35歳の少女の感想・口コミ
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35歳の少女は、不慮の事故で10歳に眠りについた少女が25年ぶりに目覚める物語。
眠っている間に家族はバラバラに、初恋の少年も夢をあきらめてそれぞれに孤独な今を生きていた。そして中身は10歳のまま目覚めた主人公。すべてが変わった今をどう生きていくのかー。
35歳の少女のドラマ情報・出演者情報についても解説しています。ぜひこの記事をご覧になってください。
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『35歳の少女』(ドラマ)期待・感想・レビュー・評判・口コミについて
『35歳の少女』全体評価
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35歳の少女(ドラマ)の作品情報とあらすじ
タイトル | 35歳の少女 |
テレビ局 | 日本テレビ |
放送日 | 2020年10月10日~ |
放送時間 | 土曜日22:00~ |
キャスト | 柴咲コウ/坂口健太郎/橋本愛/竜星涼/細田善彦/大友花恋/富田靖子/田中哲司/鈴木保奈美/ほか |
原作 | 遊川和彦(脚本)オリジナルストーリー |
公式サイト | https://www.ntv.co.jp/shojo35/ |
公式SNS | |
主題歌 | King Gnu『三文小説』 |
さらに詳細 | Wikipedia |
第1話のあらすじを見る ➡
幸せの象徴のような新築の一軒家・今村家。お遣いを頼まれ意気揚々と出かけた10歳の長女・望美のぞみはその日、自転車のブレーキが壊れているとも知らず坂道を飛ばしていた。しかし次の瞬間、コントロールを失った自転車は崖から大きく放り出され……。
病室で目を覚ました望美(柴咲コウ)の目の前に広がるのはなんと25年後の『現在』!実は事故の後25年間眠り続けた彼女は、母・多恵たえ(鈴木保奈美)の必死の介護によって奇跡的に目を覚ましたのだった。しかし、明るく優しかった多恵は笑顔を見せない冷たい女性に、格好良かった頼れる父・進次しんじ(田中哲司)はパッとしない中年に、可愛かった妹・愛美まなみ(橋本愛)は不機嫌で刺々しい大人に変わり果てていた。そして望美自身は、心は10歳、体は35歳の『35歳の少女』である自分を受け入れられず……。
現在に馴染めないまま退院を迎えた日。多恵はお祝いにすき焼きを用意していた。実はすき焼きは家族にとって因縁の料理。まだ声の出せない望美を囲み、ある“秘密”を抱えたぎこちない家族の食卓が始まる。そこに望美の初恋相手・広瀬結人ひろせゆうと(坂口健太郎)が訪ねてくるが……。
出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第1話の感想・ネタバレを見る ➡
はじめはタイトルの35歳で少女の意味が分かりませんでした。若作りしてるのかとも思いましたが、番宣CMで柴咲コウさんが子供のように泣き始めるのを見て、本当に子供の方だと思いました。10歳の望美がお母さんにお使いを頼まれて自転車で出かけ、坂道を猛スピードで降りてたらブレーキが効かない。大人ならわざと転んで止めるけど、10歳の望美にはそんな知恵は無かった。病院へ搬送された望美は手術のあとベッドに寝かされ、すぐ25年が経ってしまった。まるで浦島太郎のように望美にしては少しの間だっだ。25年の間に両親は離婚し、望美のことばかり考えてることに腹を立てた妹の愛美は母と不仲。母親は働きながら望美の世話をしていた。ここまでは『サーティーン』に似てる設定だとは思ったけど、あちらは13歳で13年間軟禁状態で、こちらは10歳で25年間。ブランクの隔たりが違う。母が諦めかけた時に突然目覚めた望美。10歳のまま25年も経ってしまったのだから、色んなことに慣れていない。自分の容姿、家族、そして周囲の風景。初恋の結人が久しぶりに集まった家族の団欒に呼ばれ、10歳の望美に酷い言葉で現実をぶちまける。その時にCMで見た泣き顔になる。本当に子供の泣き方だ。柴咲さん、凄い。顔をくしゃくしゃにして涙ポロポロ。25年ぶりの自分の部屋で寝た翌朝、望美は黙って家を出る。近所の風景も学校も変わってしまった。唯一、変わって無かったのは結人くんに勉強を教えて貰ったりした図書館だった。母の電話でかけつけた結人と図書館に入る望美。目覚めて動揺している気持ちを結人に「こんなの望美じゃない」とぶつけた。結人は昔の優しかった気持ちを取り戻し「結人くんだ、結人くんだ!」と喜ぶ望美。大人になってやさぐれた結人も子供のような望美に助けられたのかもしれない。望美は少しずつ大人になって行くんだろうと思います。
