この記事では、映画『チャーリーとチョコレート工場』の作品概要・ネタバレを含むあらすじ全容・感想を徹底解説します。
本と英語圏での評価も比較しながらご紹介します。
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映画『チャーリーとチョコレート工場』の作品情報
映画『チャーリーとチョコレート工場』の基本情報
公開日 | 2005年9月10日 |
制作国 | アメリカ・イギリス |
原題 | CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY |
上映時間 | 115分 |
監督 | ティム・バートン |
原作 | ロアルド・ダール |
脚本 | ジョン・オーガスト |
製作 | ブラッド・グレイ、リチャード・D・ザナック |
音楽 | ダニー・エルフマン |
映画『チャーリーとチョコレート工場』のキャスト
登場人物 | キャスト |
---|---|
ウィリー・ウォンカ | ジョニー・デップ |
チャーリー・バケット | フレディ・ハイモア |
ジョーおじさん | デヴィッド・ケリー |
バケット氏 | ノア・テイラー |
ボーレガード夫人 | ミッシー・パイル |
ソルト氏 | ジェームズ・フォックス |
ウンパ・ルンパ | ディープ・ロイ |
ドクター・ウォンカ | クリストファー・リー |
ティービー氏 | アダム・ゴドリー |
バケット夫人 | ヘレナ・ボナム・カーター |
バイオレット・ボーレガード | アナソフィア・ロブ |
ベルーカ・ソルト | ジュリア・ウィンター |
マイク・ティービー | ジョーダン・フライ |
オーガスタス・グループ | フィリップ・ウィーグラッツ |
映画『チャーリーとチョコレート工場』の評価
Filmarks(日本) | ★3.7/5.0 |
IMDb(英語圏) | ★6.7/10 |
ROTTEN TOMATO批評家(英語圏) | 83/100% |
ROTTEN TOMATO一般(英語圏) | 51/100% |
映画『チャーリーとチョコレート工場』のあらすじ
映画『チャーリーとチョコレート工場』のあらすじをご紹介していきます。
ネタバレを含んでいるので、まだ見ていない方は気をつけてください。
あらすじ1:ウォンカの復活
主人公のチャーリー・バケットは、貧しいながらも両親とその祖父母4人と共に暮らしていました。
地元の歯磨き工場に勤務する父の給与は低く、その日食べるものがあるかないかの暮らしでありながら、家族みんなで寄り添って暮らし、チャーリーは、心優しい少年に育っていました。
そんなチャーリーが暮らす街には、チョコレート職人であるウィリー・ウォンカが作ったおおきなチョコレート工場がありました。
ウォンカの奇想天外なアイデアは、革命的なお菓子を次々と生み出し、多くの子どもたち
を笑顔にしてきたのですが、それをよく思わなかった大手チョコレート工場がレシピを盗み、販売したことで、ウォンカの小さなチョコレート工場は閉鎖することに。
ウォンカのチョコレート工場で働いたチャーリーの祖父は、工場閉鎖と共に仕事を失ったのですが、今でもウォンカのチョコレート工場は、誰かが中で働いているようで常に稼働していました。
ある日、ウォンカは、町中をざわつかせる驚きのニュースを発表します。
「この町の幸運な5人の子どもをウォンカのチョコレート工場に招待し、そのうちの最も幸運な子どもには、さらにすごい贈り物をする」というのです。
ウォンカが販売する「ウォンカバー」と呼ばれる板チョコに金色のチケットを手に入れることができた子どもたちが幸運の5人ということで、町中の人たちは、ウォンカチョコレートを購入しようと店に殺到します。
チャーリーは、毎年誕生日の日だけ、ウォンカチョコレートを買ってもらえる約束だったため、誕生日目前でのウォンカの発表に胸を高鳴らせます。
あらすじ2:チャーリーの奇跡
ウォンカのチョコレート工場行きのチケットが同封されたウォンカバーの発表によって、ポツポツと当選者が現れます。
1枚目のチケットを手に入れたのは、チョコレートが大好きな肥満体質で、ドイツの肉屋の息子・オーガスタス。
