暗殺教室（映画）無料フル動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

こちらも週刊少年ジャンプで大人気連載されていた漫画の実写化作品です。殺センセ―のビジュアルといい、学校や生徒たちや物語の世界観と言い、うーんちょっと入り込むのは難しいかもなといった予想に反し、結構楽しめた映画でした。

生徒さんたちの役者さんの白熱するような若さのあふれる演技の掛け合いや殺センセ―の中の人の達者な演技力、あとは脚本と物語の設定をうまくまとめている結果がよく出たんじゃないでしょうか。

主演の生徒役の山田涼介さんから始まり、菅田将暉さん、橋本環奈さん、加藤清史郎さん、山本舞香さんなど今を時めく旬の若手俳優さんたちが総出演していますし、特に橋本環奈さんのアバター生徒っぷりはすごい新鮮で面白かったです。

韓国ガールズグループにいた知英さんも先生役で出演していましたね。あの問題児クラスの全員が殺センセ―の暗殺のために存在しているっていうのはカオスな展開なんですけど、最後らへんにはセンセ―と生徒との絆を実感させ、それがさらに感動が広がっていくという。

一つの敵を前にしてバラバラで問題児の寄せ集めのような人たちがそれぞれの力を生かして団結していく、その過程を誘導している殺センセ―の身を粉にしたような教育や愛情がより感動を引き立てています。ラストの展開はもはやお約束ですね。

この映画は作者の松井優征さんを知っていたのでもともと興味はありました。暗殺教室の前の作品「魔人探偵脳?ネウロ」の時から松井さんの作品は好きです。

暗殺教室は「ネウロ」から大きく変わり教育がテーマの漫画でした。暗殺が教育と共存する漫画。凄いワクワクしました。そして、映画ではあの超生物の殺センセーがどうやって演じられるのかとても楽しみ！そしたら声優に嵐の二宮くん！渚を山田涼介、カルマを菅田将暉！これは絶対当たると思いました！渚の髪型は真似してなかったけどw

原作も見ていましたが教育的にもとても素晴らしい漫画だったので、その殺センセーのセリフを二宮くんが言ってくれる度に胸に刺さりました。落第者のレッテルを貼られた生徒たちが、暗殺を通して世の中のヒエラルキーや理不尽さを知りそれに対しての戦い方、乗り越え方を殺センセーから学びます。

菅田くんのカルマはいい感じに教師への反発感が良かったです。イトナと対峙する時なんかは戦闘シーンが迫力ありました。CGだってわかってるのに本当に体から触手が生えて人体と融合してる感じでした。

どーしょもないけどどこか憎めない殺センセーと二宮くんのイタズラっぽい声が絶妙でキュンキュンしてた気がする（笑）イリーナが知英で烏丸が椎名桔平、しかも椎名桔平さんの髪型ちょっとセットされすぎて浮いててウケました！

週刊少年ジャンプが原作の漫画ですが、Hey!Say!JUMPの山田涼介君の主人公の役柄とのマッチ感が実写と漫画の乖離を生まずにスーッとストーリーが入ってきました。

漫画の中での渚くん（主人公）は水色の髪なのに…と最初は少し実写ってこんなものか…とがっかりしていましたが、序盤の暗殺の妖艶な笑みで見事に覆されました！

渚くんの通う神学校の中でも階級が最下層の３年E組に新しく配属された先生の「殺せんせー」、声はなんと二宮和也さんでびっくりしました！
いきなり黄色い触手の生えた地球侵略を目論む宇宙人が担任の先生になり、劣等生というレッテルを張られたクラスの目標が「先生を殺して世界を救う」ことになります。

最初の暗殺は渚くんが自分を犠牲にして暗殺を試みますが、見事に先生に止められ、自分自身を犠牲にした暗殺を怒られてしまいます。
烏丸先生やイリーナ先生、問題生徒の赤羽くんも仲間に入り暗殺の技術を身に着け、水が弱点だったり、特殊な殺せんせーのみに効くナイフなどの対抗策が分かっていきますが、なかなか暗殺は成功する兆しを見せません。

その後、期末テストで最高層のクラスに1科目勝つごとに殺せんせーの触手を1本破壊することが権利が与えられるため、殺せんせーの夏期講習を受けつつ必死にE組のみんなは勉強します。

殺せんせーの夏期講習は海外の勉強をするときは本当に海外に飛んでいきます。
そんな無茶苦茶だけどものすごく理解できる勉強の結果、7人の生徒が学年1位を取ることができます。
権利を獲得したE組は殺せんせー暗殺装置を作り、殺せんせーの暗殺を試みます。

稼働の後、殺せんせーを今までで一番追い込んでいきます。
「よくぞ、ここまで」という殺せんせーの言葉は今までのE組の境遇を思うと涙が出てきそうになりました。
ですが、殺せんせーの完全防御形態で球体になってしまい、結局暗殺は失敗に終わってしまいます。

落胆していたその時、生徒が突然次々とバタバタ倒れていきます。
暗殺の先生として来ていた鷹岡先生が黒幕となり、未知のウイルスに生徒を感染させていたのです。
また、鷹岡先生は球体になった殺せんせーは生徒を助けることができず、ビニール袋に入れられて雨をしのぎつつ渚くんや赤羽君に守られて何とか逃げ切ります。

その後、渚くんと鷹岡先生の一騎打ちで殺意を殺す渚くんが見事に勝利し、ウイルスの特効薬もできて映画はまたいつものE組の非日常を取り戻して終わります。
ハラハラしたり、楽しかったり、とても不思議な世界観ですが、面白い映画なので是非お勧めしたいです！