名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊の見逃し無料動画配信情報！劇場版6作目

普段の名探偵コナンの映画とはテイストが明らかに違う部分が特徴的であり、それによって面白さが増している作品だと言えます。
この映画においては、現実世界とは離れて仮想世界に江戸川コナンたちが向かいます。
そこはシャーロックホームズがいた時代のイギリスのロンドンで、そこである謎を解き明かして、仮想世界からの脱出を目指すというストーリーです。
したがって、殺人事件の発生とその解決という部分は、この映画ではメインではなく、別のところを楽しむことができる点が特徴となっています。
歴代のコナンの映画の中でもこういったスタイルの作品はほとんどなく、そういう意味ではかなり際立ったストーリーの作品と言えます。
いつものコナンの映画のストーリーとは明らかに異なっているため、先の展開がどうなるのか？が全く読めません。
最終的にどのような結末になるのか？という部分が分からない点は、この作品の大きな魅力になります。
そして、この映画にはシャーロックホームズ、モリアーティー教授などの登場人物も出てくるので、そういった人物がストーリーにどうかかわってくるのか？も注目です。
コナンにとって非常に興味深い人物たちでしょうから、映画を見る側にとってもみどころが大きい部分と言えます。

「名探偵コナン　ベイカー街の亡霊」では、はじめビルの屋上から男の子が身を投げるシーンからはじまり、かなりショッキングな内容からスタートしたことが印象に残っています。
この作品では蘭の親友である鈴木園子が、コナンたち一行を連れ新ゲームの発表パーティーに訪れます。そこでは、財閥の息子や家元の娘など生まれながらにしてお金持ちな子供たちが多くおり、中には生意気な男の子たち４人組がサッカーをして遊んでいるのに大人たちは注意しないといったなんとも言えないシーンなどもあります。
そんな中コナンだけでなく少年探偵団の光彦、歩美、元太と灰原愛も参加しているのですが、まさかの新ゲーム「コクーン」開発に阿笠博士が関わっているというまさかの展開で「あ、阿笠博士仕事してるんだ！」と思わず思ってしまいました。
その阿笠博士と一緒にゲーム開発に参加した工藤新一の父親工藤優作が登場します。
工藤優作かっこいい、こんなお父さんだったら、、と思わず思ってしまうぐらいです。工藤優作と対峙するコナンの表情がなんとも言えない顔をしており、２人の間には様々な思いが巡っているんだと感じました。
「コクーン」を体験すべく子供たちがゲームを装着した時事件が勃発します。パーティー中に殺されていた開発責任者を殺害した犯人が工藤優作の推理で犯行が明らかになったものの、ゲーム内のAIプログラムが暴走してしまい、子供たちのゲームを命がけのサバイバルゲームへ変えてしまいます。そのゲームに参加しているコナン蘭、少年探偵団一行は１９世紀のロンドンを舞台にした世界へ行くのですが、ここでシャーロック・ホームズの世界きた！とテンションが上がりました。その世界のなかでコナンたち一行はお助けキャラであろうシャーロック・ホームズを探すべく冒険をするのですが、シャーロック・ホームズが下宿しているアパートメントの部屋はまさにシャーロック・ホームズの世界だと素敵家具にドキドキしてしまいました。
またシャーロック・ホームズの宿敵モリアーティー教授の登場シーンでは、コナンをかばって仲間たちがどんどん消えていってしまい、なかなかに波乱の展開でした。ゲーム内のミッションとして、１９世紀の犯罪者ジャックザリッパーを捕まえるため、モリアーティー教授からの指令を見て先回りするコナンたちの前に現れるのが、シャーロック・ホームズの愛する人アイリーンアドラーが登場します。まさかの工藤新一の母親工藤有希子のそっくりさんで、シャーロック・ホームズが工藤優作なら、アイリーンアドラーが工藤有希子なのも納得と思ってしまいました。
その後ジャックザリッパーを追って列車に乗り込み、ジャックザリッパーの変装を推理したコナンたちでしたが、蘭が捕まって絶対絶命。まさかの蘭が自ら、自分と繋がっているジャックザリッパーを道ずれに谷底へと落ちるシーンでは、かなり鳥肌がたってしまいました。蘭がいなくなって肩を落とすコナンを励まして動かし最後の最後まで一緒に居た諸星少年が、ゲームを暴走させた犯人ノアズアーク改め、冒頭で飛び降り自殺をした少年ヒロキくんでした。最後コナンがヒロキくんと話をするシーンはゲームの終わりを告げており、無事子供たちが現実世界に戻ってくることがわかるシーンでした。名探偵コナンの映画シリーズのなかでも特に命や将来について語っている映画だなと何度観ても感じます。