2枚目のチケットを手に入れたのは、イギリスでナッツ会社を営む父を持つベルーカで、娘のために大量のウォンカバーを買い占め当選します。
3枚目のチケットを手に入れたのは、負けず嫌いのアトランタで暮らす少女。バイオレット。
4枚目のチケットを手に入れたのは、ゲームオタクで緻密な計算のもと当たりをゲットした生意気なデンバーで暮らすマイクでした。
チャーリーの両親は、チョコレート工場への強い憧れを持っているチャーリーのために少し早めの誕生日プレゼントとしてウォンカバーを贈りますが、残念ながら工場行きのチケットは入っておらず、家族みんなで分け合ってチョコレートを楽しみます。
残り1枚のチケットの当選者は、なかなか現れません。
そんな中、ジョーおじいちゃんが自分のコツコツと貯めてきたお金を使ってチャーリーにウォンカバーを買ってあげるのですが、残念ながらそこにもチケットは同封されていませんでした。
チョコレート工場行きのチャンスを諦めかけたその時、チャーリーは道端で10ドル札を拾い、すぐ近くのお店でウォンカバーを購入します。
その場で、ウォンカバーの包みを開けるとそこには、金色のチケットが…。
チャーリーは、ラスト1枚のチケットを手にして、ジョーおじさんと共にチョコレート工場へいくチャンスを掴むのでした。
あらすじ3:奇妙なチョコレート工場
翌日、幸運な5人の子どもとその保護者たちは、特別にウォンカのチョコレート工場に入ることが許されます。
しかし、奇想天外なアイデアを生み出すウォンカは、終始意味不明な発言を繰り返し、子どもたちは困惑しながら、奇妙な空気が流れる中、工場見学が始まるのでした。
ウォンカが最初に案内するのは、チョコレートの滝がモチーフとなったフレーバーづくりをする部屋。
自由に見学していいと言われて、子どもたちははしゃぎますが、肥満体質のオーガスタスが部屋中のお菓子を食べ散らかしている時に足を滑らせ、チョコレートの滝へと落ちてしまいます。
すると、ウォンカの部下であるウンパ・ルンパたちが集まってきて、オーガスタスを罵り、汚染物扱いされたオーガスタスは、天井から降りてきたポンプによって吸い取られどこかへ連れ去られてしまいました。
怒り狂うオーガスタスの親を目の前に、平気な顔をしているウォンカ。
ウンパ・ルンパによってオーガスタスの親は、どこかへと連れていかれるのでした。
続いてやってきたのは、新商品を開発するための研究室。
ヴァイオレットは、1枚でフルコースディナーが味わえるガムに興味を持ち、ウォンカの警告を無視して口に放り込んでしまいます。
いろいろな味が楽しめて感動していたのも束の間、ガムがブルーベリー味に変わった瞬間、ヴァイオレットは、ブルーベリーのように体がみるみる膨れ上がっていきます。
試作品のガムは、まだ完成していなかったため、ウンパ・ルンパによってまん丸になったヴァイオレットは、どこかへ連れ去られてしまうのでした。
次にやってきたのは、訓練をした優秀なリスたちがナッツの選別をする作業室。
わがままなナッツ会社の娘・ベルーガは、一匹リスが欲しくなり、父親にねだります。
父親は、一匹リスを譲ってくれないかとウォンカに頼みますが、あっさりと却下されてしまい、それを見ていたベルーガは、自らリスを取りに、作業室へと入っていきます。
ナッツと勘違いされたベルーガは、リスによって「中身が空っぽ」と判断され、ダストシュートに落とされ、それを助けようとした父親も一緒にどこかへと消えてしまうのでした。
ウォンカが奇想天外なアイデアをチョコレートに使うことが気に入らないマイクは、テレビ室のテレビを勝手に操作したことで、誤ってテレビの液晶画面の中へと入ってしまいます。
テレビ画面の中にすっぽり収まるほど小さくなったマイクは、父親のおかげでどうにか脱出するも、体の大きさはそのままでした。
「体を伸ばせば背丈が戻るかもしれない、ぺちゃんこになるけど」というウォンカの発言によって、マイクとマイクの親は、ウンパ・ルンパによってキャンディーを伸ばす機械のある部屋へと連れていかれるのでした。
あらすじ4:チャーリーに託されたチョコレート工場の未来
工場見学が終わる頃には、チャーリーとジョーおじさんしか残っていませんでした。
最後の1人になったチャーリーは、ウォンカから特別賞として、チョコレート工場をプレゼントすると明かされます。