柴崎コウと言えば、2003年の「黄泉:よみがえり」という映画に登場する歌手を思い出し、柴崎が「月の雫」をうたう、妖艶な姿を思い出します。
柴崎演じる10歳の望美が自転車の乗ってブレーキが故障していたのを知らず、坂道から崖に転落して意識を失い、入院して25年が経過します。
そして意識が回復すると、多恵を見て、このおばあちゃんは誰と思います。多恵は、もう10歳じゃない35歳だと言うと、望みは悪夢だと思います。多恵は諦めないで良かったと言いますが、25年の間に生まれた親子の意識の断絶が、もう始まったのは残酷な現実です。
脳に電気を送っていたのが、病院のベルで覚醒したと多恵は進次と愛美に言います。
進次がパパだ、自分のせいだと言っても望美は呆気にとられます。なぜ、進次が、自分を責めるのか判りません。
再婚した進次は多恵が勝ち誇ったように25年辛抱したと上から目線で言われたと加奈に言います。進次には、過酷な運命に耐えることができないで逃げたのだと想像します。
望美は夢の中で、多恵に学校に遅れると言われて起こされ、いきなり35歳の現実が受け入れられません。愛美と手を繋いで踊り、進次から作文を誉められたのかというと、自分の未来は早く大人になりアナウンサーになり結婚すると読み上げました。両親は、あまり早く結婚してほしくないと言っていた夢でしたが、あまりにかけ離れた未来になったのは、皮肉です。
望美が来週退院が決まったと多恵が言い、25年前と同じ生活を再現したいと進次と愛美に言います。
望美が家に戻り、自分の部屋に入るとモモという絵本を取り出します。
多恵は広瀬に披露宴で会います。広瀬とどのような関係か判りません。
進次と愛美が家に帰り、進次は、久しぶりだと言い、単身赴任が長かったと嘘をつきます。進次は自転車のブレーキを直さなかった自分の責任だと望美に言います。それで、ずっと自分を責めていたのだと理由が判りました。
乾杯して退院おめでとうと言って進次が泣くと広瀬が来ます。最初の見どころは、広瀬が花束を持ってきて、同じクラスだったと言います。望美は借りたモモという本を返したかったようですが、望美は、広瀬の顔が変わってしまい、キツネに騙されたような顔をして本を手渡します。
それでも広瀬は、有難うと笑顔で答えます。漸く、広瀬の素性が判りました。
望美は黙って広瀬を見つめます。広瀬は、望美が、とても、ほがらかな顔をしてよくしゃべっていたと言います。
愛美が広瀬に望美が好きだったのかというと、いいえと言いますが、本当は好きだったようです。広瀬は小学校の教師をしていると言います。4年生が担当で生徒を励ましていたが、虐めがなければいいなと思っていたが、嘘だったと言い、急に表情が暗くなり、もう馬鹿馬鹿しくてやめたと言います。
いまは代行業していると言います。嘘をついたのは、多恵に頼まれたから、望美が思っているような広瀬ではない、夢見ていた未来ではないと言う。望美は寝たままの方が良かったと言います。まるで、人間が変わってしまったような広瀬に、多恵は帰ってと言います。
すると望美が声を上げて泣きます。望美が思っていた夢が、呆気なく、ぶち壊されたのは残酷でした。
すると、愛美までが望美が倒れてから多恵が自分の言う事を聞かなくなった。進次も事故から5年経ってから離婚し、再婚したと言います。進次は、ごめんと謝ります。
もうこれで、望美の生きる望も、描いた未来も全て消え去った虚しさが漂います。
広瀬も、望美が10歳のままで失望します。
愛美も思いを寄せる相沢に裏切られ、進次は達也の声を掛けますが親子関係がうまくいっていないようです。
望美が25年前の親子の会話の録音を聴くと当時の望美が広瀬に思いを寄せて中学高校も一緒に行きたかったと言っていて、望美は広瀬が好きだったと判りました。
広瀬に、望美がいなくなったと多恵から連絡があり、望美は小学校にいました。
一番の見どころは、2人が昔の図書館に行くと、望美は、長い事、思っていた、もう誰もいない、全ては過ぎ去った、嫌だ、この声も望美じゃない、目が覚めなきゃ良かったと望美が泣きます。
漸く、広瀬の前で、本音が吐き出せたようでした。