今回のコナンの映画は、まさかの十九世紀末のロンドン、ホームズのいる世界が舞台です。ヒロインである毛利蘭の親友、社長令嬢の鈴木園子の招待により新型仮想体感ゲーム機コクーンのお披露目パーティーにコナン達は参加します。そしてそのパーティー会場で殺人事件がおきます。殺害された被害者の残した“Ｊ・Ｔ・Ｒ”というダイイングメッセッージより、コナンはコクーンの仮想ゲームの舞台のひとつである百年前のロンドンでジャック・ザ・リッパーを捕まえるオールドタイム・ロンドンへの参加を決めました。数種類のシナリオが用意された仮想ゲームには、パーティーに招待された各界の著名人達の子供や孫達五十人も参加しています。その仮想ゲームが開始されたと同時にゲームに異変が生じます。ノアズアークという人工知能によりコクーンがジャックされてしまうのです。ノアズアークの目的は日本のリセット、すなわち日本の将来を担う可能性の高い子供達の排除だと言います。コナン達は一人、また一人と仲間を失いながら、ジャック・ザ・リッパーを追いかけていきます。最後の暴走する機関車の上から谷底に身を投げる蘭のシーンなど見所満載な面白いお勧めの映画だと思います。

まず、この作品は2つの世界で事件を解決していくストーリーです。1つは現実世界での殺人。もう1つはゲーム世界での事件。コナン達少年探偵団一行はゲームのクリア条件として、ジャックザリッパーの正体を掴むために試行錯誤して行きます。しかしこのゲームはプレイヤー全員がゲームオーバーになると脳に電気が流されて現実世界でも死に至ると言うデスゲームだったのです。まるでソードアート・オンラインの先駆けとなる様なストーリーです。この映画の現実世界での事件はコナンの父親が解決したと記憶してますが、やはりコナン君の推理の方が印象的であまり覚えていないと言うのが事実です。
ゲーム世界でジャックザリッパーとの心理戦は実にシャーロック・ホームズを連想させるシーンが多く、また毛利蘭がコナン君に新一を重ねるシーンは実にカッコイイです！少年探偵団の他に共にゲーム攻略に参加したメンバーはゲームスタート時にはいけ好かない面子ではあるものの時間が経つにつれて信頼関係が出来上がり、子供たちの心の成長も楽しめるストーリーとなっています！また事件のジャックザリッパーの正体もさる事ながら、ゲーム攻略方法が実はただ正体を知るだけでは無かった事や、お助けキャラとして登場するシャーロック・ホームズの登場シーンなど、付箋の回収方法が実にコナン君らしい名作の1つです。
何度観ても面白く、家族の大切さやご自身の子どもへの接し方を考えさせられる家族で楽しめる1作です。

ベイカー街の亡霊は、バーチャルリアリティの世界に入って、ホームズがいた時代のロンドンに行きます。このバーチャルゲームを作った1人が天才少年なのですが、彼はシステムを作った後、ビルから飛び降ります。そこから映画は始まります。はじめ、コナン達は、鈴木財閥の令嬢である園子の招待客として、日本中の金持ち、天才、政治家などを集めたパーティーに参加します。パーティーの目玉はバーチャルリアリティーの世界に入る近未来ゲーム。そのゲームの参加券を持っているのは、金持ち達の子供だけです。なので、少年探偵団にはその資格がありませんでしたが、彼らは限定ヤイバーカードと引き換えに、他の子供達からゲームに参加する権利をゲットします。一方、パーティー会場では殺人事件が起きました。コナンは犯人を捕まえるヒントがゲームの中に隠されていることを知ります。そして、ゲームに参加するコナンくんを見て心配した蘭に園子がゲームの参加権を渡します。こうして、蘭、少年探偵団、コナンがこのゲームに参加することになるわけです。ゲームの中に入った後、そのゲームの目的を知ります。それは日本のリセット。このゲームを作って自殺した少年が、このゲームに残したプログラミングでした。政治家の子は政治家、社長の子は社長、といった日本の悪き習慣をリセットするため、集めたVIPの子供達を殺すというもの。一人でも生き残ることができたら、子供達の勝ち、全員脱落したら、プログラミングの勝ち、というものでした。バーチャルゲーム中にはいくつかのゲームがあり、コナン達はベイカー街の亡霊を選びます。物語を進めるうちに、コナン達の中からも、どんどんと脱落者が出ていきます。そして最後は、蘭とコナン、そして物語のキーとなる男の子の3人が残りますが、一番最後にコナンに迫る犯人からコナンを助けるため、蘭ちゃんは犯人と共に自殺する(バーチャル世界の中で)ことを選びます。そして、最後に謎を解き明かすのですが、そこでずっと行動してきた男の子は、このプログラミングを作った男の子が体をのっとっていたことに気づきます。この男の子はただ、一緒に同じような年代の子と遊びたかっただけなのです。そして物語は終了します。
この物語のポイントは、新一の両親がでてくるところです。そして、最後の蘭ちゃんが自殺するシーンですね。コナンの眼鏡が曇るシーンは心を締め付けられます。ぜひ見て欲しいと思います。