年齢を重ねて、将来的に自分が死んだ後、チョコレート工場や工場で働くウンパ・ルンパたちをどうしたらいいか心配していたウォンカは、後継を探していたのです。
ウォンカの提案に心を躍らせるチャーリーでしたが、工場の後継者になるには、「家族と離れて暮らす」ことが絶対条件であることを知って、ウォンカの申し出を辞退します。
ジョーおじさんと家に帰ったチャーリーは、靴磨きの仕事を始めた一方で、ウォンカは新商品もパッとせず経営不振になります。
チャーリーと別れてからチョコレート工場がうまくいっていないことに気づき、チャーリーの元へ出向いて、「落ち込んでいる時にどうしたらいいか」とアドバイスをもらうことに。
チャーリーは、そういう時に大切なのは家族の存在だと断言します。
しかし、ウォンカには苦い家族との過去があったのです。
幼少期、厳格で歯科医の父を持つウォンカは、お菓子を食べることを一切禁じられていて、抑圧された日々から解放されるため、自ら家を出て工場を始めてから父とは疎遠になっていたのでした。
チャーリーの言葉を聞いて、父の住む家へと向かったウォンカ。
父の住む家には、ウォンカの功績が讃えられた数々の新聞の切り抜きが壁に貼られていて、ウォンカの父親は、遠くからいつも応援していたことを知ります。
ふたりは和解し、家族の大切さを知ったウォンカは、家族と離れる条件を撤回して、再び、チョコレート工場の後継者にならないかとチャーリーに提案します。
チャーリーは、ウォンカの申し出を快諾し、家族とウォンカと共に、幸せに食卓を囲みながらチョコレート工場を営む日々を送るのでした。
映画『チャーリーとチョコレート工場』の感想
実際に、映画『チャーリーとチョコレート工場』を観た感想をまとめました。
感想1:子どもから大人まで楽しめるハートフルなファミリー映画
映画『チャーリーとチョコレート工場』は、貧しい家庭で育つ心優しい少年を主人公に風変わりな個性を持ったチョコレート工場長と出会い、人生の転機を迎えるハートフルなストーリーとなっています。
ウォンカに招待された5人の子どもたちは、それぞれ異なる性格をしているのですが、意地の悪い子たちが次々と、ウォンカによってコテンパにされていくのは、コメディ映画としても笑えるでしょう。
そして、目の前に大金持ちになるチャンスがあったとしても、貧しくても家族と暮らす選択をしたチャーリーからはたくさんの学びがあります。
ストーリーは至ってシンプルなのですが、次々と映し出される映像のディテールが細かく、子どもも大人も何度見ても楽しめるような映画に仕上がっていました。
親とギクシャクしていたウォンカが、チャーリーに感化されて父親の元を訪れ和解する場面も、ホロっと涙を誘う温かさがあります。
「チョコレート」「プレゼント」「家族」といったテーマになっているので、ホリデーシーズンなどにもピッタリです。
感想2:ティム・バートン監督のブラックユーモアが癖になる
映画『チャーリーとチョコレート工場』を手がけたティム・バートン監督といえば、『バットマン』『シザーハンズ』『ナイトメア・ヴィフォア・クリスマス』など実写からストップモーションアニメーションまで多岐に渡る映画制作をしてきた監督です。
ティム・バートン監督は、子どもから大人までが一緒に楽しめる楽しい映画を多く生み出していて、繰り返し見ても新しい発見があるほど、細部までのこだわりが感じられるのが特徴的。
映画『チャーリーとチョコレート工場』でも言えることなのですが、色彩豊かでシュールな笑いを届けてくれるセリフ回しで、他の作品では見られない魅力が詰まっているのです。
キャラクターそれぞれの個性も強く、現実世界にいると浮世離れして苦労しそうなのですが、派手な見た目に確固たる信念を持ったキャラクターたちは、ティム・バートンの映画世界の中ではキラキラと輝きます。
ウィリー・ウォンカはもちろん、ウォンカに意地悪をされてしまうチャーリー以外の4人の子どもたちも憎めないのが良さですよね。
まとめ:『チャーリーとチョコレート工場』の作品概要・あらすじ・感想
この記事では、映画『チャーリーとチョコレート工場』の作品概要・あらすじ・感想をまとめました。
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