広瀬は言い忘れたが、望美が、だれとでも親友のような口きいて、友達が良い点と取ったら一緒に喜び、バトンを落とした生徒と一緒に悔しがる望美に、世界中が、望美のような人間だったら、どんなに良いかと思ったと言い、広瀬は初恋の相手が望美だ、好きだと言います。この言葉をもっと、早く望美に言ってあげたら、早く望美が救われたと思います。
広瀬が望美が事故に会って死ぬ程後悔したと言い、25年経って悔しさを晴らせて良かった。こんな世界でも、戻って良かった、また、会うことが出来たと言います。
望美は初めて、ゆうとだと言って抱きつきます。望美が、初めて生き返ったような目の輝きをしたのは、広瀬の言葉で今、漸く、望美が現世に、よみがえった場面は感動的でした。
多恵の子守歌がよみがえります。35歳の日に、もう駄目だ、これ以上、頑張る気力がないと泣いていた多恵でした。多恵も望美に救われたと思います。
その望美が、再び自転車に乗って坂道を駆けおりるようですが、広瀬が望美を救えるのか見物です。
1話は望美が突然事故にあったのが怖かったです。そこからずいぶん長い間眠っていて、目が覚めたのはホッとしました。母親も望美も互いにびっくりしていたのがリアルだなと感じます。いろんなことに戸惑っている望美の表情が良かったです。心の中は10歳のままで、昔の記憶を振り返っていたのが印象的です。
そして自宅に帰って、父と妹もそろったのが望美はどこか嬉しそうな気がします。本当は離婚しているけど、そこは望美のために隠していたのがハラハラしました。そんな中で母親は、小学校の同級生の広瀬を招いたのが驚きました。望美は広瀬のことを見て、おじさんと言っていたのが面白かったです。小学生の時の広瀬とは全く違っていたのが、望美にも伝わっていたのが良かったです。
だけど広瀬はいい人のふりをしていたと暴露したのが怖かったです。本当は代行業をしていることや、望美に向かって目なんて覚めなきゃ良かったと言ったのは胸が痛かったです。望美は声を上げながら号泣していたのが切なかったです。
さらに望美は今の自分が嫌だと本音を言ったところが、心にグッときました。望美もなかなか自分のことを受け入れられずにいて、辛い想いをしていたのが刺さりました。
第2話のあらすじを見る ➡
望美のぞみ(柴咲コウ)は、元・初恋相手の結人ゆうと(坂口健太郎)の励ましを受け、25年の月日が流れた現実を受け入れようと決意したものの、変わり果てた世界にまだ馴染めない。眠っている間に生理が始まり大人の体になっていることにも改めてショックを受ける。多恵たえ(鈴木保奈美)は自分の体にも今の世界にも早く慣れるよう望美を急かし、子供っぽい言動を諌める。
一方、広告代理店で働く愛美まなみ(橋本愛)は元カレで上司の相沢あいざわ(細田善彦)が使えない後輩・藤子ふじこ(大友花恋)と付き合っていることにストレスを抱えていた。そして進次しんじ(田中哲司)は再婚相手・加奈かな(富田靖子)の連れ子・達也たつや(竜星涼)が仕事を辞め部屋に引きこもっていることに悩んでいた。別々の場所でそれぞれに人生の行き詰まりを感じている家族。望美は自分が原因で家族がバラバラになってしまったことに心を痛める。
そんな中、相沢の気を引きたい愛美は代行業をしている結人に恋人のふりをしてくれと頼む。愛美の歪んだ恋愛感情に呆れつつ依頼を受けた結人は、望美の様子が気になっていた。その頃、かつてアナウンサーになることを夢見ていた望美は、事故の直前まで録りためていた古いカセットテープを聞き、あることを思いつくと、結人に連絡する・・・。
出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第2話の感想・ネタバレを見る ➡
事故の日、すきやきの豆腐を買うのを忘れたと多恵がいうと、愛美がお使いを嫌がり望美が豆腐を自転車に乗っていく途中で進次に会い、進次が自転車のブレーキを直すのを忘れていて事故が起きたのでした。望美は夢が覚めると望美は生理が始り多恵は眠っている間にオトナになったと言い、望美にスプーンを舐めるのも止めるように言われ、子供っぽい服を選ぶなと言われ、望美と言う言い方も止めろと言い、レストランで、お子様アイスの注文もダメだと言われます。全てを否定された望美には時間が止まったままのようで、多恵にとっても世間体が許さない、受け入れがたい娘のようです。
多恵は望美にGPSと携帯電話を与えると言い、まるで子供扱いです。
