工藤阿須加さんが出演するドラマ・映画の動画配信情報！

工藤さんは、正直俳優としてどんな作品があるか昨年まではあまりピンときませんでした。

『朝の情報番組に出ている人』という印象でした。それが2020年新春スペシャルドラマ「教場」を見たときは度肝を抜かれる思いでした。

警察学校に通う生徒の役ですが、ただただ正義感に溢れる警察官、ではなく、（もちろん正義感も持っていますが）、人間が持つ欲望のせいで人間臭さがしっかりとでる、そんな役でした。

主演に木村拓哉さんを迎えたこの作品ですが、その木村拓哉さんに負けない、いや、それ以上の存在感を、このドラマの中で放っていました。

無言のシーンでも表情の変化で、この人は何を考えているか手にとるように分かるのです。工藤さんといえばこの役！という定評がないことが、より彼のドラマの中での存在意義を高めていると言えます。

彼は高身長だし、爽やかなルックスなので、どちらかといえば二枚目な役割になりがちですが、そういったことを感じさせないのは、工藤さんの演技力こそです。

今後、もっと様々なドラマで幅広い役割であっても演じ切ることができるでしょう。主役でももちろんそうですが、脇役であっても、充分見ている人の心を掴む演技をしてくれること間違いありません。

工藤阿須加さんは元野球選手の工藤公康さんを父にもち、甘いさわやかなマスクとすらりとした長身のイケメン俳優です。

最近は朝の情報番組にでたり俳優業以外にも活躍されています。
また東京農業大学卒業という異色の経歴の持ち主です。

父親は野球選手ですがご自身はテニスをされていたとのこと。独立独歩の精神で歩まれてきたことが想像できます。
お芝居については、その雰囲気に似合った好青年役に当たり役が多くあります。

ドラマ　家を売る女　の庭野役は彼でないとできないと思えるほどの当たり役です。素直で一途でおっちょこちょいな青年を見事なまでに演じておられました。あれが彼の素なのではないか？と思えるほどの出来映えでしたが、後日テレビのインタビューでの受け答えを拝見すると、大変落ち着いて、しっかりとしておられました。やはり庭野は役柄だったんだなぁと、少し寂しくなるほどでした。

沢村一樹さんを相手にゲイに目覚める青年を好演されたこともありました。
男性が好きというよりは、素直にその人にひかれていく様子を、コミカルに演じておられ、それもまた、素の彼なのではないか？と思わせるものがありました。

それだけ、工藤阿須加という役者は、素直に役柄に入り込める天性の役者さんなのではないかと思います。

工藤阿須加さんは、朝の番組もやっていらっしゃるので、とても爽やかなイメージがあります。そして、お父さまが野球選手だけあって、きちんと教育されたんだろうな、と感じます。

彼自身は野球ではなく、テニスをやっていたそうですが、大学まで卒業されていることもあり、元々のイメージがすごく良いです。「ルーズウェルトゲーム」では、会社のピッチャー役だったので、きっとプレッシャーはあったのだろうなと思います。

お父さまに教えてもらったのかは知りませんが、よくあるちょっと練習しましたっていう感じではなかったです。

やっぱりアスリートを父に持つ方は運動神経が良いのだと思います。爽やかでイケメンなのに、前に前にしゃしゃり出てくるわけではないので、それもまた好感度がすごく良いです。

「アルジャーノンに花束を」でも、良い役柄だったと思います。月9の「海月姫」では、ちょっと抜けていて憎めない御曹司で、可愛らしかったです。

瀬戸康史さん演じる鯉淵蔵之介の弟役で、すごく人間としてはまともな役でした。ちょうどこのドラマのロケ中に工藤阿須加さんに会った友人がいるのですが、すごくすごくスタイルが良くてカッコよかったし、気取ってなかったといっていました。今後も楽しみにしています。