A LIFE 愛しき人（ドラマ）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

『TBSドラマ　A LIFE 愛しき人』は2017年に放送された木村拓哉さん主演の医療ドラマです。
10年前、壇上記念病院からアメリカのシアトルに渡って多くの手術を手掛け、心臓外科医として一流の技術を持つ沖田一光(木村拓哉)が10年ぶりに日本に戻って来ます。
それは壇上記念病院の院長である壇上虎之介(柄本明)が心臓病で、虎之介本人が手術を沖田に頼みたいとシアトルから呼んだからです。

虎之介の娘・深冬(竹内結子)はこの病院の小児科医、深冬の夫・壇上壮大(浅野忠信)はこの病院の脳外科医で副院長をしており、沖田と壮大は幼なじみ、沖田と深冬は元恋人同士。
虎之介の手術を沖田がすることに深冬と壮大は動揺します。
昔、壮大は深冬のことが好きで、深冬と付き合っていた沖田をシアトルに行かせ、自分が深冬と結婚します。
沖田は自分がシアトルへ行くことになったのは壮大が画策したこととは知りません。
この三角関係がどうなるのかがこのドラマの見どころですが、もうひとつ大変なことがあります。
それは深冬には手術困難な部分に脳腫瘍があり、壮大は自分は身内なので手術できないからと、深冬の手術を沖田に頼みます。
深冬は一体どうなってしまうのか、最後まで目が離せません。

沖田は木村拓哉さんが演じていますから(と言うのも変ですが)、手術の腕も患者への思いやりも一流です。
元々は壮大の経営手腕を虎之介が評価して娘婿にしたはずが、今では虎之介は壮大と意見が合わず対立しています。
沖田が戻ってきたことで、壮大が嫉妬や劣等感に狂い、おかしくなってしまいそうで、見ていて怖くて可哀想でした。
沖田がいると壮大はいつも日陰の存在になってしまいます。
壮大の生い立ちや、それまでの人生を追っていくと、計算高い人間になるのもわかる気がしますが、結末は壮大が報われる形になって少し安心しました。

個人的には沖田がカッコいいので好きですが、あのままでは壮大が可哀想過ぎて、毎回気の毒に感じていたからです。
そもそも壮大にも良いところがあるからこそ沖田と仲が良かったのだろうし、深冬とも結婚できたのではないでしょうか。
全て計算された行動で友人も妻も騙し通せるとは到底思えません。
壇上記念病院を引っ掻き回して、あるべき形に戻してから沖田は去っていきます。
やっぱりキムタクですね。