一方、愛美は元恋人の相沢がダメ後輩の藤子と交際しているのに苛立っていました。藤子から付き合っていたのかと言われるとよりを戻す気はないと言います。すると相沢は結婚すると言います。
進次も達也の家庭内暴力と引きこもりに悩んでいました。
望美は進次から呼び出しを受け、望美は何故、家に帰ってこないのかと言うと、望美が人工呼吸器をつけて回復の見込みがないと言われ安楽死を医者にお願いしたが、多恵に、それでも父親かと怒られて心が折れたと進次が謝ります。事故も自分のせいだと言います。望美も進次の苦しみが、子供なりに理解できたようです。
望美は愛美にも何故、家を返ってこないのかと言うと、親に会いたくない、豆腐を自分が買いに行かなければ望美が事故に会わなかったと言って電話を切ります。愛美も進次も、壊れた過去が、重すぎて自責の念から、逃げざるをえなかったようです。
愛美は代行業をしている広瀬に恋人の代理を頼み広瀬は手を握って、愛美が相沢のスマホを盗み見たデートのレストランに行きます。
相沢に愛美を、よくふってくれたと広瀬が感謝し愛美は結婚すると相沢に言います。
愛美は藤子が大手クライアントの娘だから相沢が騙されていると言います。広瀬はストーカーみたいで、望みがないから止めたほうがいいというと、愛美は怒りますが、愛美が自分のプライドと戦っているのが、広瀬には虚しく思えるのでしょう。
望美は2人が自分のせいで愛美が事故に合ったと言うと、多恵は自分が豆腐を買い忘れたのが原因だと言います。3人が、それぞれに責任を感じて、お互いの人間関係が壊れてしまったようです。
望美はアナウンサーを希望して事故前に記録した友達のインタビューのカセットテープを聞いて、望美が広瀬を好きなのかと友達にからかわれていました。
望美が旧友のユキ、沙織に会います。広瀬はユキに先生かというと、会計事務所に勤務し、沙織はケーキ屋でなく主婦だと言います。2人が高校卒業写真で盛り上がっていましたが、望美は話についていけない浮かない表情でした。早速、ネットで望美が浦島太郎で可哀そうだと書いてありました。裏で人の不幸を笑っていると広瀬が言います。
しかし望美は皆いい人だと言うと、広瀬は昔の結人じゃないと怒ります。望美を病人だと思って付き合わされる自分のことも考えてくれとまで言います。すると黙ってしまった望美が家の自転車をこぎ出します。
取り返せない過去に拘る望美の姿に、やりきれない思いと、無駄な努力だと広瀬が言ったのが、望美にはショックのようです。
最初の見どころは、広瀬が危ないと言って追いかけると、望美はブレーキを掛けず、坂道を下り、自殺をするのかと息を呑むと、すんでのところで止まります。
広瀬が死ぬ気かと怒ると、望美は25年前の皆に会えると言って泣きます。不公平だ、皆、名前が変わり、自分が中学、高校にも大学にも行きたかったのに、多恵は早く大人になれと言うが、無理だと言います。
25年の不条理が一気に押し寄せて望美の心を押しつぶしているようです。
すると、広瀬は、このままでいろ、無理にオトナになるなと言います。外見を気にするな、好きなようにすればいい、大人になるのはそれからだという言葉に望美は救われます。
望美は子供服と靴を買い、お子様プレートを食べて口に周りにケチャップをつけ2人は子供のように皿をかきます。子供遊具にも乗り喜びます。広瀬のお蔭でタイムマシンに乗り25年前に戻ったようです。
次の見どころは、望美は広瀬の手を握って楽しかったと言いますが、大人にならないといけないのかというと、中学生になったら広瀬も中学生になると言い、大きな不安と大きな勇気だと言い、大きな勇気をもって見て考えろ、成長しろと言います。広瀬が望美と人生の歩みを始める気になったのでしょう。
そして、望美に、その笑顔忘れるな、好きだったと言うと、望美も広瀬が好きだと言います。漸く2人の気持ちが通じたようです。
多恵が家に帰ると愛美と進次が家にいます。望美は豆腐は悪くない、皆悪くないと言い、それなのに25年も皆に嫌な思いをさせてごめんなさいと言います。自分ばかり不公平だと思っていた望美が、広瀬のお蔭で成長したようです。
悪いのは望美で、わざと寄り道したのがいけなかったと言います。
進次、多恵は望美と買ってきた豆腐を食べておいしいと言います。愛美もバカみたい忙しいのにと言って食べると、べつにおいしくないと言いますが、望美は成長すると言います。4人は、豆腐を食べて新たなスタートを切ったと思いたいです。
