韓国の恋愛映画、「ビューティーインサイド」を観た後は誰しも「人間は中身が大切」であることを改めて感じさせられたのではないでしょうか。
私たちは毎朝起きると顔を洗ったり、背伸びをしたりして新たな一日を迎えているのですが、ビューティーインサイドの主人公(ウジン)はまず、今日の自分の顔を確認することから1日が始まります。毎日顔、体系、性別、年齢が変わってしまう、そんな男性がある日、家具屋で出会った一人の女性に一目惚れしてしまいます。
一見不思議で変わったストーリーなのですが、「愛」とは何かという本質を魅せてくれる作品です。
今回は主人公(ウジン)を演じた豪華キャストの中で日本でも人気急上昇中の韓国人俳優「パク・ソジュン」と日本を代表する実力派女優「上野樹里」が演じたウジンに焦点を当て、この映画の魅力に触れていきます。
ビューティーインサイド パク・ソジュンが演じたウジンの魅力
様々な見た目を持つウジンの中でも最も印象的だったウジンは、パク・ソジュンが演じたウジンではないでしょうか。
彼が演じたウジンの魅力は、「見た目を変えたくないがために2日も寝ないというお茶目なウジン」が見れたことです。
毎日見た目が変わってしまうとても莫大なコンプレックスを抱えているウジンが一番困っていたこと、それは一目惚れしてしまった女性、イスにどの見た目で、いつアタックするのかということでした。起きて鏡を見たとき、視聴者ですら「今日がその日だ。」と感じるくらい、パク・ソジュンが演じるのウジンは輝いていました。
普通の人とは違う大きなコンプレックスを抱えているので2日寝ないという状況も考えられないことはないのですが、イスに対しての純粋な想いが込められていた2日間で、いつ寝てしまうのか観ている側もハラハラさせられました。
恋をすることで、人はこんなにも真っ直ぐになれるということをパク・ソジュンが演じたウジンが私たちに教えてくれました。
ビューティーインサイド 上野樹里が演じたウジンの魅力
この映画を観ている最中、突然日本人女優の上野樹里が出演されて驚いた方はとても多いかと思います。しかもこの上野樹里演じるウジンはパク・ソジュンが演じるウジンとは、見た目の関係性を抜きにして、新たな「顔」を見せてくれます。ビューティーインサイドを既にご覧になった方はご存じかと思いますが、とても重要なシーンに上野樹里が抜擢されています。
そんな上野樹里演じるウジンの魅力は、「内心は嬉しいはずなのにどこか寂しそうで、恋に対して繊細なウジン」が見れたことです。
一回自分の元を去ってしまったイスがウジンに会いに戻ったシーン、上野樹里が演じるウジンの視線がすべてを物語っていました。大好きなイスが自分の元に戻ってくれたとても喜ばしいことであるはずなのに、抱えきれないほどの悩みを持つウジンの心の葛藤を上野樹里が演じることによってとても繊細に描かれていました。ウジンとイスが横になり少ない会話を交わしながら朝を迎えるシーンはとても心に残る一場面でした。
ビューティーインサイドでのパク・ソジュンと上野樹里について、みんなの感想
まとめ パク・ソジュンと上野樹里が演じたウジンは恋心を象徴していた
恋を楽しんでいるウジンをパク・ソジュンが演じ、恋に自信がなくなっているウジンを上野樹里が演じました。この2人以外にも数多くのキャストがウジンを演じているので、様々なウジンを見ることが出来ます。
私たちは一つの見た目しか持つことが出来ません。もしかしたら自分の見た目だけでは表現しきれない自分が内側に隠れているかもしれません。そういった小さな驚きにも気づかせてくれた「ビューティーインサイド」は、ウジンのように幅広い方たちに見て頂きたい作品です。