【見逃し配信】TOKYO MER(ドラマ)無料で1話～最終話(全話)見れる動画配信サービスまとめ

医療ドラマということで大変興味を持っていました。今までのドラマは災害、事故現場に出向いても救急処置だけして病院に運ぶのが一般的でした。このTOKYO MERは車に手術台まで完備され緊急オペを病院さながらの感じで行って命を救って行くことに新鮮さを感じます。

チーフドクターの喜多見を演じる鈴木亮平さんの手術シーンがとても素早くかつ丁寧で見入ってしまいます。チームへの指示も的確で言葉が丁寧なのにも緊迫感がありながらきっと助けてくれるという安心感も感じられます。意識のない患者さんへの言葉掛けも優しく丁寧でこんな医師がたくさんいたら良いと本気で思ってしまいました。都と国が敵対しているのもリアルな感じがします。官僚であり医師の音羽がこのTOKYO MERの解体を使命として送り込まれていて目が離せません。

今回のTOKYO MERは喜多見の常にまっすぐなところが良かったです。医師としてどんな状況でも、患者さんを救おうとする姿は頼もしかったです。そして死者を0人にこだわっていたのがすごいなと感じました。現場に行き弦巻は唖然としていたのがオススメポイントです。過酷な場所で迅速に対応していかないといけないのは、難しいなと痛感しました。また音羽のクールだけど、淡々とこなしていくところが印象的です。喜多見とは正反対だけど、音羽の存在があってスムーズに処置できていたのがさすがです。喜多見は何があっても助けようと、怖いもの知らずなところが驚きました。チームみんなの連携もスピーディーで、見ていて迫力がありました。

嫌々このTOKYO MERでの仕事をしている研修医の比奈の試練です。鉄骨落下事故現場で判断ミスを起こし患者を命の危険に陥らせてしまいました。自分で瞬時に判断するのは経験をたくさん積んでいないと怖く感じるのはよくわかります。

喜多見はその患者の様子から比奈を責めることなく最優先に患者と向き合いその場で手術をしました。その後会議で研修医としての現場での立ち位置を補助的医師と確認しましたが命を救うのに比奈が手術を行わないと患者が救えないという事態が発生したのです。比奈の勇気ある行動が患者の命を救う一端となりました。喜多見の比奈の成長を見守る姿と励ます言葉に勇気をもらいました。事故現場のスケールが壮大で緊迫感がありドキドキしながら観ています。

今回のTOKYO MERは弦巻が自信を失ってしまったのが印象的です。何で自分がここにいるのかも疑問に感じていた中、自分のミスを痛感してしまったのは胸が痛かったです。患者さんを救おうとしても、体が動かないのは複雑でした。夏祭りでたくさんの負傷者が出ている中、どうしていいかわからなくなる弦巻がリアルです。それでも喜多見は弦巻のことを信じていたのがさすがです。弦巻ならできると確信していたような気がします。

また喜多見が弦巻にオペを任せたのがびっくりです。弦巻は不安しかなくてその場から逃げたいと思いながらも、覚悟を決めたところがかっこよかったです。冷静に落ち着いていたのが、弦巻の本当の強い部分だと感じました。

夏海を演じている菜々緒さんの医療人としての技術の高さや母親としての優しさを存分に味わうことが出来ました。菜々緒さんは悪女のイメージが強く目力の強さを常に感じていました。このTOKYO MERでは有能な看護師を演じていて急に発足されたこの機関に危険を顧みず現場に出向いて命を救うことを自ら志願したようです。立て篭もり事件の人質の幼児に処置が必要で犯人の要求で注射を持っていく役をかってでました。

自分にも子供がいて自分の身が大切なのに人質の幼児を救いたくてピストルを持った犯人の所に出向きました。とても強い意志を感じます。無事事件が解決した後、娘を保育園に迎えに行った時の穏やかな姿と優しい表情にとても癒されました。

TOKYO MER第3話は犯人が奥さんと娘さんと一緒に死ぬことを願っていて立てこもるという極悪なもので犯人が銃を乱射しまくり暴れる姿がとても怖かったです。喜多見先生はそんな中でも恐れることなく傷ついた人を助けようとし立ち向かう姿がカッコ良かったです。看護師の蔵前さんが人質になってでも持病がある子供を助けに行くのはさすがプロだなと思いました。

比奈先生がだんだんとプロ意識を持ってきているのが見ていて応援したくなりました。音羽先生は敵なのか味方なのかよくわかりませんがMERとして働く時は医師の顔になっているので今後も喜多見先生と力を合わせて死者ゼロを目指していってほしいです。最後に蔵前さんが娘さんと対面するシーンは微笑ましかったです。

今回のTOKYO MERはとても緊迫感がありました。移植をする心臓を運んでいて、トンネルが崩壊したのはびっくりです。喜多見はすぐにもしかしたらとピンときていたのがさすがです。高輪たちは心臓を待つけど、これ以上は難しいと判断したところは胸が痛かったです。それでも喜多見たちは、絶対心臓を届けようとしていたのがかっこよかったです。小山は自分が傷だらけなのに、心臓のことを優先していたのが印象的です。

みんな心臓のことを想っているのが良かったです。また小山を助けようと喜多見が、必死に心臓マッサージをしていたのが感動しました。ずっと頑張れと声をかけていたのが喜多見らしかったです。高輪も心臓に触れながら頑張れと言っていたのが心に刺さりました。

今回の、レスキュー隊、TOTYOMER、移植先の病院、そして心臓を運んだ小山先生の、命を守りたい、提供した方の心臓を無駄にしたくない気持ちがとても伝わりました。レスキュー隊とは第一話では、危ない所に勝手に入るなと喜多見とバチバチやりあっていた関係でしたが、TOTYOMER第4話では、目標は小山先生と提供された心臓を守る為に、思いは1つで、お互い助けあっていた所が胸が熱くなりました。前みたいに喧嘩していたら助けられなかったかもしれません。

そして提供先の高輪先生と喜多見先生が元夫婦で意思疎通がわかったからこそ、移植手術をまた再開する決断もできて良かったです。その前に研修医の弦巻先生がイヤホンを渡していたからこそやり取りできたと思います。そして音羽も熱い気持ちも、MERを潰そうなんて思ってるはず無いです。今回二人とも助かったのは、みんなの必死な思いが伝わったからだと感じました。