そして25年前の夢を失った広瀬が、25年前の望美に会ったことで、再び、自分の夢を思い出して、2人が新たな人生のスタートを切ったようです。
2話は望美が生理を理解できず、死ぬかもしれないと思い込んでいたのが印象的です。母親は望美をなんとか大人らしくしたいという思いが、強く伝わってきます。望美に対して厳しく指摘していくところが見どころです。望美は可愛らしい洋服や子供っぽいものに、興味津々なのが難しいなと感じました。母親はどこか焦りがあるような気がします。
そして望美が久々に友達と再会したところも見どころです。友達を見た瞬間別人と感じる望美が面白かったです。みんな大人になっていて、望美はどこかおいてけぼりなところが複雑だなと感じました。そんな中友達がSNSで望美のことを、マイナスに書いていたのは悲しかったです。
また望美が自転車に乗って、事故にあったところに向かっていたのはヒヤヒヤしました。望美の中で周りとの違和感を感じていたのが心にグッときました。だけど広瀬は外見なんて気にするなと、言っていたのが頼もしかったです。望美のことを否定しないところが良かったです。
さらに広瀬は望美の思うがままに、洋服を買ったり遊具で遊ばせていたのがやさしさを感じます。なにより望美が楽しそうでニコニコしていたのが、見ていて安心しました。広瀬といると望美はありのままでいられるような気がします。
やはり、現代の問題などを盛り込みすぎていて、内容がダークすぎるという感じがしました。
まずは望美ですが、25年間寝ている間に体だけは大人になっていて、生理まできてしまうというのは、やはり受け入れられないと思いました。
そして、心は10歳のままなので、子供服が欲しくなったり、お子様ランチが食べたくなるのも無理はないという気がしました。
行儀も悪く、母親からも注意されますが、それもしょうがないと思いました。
そして愛美ですが、結人に代行で彼氏になってもらい、元彼を付け狙ってストーカーまがいの行為をしていましたが、最低という感じで25年という月日の流れを感じさせました。
スマホをのぞき見したり、元彼のカップルと同じレストランを予約したりと怖すぎます。
また、望美の友達が望美の前では優しい感じを演じていて、心の中では優越感に浸っていてSNSで酷いことを書いているというのも現代ではよくありそうな事だと思いました。
結人はまともな事を言っていますが、代行業で心にもないことを言ったりと壊れていますが、望美のことは気になるんだなという感じがしましたが、望美に優しいのが謎な気がしました。
そして、最後は望美が事故に遭う原因の豆腐をみんなで食べていましたが、あれで少しは関係性が良くなれば良いと思いました。
第3話のあらすじを見る ➡
望美のぞみ(柴咲コウ)は、家族に成長宣言したため、努力するが、うまくいかない。昔から教えることが得意だった元教師の結人ゆうと(坂口健太郎)に勉強を見て欲しいと思う望美。しかし、娘が結人と近づくことをよく思わない多恵たえ(鈴木保奈美)は、学習塾に通わせようとするが、望美はついていけない。
一方、進次しんじ(田中哲司)は部屋に引きこもる義理の息子・達也たつや(竜星涼)との関係を修復しようと、加奈かな(富田靖子)の制止を振り切って部屋のドアを叩く。しかし、達也は、いきなり100万円を要求する。
仕事での功績が評価されない愛美まなみ(橋本愛)は、相沢あいざわ(細田善彦)と藤子ふじこ(大友花恋)の順調な恋を前に公私ともに絶不調。結人に愚痴聞き代行を頼むが、酔った勢いで大失態をおかしてしまう!そんな中、望美は自分のことを巡って多恵が愛美や進次と衝突を繰り返し、家族の溝が深まっていることを悲しく思っていた。結人に会って相談する望美は、世の中を知るために結人の代行業を手伝うことになる・・・。
出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第3話の感想・ネタバレを見る ➡
