オレンジデイズ（ドラマ）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

あの頃の青春ドラマ北川悦吏子さん脚本の代表だと言えばオレンジデイズです。大学生活はこんなふうに楽しくなるんだろうなと思い描いた一作です。たぶんあの頃は誰しもがオレンジデイズのような甘酸っぱい大学生活を送りたいと思ったことでしょう。柴咲コウさん演じるさえと妻夫木聡さん演じる櫂が出会い軸に構成されたドラマが展開していくのが最高でした。成宮寛樹さんや瑛太さんが若かった頃の映像が見ることができるし、このドラマの醍醐味は手話ではないでしょうか。耳の聞こえない女性がどうやって普通の青年たちと心を通わせていくのか、失敗や葛藤を通じてお互いに成長していく様が心なしか感動を覚えました。人は1人では生きていけないから周りにさえを助けてくれる仲間がいるというのは救われた話でした。しかもさえの性格は障害があるとは思えないくらいの気の強さです。それを周りのみんながフォローして楽しい生活を送るようになるまでが描かれていて時代を超えて愛される名作だと思います。主題歌はMr.Childrenさんのsignでこのドラマのために書き下ろされた曲だと伺いました。とてもドラマにマッチしていて青春の1ページにふさわしい主題歌でした。

大学生の青春と言ったらオレンジデイズというほどおすすめです。主人公の柴咲コウのツンデレ手話が可愛くてクセになります。何度も見ているうちに簡単な手話は覚えてしまいました。妻夫木聡その他2名とオレンジの会というサークルを結成し、一緒にテスト勉強したり旅行をしたり、就活に励んだり。放送当時は中学生だった私は、大学生活ってこんな感じなのかなとワクワクした記憶があります。このドラマが素晴らしいのは、耳に障害がある主人公を設定しているのに重くなりすぎないところ。もちろん、障害がある上での本人の葛藤とか周りの困惑とかはありますが、等身大の大学生の恋愛ストーリーを描いています。本人も家族や友人を含んだ周りも障害も個性として受け入れられるようになります。最終回、妻夫木聡を柴咲コウが送り出すシーンはかなり心に残っています。耳が聞こえず、声をうまく出せないので、ずっと手話のみの会話だったけれど、妻夫木聡に想いを伝えるために声を振り絞る柴咲コウが健気でかわいいです。
また、主題歌のミスチルのsignやサークルで旅行に行った歳に車中で手話で歌っていたオレンジレンジの上海ハニーもドラマとともに深く思い出に残っています。

ヒロインを演じた柴咲コウさんの髪型がとってもかわいいです。当時、彼女を真似してパッツン前髪にしていた女性が溢れていたくらいでした。そして、そんな彼女のバイオリンを弾く姿にもウットリとしました。中でも耳の聞こえないヒロイン・沙絵が、必死で櫂に手話で怒りを伝えるシーンは見ごたえがあります。また、妻夫木聡さん演じる櫂も、そんな沙絵に懸命に手話で話しかけるシーンにも感動しました。特に、最終回のラストで沙絵が櫂に向かって「行ってらっしゃい」というセリフが、とてもつたないのに愛情に満ち溢れていて号泣してしまいました。キャンパスライフの面白さやドキドキもたくさんあって、こんな大学生活を送りたいと夢を見させてもらえるような作品です。また、成宮寛貴さん演じる翔平の妹役に上野樹里さんも出演されていて、まだブレイク前の彼女を見ることも出来ます。足の悪い中学生役だったのですが、この頃から演技はとても上手かったので注目して見てみると面白いです。さらに、第８話には同級生役として田中圭さんも少しだけ登場されていました。毎回、ラストの方にミスチルの主題歌「sign」が流れてきてこの歌も本当にドラマを盛り上げてくれています。歌詞がドラマにマッチしていて、「オレンジデイズ＝ミスチルのsign」というくらいに最高の組み合わせの楽曲になっていました。