カーネーション(朝ドラ)の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

尾野真千子さんの元気な演技に注目です。主人公の糸子を演じているのですが、ちゃきちゃきとした性格と岸和田弁がとっても似合っています。また、彼女の子どもとなる次女・直子はコシノジュンコさんをモデルとしているのですが、直子を演じている川崎亜沙美さんが若かりし頃のコシノジュンコさんにソックリなんです。髪型とか服装も三姉妹の中では群を抜いて奇抜でオシャレなので、その辺も注目してみてみると楽しめると思います。そして、その頃には主人公の糸子を夏木マリさんが演じています。年老いてもなお、何かに挑戦し続ける姿がとてもカッコイイので、彼女の演技にも注目してみて欲しいです。特に、若い頃に行き違った悪友のような親友・奈津と感動の再会を果たし、ファッションショーをやる回は涙もしました。また、ストーリーの前半で糸子は旦那さんを戦争で亡くしてしまうのですが、その後に妻子持ちの周防という男性と恋に落ちてしまいます。その周防を演じているのが綾野剛さんです。尾野真千子さんと同様に、二人ともこの頃はまだあまり名を知られていない頃の演技なので、かなり貴重なシーンになっています。そして、岸和田のだんじり祭りが要所要所で描かれ、時代の移り変わりを感じることが出来るので、続けて見るとさらに面白いです。

カーネーションは、デザイナーのコシノ3姉妹のお母さんをモデルにしたドラマです。大阪が舞台だからか、ノリとテンポが良く笑ってしまうような場面もたくさんありました。主人公の糸子を主に演じたのは、尾野真千子です。はきはきとした話し方がスカッとして、見終わると爽快な気持ちになれました。着物が主流の時代に洋装に目をつけて商売をしていく話です。糸子は、修行により、洋服を作ること、デザインをすることなどの技術を身に付けていきます。元々、才能やセンスがあったのだと思うけれど、好きなことはドンドン上手になるんだなあと感じました。。そして、商売を始める時には、女だからということで周りの商売人に相手にされなかった糸子ですが、男と対等に向き合う根性がすごくて驚きました。着物が当たり前の時代に、洋服の良さを周りの人に知らせること、お客さんを増やしていくことなど苦労を重ね、仕事は順調で安心します。ところが、夫の死、浮気、糸子自身の不倫など次々と問題がおこり、人生は思い通りにいかないことを思い知らされました。もちろん、ドラマなので、一つ一つ解決していくので不快感はありません。糸子の老後は、夏木マリが演じました。尾野真千子の演技が良かっただけに、最初は違和感がありました。でも、夏木マリの糸子も個性的でサバサバした雰囲気が良かったです。このころは、コシノ3姉妹（糸子の子共）が大人になっていて、この3人と糸子のやり取りも見どころです。

もう随分前のドラマになってしまいましたが、今見る方がある意味貴重なのではないでしょうか。あの綾野剛がヒロインの不倫相手役なのですから！それはそれはアンニュイでセクシーでカッコよかったです。綾野剛の名前も知らない時に見たゾクゾク感があったかもしれませんが、こんなにハマった朝ドラは初めてでした。朝ドラで不倫とか、NHKで朝から良いんですか？！という背徳感がゾクゾクするのかもしれません。不倫ってまた分かりやすくハッキリ描写するわけではないんだけど、いやーこれって不倫ってことですよね…？という感じで｢匂わせ｣なところも良いです。今でも印象に残っているのが、尾野真千子が綾野剛におやつの差し入れでお団子をあげるんですが、いつも食べずに持って帰るのです。家にいる子供たちのために。これが切なくて胸に刺さります。尾野真千子は愛する綾野剛に食べて欲しくてあげるのに、食べてももらえず、自分ではない愛する人のために持って帰る場面を目の当たりにするんです。なんて切ない！
綾野剛との不倫関係がやはり1番印象には残っていますが、仕事面のストーリーも素敵でした。女手で苦労しながらも、信念を持って洋服屋を大きくしていく様子は素晴らしかったです。仕事とは工夫次第、自分次第と思わされます。覚悟が違うな…と感じました。
ぜひもう一度見たい！と思うドラマです。

朝ドラ カーネーションは、一言で言うなれば、ファッション界をリードしているデザイナーの母親である女性をモデルにおいて、彼女の人生を波乱万丈に描いている、という作品です。健気で心勝りという活発な性質である一人の婦人、彼女は戦後も戦争で夫を失い女手一人で娘を育てあげていきます。母として、職業夫人として生きながらも、ときには女としても生きる姿勢であったりと魅せられるというドラマです。女性は何に命を燃やして行くべきか、という風な疑問を持って視聴していくと、非常に興味深い内容になっています。
戦後という過酷な時代において、女性もいかに生きていくのかという悩みのきずきにもつながります。一個の見どころとしては、時代というポイントがあります。
戦中、戦後の復興時期においていかに生きてきたのだろうか日本人は？特に女性はどうだろうか？という点が大きなポイントです。
主人公は、母として生きてきた中で女としての喜びに大きくシフトする機会が訪れるのですが、周囲からの印象は良いものではないのです。
そうした世間という枠組みがある中でいかに自由を求めるのか、求めてきたのか、興味深い女性の生き方が描かれていると言えるでしょう。

世界的デサイナーコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコの「コシノ三姉妹」の母であり、デザイナーの小篠綾子をモデルとしたドラマです。舞台は大正。主演は演技力に定評のある尾野真千子。単に洋服作りをしながら三人の娘を子育てするだけでなく、大正という時代のなかで、この時代にはおそらくいないんのではないかと思う強い女性、生きる力にあふれた女性で、一話一話が元気づけられるような作品です。大阪岸和田のだんじり祭りが出てきたり、そこに生きるひとの生活も感じることも。朝ドラ特有の美男子との恋もあり、その役者が綾野剛というのも、見所です。綾野剛ルックスの誠実な男性との恋はそれは仕方ないと思えてしまうくらい。不倫の恋ですが、実の旦那には別の想うひとがいて、戦争にも行ってしまうのだから、せつないことこの上ない。朝ドラなのに昼ドラのようなドキドキ感があるのも珍しい。朝ドラは大抵さわやかな主人公が多いのに、ドロドロした感情、関係を描いてるのは奥が深い。また、三人の娘たちの成長ぶりと、主人公の糸子がミシンを武器にバリバリ商売していく姿も見物です。朝ドラのなかでもとても心に残る名作です。モデルがいるドラマって説得力ありますよね、ぜひ一度ご覧ください。