先ずは愛美が相変わらず相沢への思いが強いことで精神的にイライラしているのが目につきました。そしてそのことから愛美が結人を呼び出す場面が印象的でした。愛美が結人に対しての邪険な態度というのが見ていてむちゃくちゃ仲が良いカップルに見えるし応援したくなるんです。個人的にはこの2人が付き合うのがベストかなと期待しています。愛美を演じる橋本愛の男のような喋り方というのが物凄く自然であり上手いなと感じました。結人と望美の関係というのが読めない状況です。今回、望美が結人に勉強を教えてもらったり代行業に付き添ってお酒を飲んだりと徐々に距離感が近づいては来ました。ただ多恵が結人をむちゃくちゃに嫌っていることからも関係を遮断しようとしてるのが気になりました。明らかに教育ママになってしまっていてヒステリックな多恵が目についてしまいました。バランスを崩してしまっている多恵をどうやって望美がまともに戻すのかというのも注目してもらいたいです。心のこもった望美の多恵への言葉というのは感動的でした。望美を演じる柴咲コウの少女の喋り方というのもクオリティが上がってきたなと感じました。徐々に物語が動きだしているし面白くなってきました。
3話は望美が前よりも生き生きしていたように感じます。成長しようとやる気がみなぎっているところが見どころです。望美が塾に通っていたのは驚きました。小学生の子達に圧倒されていたのは面白かったです。必死に頑張ろうとする熱意が伝わってきました。
そんな中で望美は広瀬に勉強を教わりたいけど、母は話をそらすのがヒヤヒヤしました。広瀬とは関わってほしくないんだと感じます。きっと母は広瀬と一緒にいると、望美に悪い影響を与えると思っているような気がします。
また愛美が酔って、相沢やその女の愚痴を言っていたののも見どころです。思ったことをズバズバ話していたのは気持ち良かったです。相沢の自宅に向かって叫んでいたのは、すごい度胸だなと思いました。溜まっていたものが一気に弾けたようで笑えました。
さらに望美が広瀬とパーティーに行ったのが印象的です。望美がお酒を飲んでいたのはびっくりです。意外と強いのかなと思うとギャップを感じました。
そんな望美に母が、部屋に監視カメラをつけていたのが怖かったです。望美の自由を奪っていくのは、愛ではないなと感じます。最後望美が母に手紙を書いていたのが心に刺さりました。母も字が上手くなったと褒めていたのが感動しました。
これからだんだん色んな人との絆や時間を取り戻していくのかなと思わされる回でした。今まで目覚めてから、望美はただただまわりの変わってしまった世界や人たちに戸惑い驚いたりするばかりでしたが少しずつ前へ踏み出そうとしています。その中で今回まず、広瀬結人に勉強を教えてもらったり優しくしてもらう望美ですが母・時岡多恵に咎められたりします。むしろもう会うなと言われたり多恵も結人にまでもう会うなと言ったり周りはまだまだみんなの心は閉じたままで、望美にとっては辛い状況です。見どころとしては周りを通しての多恵の心情と望美との心の交流が描かれ、望美を心配するあまり押さえつけたり周囲を遠ざけようとしたりする事で孤立していく彼女の複雑な気持ちがまず一つ。そして望美は昔どうやったら多恵と仲直りできたかを必死に思い出して今回実行していくところでした。結果、見事その方法で忘れていた目覚めてすぐやらなければいけない多恵へのありがとうと言う気持ちとひどい事を言ってしまった謝罪を込めハグができました。そして昔失った時間を少し取り戻した感じがします。そうやって前に進み自分の成長をはかりつつも過去の止まった時間をまた進めていく作業が大事なのかなと思いました。まだまだ愛美や進次もこれからですが、家族や結人との絆を取り戻して欲しいです。
第4話のあらすじを見る ➡
望美のぞみ(柴咲コウ)は、多恵たえ(鈴木保奈美)のことをなぜか鬱陶しく感じ始めていた。そんなこととはつゆ知らず、朝から望美の好物を用意して娘にベッタリする多恵だが……。
一方、愛美まなみ(橋本愛)は相沢あいざわ(細田善彦)の自宅前での泥酔熱唱動画が会社内で出回り、進めていたプロジェクトをおろされてしまう。藤子ふじこ(大友花恋)の仕業だと確信するが、さらなるトラブルに発展し……。会社で早期退職を勧められた進次しんじ(田中哲司)は加奈かな(富田靖子)に打ち明けられず、引きこもる達也たつや(竜星涼)の問題も解決の糸口を掴めずにいた。
そんな中、結人ゆうと(坂口健太郎)が家庭教師に来ることに心躍る望美は勉強が捗り、中学の学習内容に進むことに。本当は通うはずだった中学校を見に行くと、下校途中の生徒の会話に激しく共感!中学生たちとまるで同い年のように意気投合し、すっかり中学生のノリに染まる望美。結人はそんな姿に戸惑いつつも、多恵に成長を見守るよう提案するが……。自分の行動に口出ししてくる多恵や進次の情けない姿に、経験したことのない“反抗期”のイライラを感じる望美を、新たなトラブルが待ち構えていた……!
