病室で念仏を唱えないでください（ドラマ）の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

このドラマの見どころ先ずは主人公の松本照円のウザいぐらい熱い生き様です。救命救急医でありながら僧侶ということで病院の中でも念仏を唱えるんです。松本の素晴らしいところというのは患者に寄りそい情があり優しいところです。同時に必死になりすぎることで周りの同僚から煙たがられ、病院に泊まりまったく帰宅しないほど仕事を頑張りすぎる男なんです。そんな松本とまったく別の考え方の儲け至上主義ともいえる冷酷な医師、心臓血管外科医の濱田とのぶつかりあいというのも見ものです。事あるごとにケンカするんですがものすごく評価しているのが濱田を演じるムロツヨシの演技なんです。相手をイライラさせるようなムカつく話し方を連発させるんですがなかなかここまで鬱陶しさをだすというのは難しいかなと感じました。視聴者に嫌われて松本の引き立て役になる濱田というのを完璧に演じきっていたムロツヨシの演技に注目してもらいたいです。そしてもう１人注目なのが整形外科医の藍田です。堀内健が演じてはいますが演じているというよりはホリケンそのもののような感じでほのぼのとさせてくれる存在です。松本と藍田のやりとりが本当に面白く笑わせてくれるんで是非見てもらいたいです。

『病室で念仏を唱えないでください』は伊藤英明さんのハイテンションな演技が素晴らしく、とても完成度の高い仕上がりになっていると思います。
伊藤英明さんは僧侶兼医師の主人公を演じていますが、僧侶だけど、悟りを開けてなく、煩悩にまみれている主人公松本を憑依した感じで、感情をMAXにしたような情熱的な演技を繰り広げていて、こんな姿は今までに見たことがないという感じがします。
その様子は、正に新人俳優か、という感じで、体当たりな感じがものすごいと思います。
また、中谷美紀さんが同僚の女医を演じているのも見所で、相変わらず美しい姿を見せていて、時にはシリアスに、時にはコミカルにという感じで大活躍していると思います。
特に、伊藤英明さんとの絡みが絶妙という感じで、独特な世界観を作り上げていて、素晴らしいと思います。
また、松本穂香さんが初々しい感じで演じているのも可愛くて良く、泉谷しげるさんやムロツヨシさんなど、個性豊かな面々が脇を固めている感じも良いです。
ストーリー的には、主人公松本が救命医として、患者を諦めることなく救い、自分の過去とも向き合う様子を描いていますが、感動的なシーンもあり、コミカルな感じもありという感じで面白いです。、

いきなり僧服を着て短髪の伊藤英明が演じる医者の松本が病院内で念仏を唱えると言う設定は、あり得ないと言える程のインパクトがあります。
医療従事者として、あるべき姿を追及する主人公の松本と、出世欲に捕らわれた、この世の煩悩を全て抱えているような心臓外科医師の濱田との院内バトルが見どころです。
濱田がハートセンター設立の野望に燃えてオペ件数を稼ぎ、助かリそうな患者だけオペしてオペの成功率を上げていたり、保険審査が甘く、亡くなっても医療訴訟になりにくいホームレス同然の生保患者を集めてペースメーカーの埋め込みオペをして売上げを稼ぐ、おまけに医療器械会社から賄賂を受け取り部下に責任を押し付ける、まさに現実にありそうな医療の恥部をえぐるような追及が興味深いです。
それでも、濱田が松本から患者は症例ではないと言われても動じなかった心外会長の孫のオペに失敗して自身を失いオペで右手が震えてしまい、信頼を失いハートセンターの夢が消えて意気消沈して、そんな濱田に松本が砂場で、自分も亡くなった患者を救えなかったのは悔しいと優しく慰めたのが切っ掛けで濱田の心は癒され自信を取り戻したのは感動的でした。
そもそも、何故、松本が宗教者になったのか、その秘密が自分が子供の頃に友達の宮寺を川で溺れるのを救えなかったのが原因だと判ります。
その良心の呵責と自責の念から宗教に救いを松本が求めたのは自然の流れだったようです。亡くなった宮寺の父が余命3ケ月の末期ガンになり、周囲に迷惑をかけたくないと治療を拒否すると、宮寺に松本は、あるがままとは、自分の心を知ることだと言い、自分の助かりたいという素直な気持ちに従うように促し、悩む宮寺に、悟りを求めて修行するものを菩薩だと言い、心の救いの道しるべを示したのは、医者にはできない松本ならではの行為でした。
医者は患者の命は救えても心は救えないと松本の同僚の医者の三宅が言いましたが、医者でも坊さんでもある松本が、命は色分けできない、例え犯罪者でも病人であれば、命を分け隔てなく救いたいという尊い煩悩にまで松本が自分を昇華できるのも、仏の悟りを開いた尊い松本の姿でした。
何故、自分を助けたのか、生きていてもしょうがないと言った患者も、最終話で、自分の母親を傷つけた犯人を何故救うのかと娘の尚が、松本を攻めても、結局は、松本の心を知って尚が、松本のような医者を目指すと言ったのは感動的でした。

このドラマは、今年の１月から始まったドラマで救急医：松本照円（伊藤英明）が主演のドラマです。この松本は、病室でも念仏唱えますし、同僚には悟りのような説法をいうし、病院内にもお堂がありよくお勤めしている、僧侶と医者の両方の資格を持つ役です。この松本は、医者になる僧侶、医者になるきっかけというのが、小学時代の友達の影響からなんです。友達に影響されたというより、一緒に川で遊んでいる時に、友人が川でおぼれ亡くなりました。それが、きっかけで僧侶と医者になります。なんか、それだけでどんな医者を演じるのかなと楽しみですよね？でも、やはり伊藤英明は熱い男、熱い医者を演じます。ただ、救急という場所は、骨折から心臓血管の病気、脳卒中、自傷行為など様々な患者が常に搬送されてくるために忙しいし、マルチで対応するしかありません。救急でちょっと専門医に助けて欲しい時に、応援が来るのに、心臓血管専門医は、行きたがりません。その医師の濱田達也（ムロツヨシ）は、松本先生とよく衝突していて、お互い険悪になるほどです。それが、原因で行きたがらないというのは職務上どうかと思うのですが。その二人が、だんだん認め合っていく仲になっていきます。そのきっかけというのは、松本先生が医者になるきっかけとなった事件。なくなった友人の父親、宮寺憲次（泉谷しげる）です。宮寺さんは、ガンで松本先生の勤務先の病院に入院している時に、ふとしたきっかけで濱田先生と個人的な話をしてからです。そのときは、濱田先生も素直な人になり話していました。それが、きっかけで松本と協力しあえる関係になります。このドラマの、いちばんも見どころは、僧侶も医者もできる、伊藤英明演じる、松本先生が注目すると面白いです。人間関係がドロドロしてなく、スッキリして、最後は感動するドラマです。