ALWAYS 三丁目の夕日（映画） 無料フル動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

この映画の良いところは、自身が経験していない昭和30年の話を追体験出来るところです。 一番面白いのは、堀北真希さん演じる六ちゃんが集団就職で青森からやってきて、得意分野の自転車修理を自動車修理と間違われて就職、お互いに勘違いしたままやってきた部分はなんとも哀愁漂います。 今だと絶対に問題になる部分が、この当時では当たり前だったのか？と感じる部分も多く、なんとも面白いです。

その六ちゃんを雇う個人で車の整備屋をしている社長に堤真一さんが演じ、彼が演じるとどんな人でも温かみを感じる人物像になるのがすごいなぁと感じる部分がありとても良かったです。 一番の見所は、茶川竜之介を演じる吉岡秀隆さんのクズっぷりが良い部分です。

自身で面白い物が書けないと気づいている小説家志望でしたが、ひょんなことで預かった淳之介の小説を勝手に出版してしまったりと結構人としてどうなのよ、と突っ込みたくなりますが、淳之介はそれを喜ぶのです。彼の方が才能に溢れてるのに・・・と思うのですが、本になったことに感動する彼の顔にとても好感を持てます。

ラストまでかなり引き込まれるこの二人の関係性が良かったです。 六ちゃんも良かったのですが、淳之介の演技も良くかなり懐かしさを感じる映画で良かったです。

この映画は、なんの前情報も見ずに、ただ上映時間がちょうど良かったという理由で観ました。昭和半ばのお話しということで、ポスターも古めかしい雰囲気で正直期待はしていませんでした。ですが！観てみたらとても引き込まれる内容で、わたしが映画館で観て良かったと思えた映画のトップ3に入っています。

舞台は東京下町、そこに暮らす様々な背景の人たちの物語ですが、当時高校生だったわたしが最も感情移入した登場人物は、堀北真希さん演じる「ろくちゃん」でした。田舎から夢と憧れを抱いて上京してきたろくちゃんが、憧れとは裏腹の鈴木オートという自動車修理工場に就職してしまい、慣れない環境、怖そうな社長、という不安のもとで成長していく姿が素敵でした。

その鈴木オートの社長を演じる堤真一さんの演技は大爆笑必須です！お向かいさんの家に逃げ込んだろくちゃんとの掛け合いは、わたしの中でこの映画の最大の見どころです。

そして、売れない小説家茶川さんとそこに居候することになった淳之介の段々と家族になっていく様も心に来るものがあります。淳之介を預かるきっかけとなったヒロミに茶川さんがプロポーズするシーンは涙を誘います。
笑いあり涙ありで、どんな世代の方にもオススメできる映画です。

『ALWAYS 三丁目の夕日（2005年）』の一番の見どころは、世界に自然と引き込まれてしまうポイントです。
私は、まだ２０代の学生のため『ALWAYS 三丁目の夕日（2005年）』の舞台である昭和の時代を経験したことがないのですが、自然と懐かしく、あたたかい気持ちになりなぜかノスタルジックな感じを抱いてしまう心あたたまる作品です。

「家族」という定義、家族の形はいろいろあるのだなと考えさせられる作品です。
ラストで、淳之介が引き取られるシーンは号泣してしましました。
淳之介は実は大企業の会社社長の息子だったことにまず驚きました。

しかも、淳之介が1人で帰ってきて何度も何度も茶川が突き放しても抱きついてくるシーンは、悲しすぎて、切なすぎて、親の気持ちはこんな感じなのかなと思い号泣してしましました。
ラストのシーンは本当に必見です。

昔の人のあたたかさ、ものが今よりなかった、文明が開花していないからこそ生まれる知恵や工夫、遊び方など様々なものが自分は体験していないはずなのになぜか懐かしく、自分の思い出に浸っている気分になります。

懐かしい気分に浸りたい方にはおすすめの映画です。
心あたたまるのでたくさんの方に見ていただきたいです。