出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第4話の感想・ネタバレを見る ➡
第4話では愛美の泥酔熱唱動画が会社内で出回りプロジェクトをおろされてしまう愛美がいました。そして動画をのせたのが藤子の仕業だとわかった愛美の行動は凄まじいものがありました。愛美が藤子をビンタすることから始まり馬乗りになり拳で殴るというのは強烈でした。男同士のケンカくらい迫力があるシーンで見応えがありました。そして愛美を演じる橋本愛のキレる演技というのはドラマ・同期のサクラでも凄い迫力だなと感じたのを思い出し今回も圧巻の演技力でした。中学生と仲良くなる望美というのもどんな展開が待っているのか気になる場面でした。良くも悪くも長く続く友情ではないんですがこの関係を認めるのか反対するのかはなかなか難しいよなと考えました。母親の多恵は完全に反対していましたが自分ならどうするかを考え結人はどうコメントするのか気になりながらドラマを観るのがおすすめです。望美が気が合うという存在を邪険に扱うというのも可哀想だなと感じる場面ではありました。今回はちょっとずつ望美が成長しているというのも伝わってきて結人との関係が恋愛関係に変わっていきそうな雰囲気にも注目してもらいたいです。いろいろと波瀾万丈な第4話でした。
4話は望美が広瀬との勉強を、すごく楽しみにしていたのが印象的です。デートの日のようにウキウキしていたのが、見ていて可愛かったです。
そして愛美が林田と言い合いになったのはヒヤヒヤしました。林田の態度に腹を立てるのはわかるなと感じます。愛美は林田にビンタしたところはかなり迫力がありました。
また望美が中学生の子達とはしゃいでいたのが見どころです。セーラー服にポニーテールが、とても似合っていました。タピオカを飲んだりプリクラを撮ったり、望美は何もかも初めてで楽しそうです。純粋にこんなことしたかったんだろうなと感じました。
だけど母がそんな子と付き合っちゃダメと言っていたのは、見ていて切なかったです。母の心配する気持ちもよくわかるからこそ、難しいなと思います。そんな母に望美は、子供扱いしないでとハッキリ言ったのがかっこよかったです。
そんな中望美が達也にニートとか引きこもらないでいいとか、ストレートに言っていたところも見どころです。誰もそんなこと言えない中、望美は思うままに言っていたのが緊張感ありました。
さらに母が望美のことを全力で守っていたところが、とても頼もしかったです。どんなことがあっても、親は子供のことを一番に思っているんだと実感しました。
望美(柴咲コウ)の家庭教師に結人(坂口健太郎)が来てくれることになった。学習は中学校レベルまで進んだ。通うはずだった中学校を見に行って、3人の中学生と知り合いになる。中学校のセーラー服を購入し、「新しい友達ができた」とうれしそう。しかし、自分の行動にいちいち口出ししてくる母親の多恵(鈴木保奈美)を、鬱陶しく感じていた。望美に反抗期がきたのだ。望美がラブホテルに連れ込まれそうになったところを、多恵は、子どものためなら死んでも構わないという必死の覚悟で望みを助け出す。そして、昔娘に手をかけようとしたが、思い留まったことを思い出し、娘に反抗期が訪れたことに涙する。
結人が教師を辞めたのは、クラスのいじめで子どもが亡くなったことが原因だった。
望美の妹の愛美(橋本愛)は、泥酔した画像がネットに拡散して、会社のプロジェクトチームから外されてしまう。
父親の進次(田中哲司)は、リストラで早期退職を勧められる。義理の息子は、整形するので100万出せば、引きこもりから出てきてやると言う。
柴咲コウさんのセーラー服姿や、鈴木保奈美さんや橋本愛さんの体を張ったバトル、坂口健太郎さんの告白など、見所がたくさん盛り込まれています。登場人物一人一人が問題を抱えていて、25年ぶりに眠りから覚めた純粋な心をもつ望美の目を通して、それぞれの心の闇が浮き彫りになり、ストーリーが展開していく、深く考えさせられるドラマです。
