全体の良し悪しにも関わりますが、この作品の鳥のイメージにぴったり合っています。
鳥と人間の友情、信頼関係には感動されられます。
映画ドラえもん のび太とロボット王国<キングダム>(2002年)
西洋のコロシアムとロボットを掛け合わせたような内容のイメージでありますが、やはりドラえもんということでラストは感動をさせていただきました。
昨今ではAI技術が目覚ましい進歩を遂げていて、だからこそこの映画を真剣に観て改めて考える必要性があると気が付きました。
人間とロボットが対立することなく共存するためにどうしたらいいのかがそれとなく盛り込まれていて奥が深い内容だと思いました。
映画ドラえもん のび太とふしぎ風使い(2003年)
風の民の村の人たちが着ていた服装がモンゴル系の民族衣装っぽくて味わいがあって素敵でした。
村自体もエキゾチックで心惹かれるものがありました。
フー子が本当に可愛くてのび太たちと一緒に私も仲良くしたいなと羨望の目で観ていました。
のび太とフー子がまるで兄妹のように仲良く過ごすシーンはとても微笑ましいです。
そしてそのやり取りがあったからこそ、フー子が身命を賭してマフーガに立ち向かうシーンはのび太の表情や涙、魂の叫びの中に共にフー子と過ごした時間の重みを感じ、また彼女を想う気持ちが滲み出ていて何度見ても心揺さぶられます。
たった数日共に過ごしただけでも、確かに芽生えたフー子との絆が鮮明に描かれた、感動を誘う作品です。
映画ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年)
わんちゃん猫ちゃんが大好きな自分からしたらまさに天国みたいな夢のような映画でした。
しかも、大好きな林原めぐみさんが出演されていて終始テンションが上がりまくりでした。
まさかののび太が崇められる存在になっていたのがめちゃくちゃ面白かったです。
のび太とイチの時を超えた友情物語は見ていて感動です。
また、この作品でもドラえもんの恋模様も描かれていてとても面白いですし、お相手のシャミーの歌を島谷ひとみさんが担当されているのでそこは見所の一つです。