ドラえもん のび太の大魔境（アニメ映画）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

ジャイアンが秘境を探検したいということからのび太はしょうがなくドラえもんに頼みにいきます。それにより自家用人工衛星を打ち上げて未発見の地を探すのでした。そんななかのび太にノラ犬がくっついてきます。ノラ犬のペコはママのピンチを救い家で飼ってもらうことになるのでした。
ペコは自家用人工衛星から送り届けられるアフリカの巨神像の写真を見つけ出したことでのび太たちはペコも含めて探検へと出掛けるというストーリーです。

見せ場はジャイアンが孤立してしまうという展開です。ジャイアンが道具に頼るのは良くないと言いだしたこと等から困難な状況に陥り仲間割れする形というのが印象に残りました。そのことにより巨神像に会うまでの道のりというのもたいした道具を持っていないことから命懸けで進んでいくというのが見ものでした。次から次へと止めどなく続く逆境をのび太達が乗り越えていくのが面白かったです。

この映画で気になったのはスネ夫がいつもよりジャイアンに強気だったところです。いつも媚びへつらっているスネ夫にしては珍しく対等以上にやり合っているのが記憶に残りました。ジャイアン君の意見が聞きたいというのも考えられないコメントでした。

次の日から、春休みになる日、のび太はジャイアンとスネ夫に呼び出された。秘境探検をしたいから、ドラえもんに頼んでもらえないかと。アフリカで秘境[ヘビースモーカーフォレスト]を見つけ探検に向かったのです。ジャイアンが夢の中で、巨神像に出会った。そこには財宝が眠っていると言う。それを聞いたジャイアンは再びのび太達を集めて探検に向かうのである。すると、いっしょにいた子犬のペコが突然喋り始めたのである。ペコは、バウワンコ王国の王子であり、人間と同じ生活をしているとのことだった。

ダウランダーは世界征服を企んでおり、コス博士と核兵器の開発をしているらしい。ペコ達は捕まっている仲間を助けて、巨神像に向かっていきます。ジャイアンとペコは自分達がおとりになると言います。私は、自分を犠牲にしてまで友達を助けるジャイアンは素晴らしいと思います。普段は弱い物いじめをするジャイアンが、人の為に立ち向かっていく姿は見習う所では無いでしょうか。

私は、この映画を通して、守りたい人が出来たら、自分を犠牲にしても助けると言う優しい気持ちを持ちたいなと思いました。日常に疲れて気持ちに余裕が無い人でも、この映画を見てほっとして笑える様になって欲しいと思います。

ジャイアンがすごくかっこよくて、それが印象深いです。みんなで、ジャングルに冒険に行くのですが、ジャイアンの希望で極力道具を使わないように、道具を置いてきちゃったし、どこでもドアはワニの餌食になるしで、追い詰められていくところがドキドキしました。そんなこともあって、ペコが1人で戦うと言った時、ジャイアンはほっとけなかったのでしょう。あんな中で、ペコについていけるなんて、ジャイアンは子供ではありません。男です。
そして、そんなジャイアンをほっとけなかったのび太たちもほんと素敵で、いい仲間だなと思いました。

最初の方のジャングル探検のところは、すごく楽しそうで、私も探検に行きたいと思ったりしたのですが、後半は結構シリアスな戦いになってきました。どうやって、ドラえもんたちは勝つんだろう？と不思議に思っていたら、この映画で初めて使われたひみつ道具が大活躍して、そのおかげで買ってました。なんか、ちょっと変わった道具だったので、何で今出てきたんだろうと思ってたので、それが最後の戦いに生かされていて、伏線じゃんとうれしくなりました。ゲストキャラのペコたち、犬人間たちもいいキャラクターでした。のび太が捨て犬やら、何かしらの動物を拾うエピソードは映画、テレビアニメ問わず、よくありますが、ハズレがないと思います。最初楽しく、徐々にドキドキしていく、いい映画でした。

それでは、映画ドラえもん『のび太の大魔境（1982年）』の感想や見どころなどをご紹介します。まずは序盤のあらすじをご説明します。『春休み、心躍る冒険を求めるスネ夫とジャイアン。のび太は2人に頼まれ、秘境探しをすることになります。ドラえもんの「自家用衛星」を使い、アフリカの隅々まで探索していると、偶然にも「ヘビー・スモーカーズ・フォレスト」という謎の一帯を見つけます。スネ夫・ジャイアン・しずかを誘い、早速冒険の旅に出かけます。その少し前にのび太は、汚らしくも上品な印象を持つ犬と出会います。その犬こそ、冒険の行く末を左右する重要な存在だったのです…。』

ここからは映画の見どころなどをご紹介します。まず一つ目は、「アフリカのジャングルでの大冒険」です。前述した「ヘビー・スモーカーズ・フォレスト」があるジャングルの奥地を目指して、のび太たちは5人と1匹で旅立ちます。目的地からおよそ100Km離れた地点から冒険をスタートさせますが、道中で猛獣に襲われたり、広大なサバンナを縦断したりと、アフリカらしい難所が数多く立ち塞がります。「楽はしたくない。」というジャイアンの提案を受け入れ「どこでもドア」などの便利な道具は置いてきてしまったので、本当の大冒険になってしまいます。そして、数々の難所を乗り越えた先で「バウワンコ王国」という、外界とはまったく異なる進化をした犬たちの世界にたどり着きます。「世界中をくまなく探索出来たら、本当にこのような世界があるのではないか？」と、ロマンを抱いた記憶があります。

二つ目は、本作最大の見どころ「ジャイアンの男気炸裂」です。今作のジャイアンは、ゲストキャラクターのペコと並ぶもう一人の主人公的な役割があります。便利な道具を置いてきてしまったために危機に陥ってしまったり、余計な発言でトラブルを引き起こしてしまったりと、ジャイアンは後ろめたさを感じていきます。特に最終盤で、バウワンコ王国の乗っ取りを企む一派に追い詰められた際に、先陣を切って敵に突っ込もうとする、仲間を救おうとするシーンは胸を撃たれます。普段は乱暴者で、お世辞にも好かれるタイプではないですが、映画などでは硬派な熱血漢を演じるので不思議です(笑)しかし、ジャイアンの男気のおかげで窮地を脱することもあり、今作においてはMVP級の活躍を見せます。ペコとの友情の描かれ方もジーンとさせられます。「ジャイアンよ、お前が真のヒーローだ。」と、心に感じた瞬間がありました。

総合的に本作をまとめますと、「地球上にはまだ未知なる世界がある。ドラえもんだからこそできる、本当の大冒険がある。」という印象を抱ける内容に仕上がっています。リメイク作品（旧作と差異はありますが）も良くできていて、そちらと合わせてご覧いただけると面白みが増すと思います。ちなみに、原作者の「藤子・F・不二雄先生」は、作品自体には満足していましたが、映画の仕上がりに難色を示し、次回作から監督を交代させるように要求したというエピソードがあります。確かに、次回作の「のび太の海底鬼岩城」からは作品テイストが若干変化した気がします。その点でも本作は注目できるかもしれません。長文、大変失礼しました。