バイオハザード2 アポカリプス（映画） 無料フル動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

テレビゲームの人気タイトル「バイオハザードシリーズ」実写化映画の第２弾です。
１作目は「ウィルスとゾンビが出てくるところ」以外にバイオハザード感が無かったのですが、今作アポカリプスはそんな全作の微妙感をぶっ飛ばします！

お馴染みの「ジルバレンタイン」「ネメシス」「STARS」を始め、舞台をラクーンシティに移してリアルなバイオハザードを再現。
登場人物、クリーチャー、設定。全てが原作を踏襲した内容になっており、現実世界でのバイオハザードが実感できます。

全作で壊滅的な被害を受けたラクーンシティで１人、戦いの決意を固めたアリス。
アリスが地下施設という地獄から戻ってきてから程なく、事故により地獄の扉を開いてしまったアンブレラ社は大量のクリーチャーを街に放ってしまいます。
一瞬にして街がパニックになり、ジルを始めとした特殊部隊STARS、更にはアンブレラ社の精鋭部隊が投入され、ゾンビとの大戦争が勃発！
原作のゲーム「バイオハザード３」を彷彿とさせるストーリーになっています。

ドラマはスピード感があり、絶望的な状況で次々と倒れていく人々、そして変わり果てた仲間たちが襲い掛かって来る死の世界は圧巻！
大規模な戦闘シーン、襲い掛かるクリーチャーのボリュームは続編を含めてトップクラス。
更にショッキングな子どものゾンビまで現れ、現実世界が破壊される様子が容赦なく映し出されます。

今作では撮影時にジル役のシエンナが、ゲームをやり込んで仕草までも研究する熱の入れっぷり。
更にゾンビ役のエキストラは撮影用の「ゾンビ学校」を卒業しており、バイオハザードのゾンビとしての訓練を受けたとのこと。通りでリアルな訳だ…。

終盤、アリスが対峙するのは前作で生き別れになったマット。
ゲーム同様、ラスボスであるネメシスはマットが変異した姿だったのですが、これが圧倒的な戦闘力。
ジルの同僚ペイトン、更には生き残っていたSTARSまでも殺害し、アリスを追い詰めてきました。
ただ、最後はアリスとの絆を思い出し、命を懸けた行動に出ます。

映画バイオハザードシリーズの中で最も原作に忠実で、現実世界を舞台にした今作はリアルとゲームの融合が果たされた作品となりました。
ゲームにはないアクションとリアル感を表現した、実写版ならではのバイオの世界。
なぜ発売以来、バイオハザードが世界で愛されるのかを実感できるエッセンスの詰まった「実写化の本気」が感じられる作品です。

『バイオハザードⅡアポカリプス』は2004年に制作されたホラーアクション映画です。
人気テレビゲーム、バイオハザードシリーズの映画化第2弾、主演は人気女優のミラ・ジョボビッチです。

前作で描かれた研究所からＴウイルスが流出し、ゾンビパンデミックが発生したラクーンシティが舞台です。
ミラ・じょぼビッチ演じる主人公のアリスのが病院で目を覚ますと、街は死の街と化しています。

脱出を試みるアリス、アリスを執拗に追いかける生物兵器ネメシス、アリスとともに街からの脱出を試みる生存者たち。
アリスは追跡者から逃れられるのか、ウイルスの市外への流出を防ぐために核兵器による洗浄作戦が行われるまでに町から逃げられるか、手に汗握る展開が続きます。

前作『バイオハザード』が、割と本格的なホラー映画だったのに対して、今作はゲームシリーズのファンに向けたファンサービス的側面の強い作品です。

良くも悪くも、原作ゲームのお約束を回収していくことに主眼が置かれている、と感じます。
ですから、本作品を見て楽しめるかどうかは、ゲームのバイオハザードシリーズ、とくに「２」と「3」をどの程度やりこんでいるかに左右されると思います。

私自身はゲームのバイオハザードシリーズが大好きで、特に「2」に関しては三桁近い回数やりこんでいますので、この映画も楽しむことができました。
逆に、一緒に見た友人はゲームをやったことがなかったためか、キャラクター設定などでわからないことが多かったようです。
そうした意味で、あくまでもファン向けの映画ということができます。

ゲームシリーズのファンならば文句なしで5点、そうでない方には正直あまりお勧めはできません。
いわば非常にクオリティの高いファンムービーとでもいうべき映画です。