第5話のあらすじを見る ➡
望美(柴咲コウ)は子供時代の記憶を懐かしく感じ始めていた。多恵(鈴木保奈美)は、急速に大人びて来た思春期のような望美と、家庭教師の結人(坂口健太郎)の関係を不安げに見守るが……。
出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第5話の感想・ネタバレを見る ➡
望美がアナウンサーになり多恵と進次が新婚夫婦のインタビューをしていた夢から覚めました。進次は多恵なら自分の親を大切にしてくれると思ったと答えていました。望美は未だ、夢と現実を行き来しているようです。
望美はどうやって進次を振り向かせたとのか尋ねますが忘れたと言います。多恵にとっては進次は忘れたい過去の人間になったようです。
結人が来ると望美は高校の過程に進んでいて結人が感心すると、2人は付き合っていると言います。自分をどう思っているのか、望美は結人が好きだというと、35歳になるまで待てと結人が言います。結人自身にとっても不安定な自分が望美を受け入れられないようです。
一方、進次は早期退職を迫られていて、断わると東京にはいられないと言われます。一方、達也に美容整形の費用の百万円を要求され加奈が渡そうとしています。望美に会ってから達也が荒れていると言います。
進次が帰宅すると加奈は達也に金を渡したといい、望美のほうが自分達より大切だと怒り家を追い出されます。もう家庭崩壊の危機です。加奈は進次を望美が支配していると思っているようです。
多恵は望美に結人は家庭教師だと忘れるなというと、結人と交際していて結婚も考えていると言います。びっくりです。
望美は結人以外は好きになれない、キスしようかと言います。望美は一気に思春期を飛び越して結婚適齢期に到達してしまったようです。望美は結人に教師に戻れと言いますが、結人は嫌がります。やはり結人には吹っ切れない壁があるようです。
愛美は相沢が自分を頼って来たと結人に言うと、結人は本心で愛美にフリーで頑張れと言うと、愛美がハグして欲しいと言います。
すると恋人代行の結人の後を望美が尾行すると愛美がハグしているのを見てしまいます。
愛美は他に付き合っている人がいると言いますが、男運が悪いと泣きます。
望美は悩みを聞くといいますが、愛美は望美のせいでこうなったといいそうになります。望美は結人と一生一緒に居たいと言います。
愛美は結人に定収がないし女を騙していそうだと言います。愛美も結人を信用していないようです。
多恵は望美の心が大人になるまで待った方がいいと言います。望美は愛美を心配した方がいいと怒ります。
望美は進次に結人と付き合いたいので応援して欲しいというと、辛いことが有って、それどころじゃないと言います。
まだ、男と付き合っている場合じやないと言います。望美は昔のパパが好きだったので、早く昔に戻って欲しいと言います。進次にとっても取り返しのつかない25年になってしまったようです。
望美に結人は自由に生きたいと言います。すると結人は望美に無理にキスをしようとすると、望美が嫌がると、男と女には解決しなければいけない問題があるのに人のことを責めるなと怒って帰ります。ただ、好きなだけで結婚が出来ると考える望美の精神的な幼さが結人には我慢できないようです。
もっと言えば、結人の本当の苦しみがわからない望美がただ、うっとうしいだけの存在のようです。
望美は結人と別れたと多恵に言います。
愛美に相沢は営業に戻すと言います。相沢は藤子と年齢差があった大変だと言います。
しかし相沢は愛美の提案を自分の手柄のように部長に言い、愛美がいなくても自分が居れば十分だと言った現場を見た愛美は、相沢に踏ん切りがついたと言います。冷酷な相沢の裏切りで愛美が気の毒です。
望美が結人を恋人代行を頼みました。望美は結人に眠っていたときに何があったのか、好きな物は教えて欲しいと言います。望美の、結人の本当の姿を知りたいという望みに結人は漸く、心動かされたようです。
結人はずっと言っていなかったことが有ると言います。
一番、感動的な場面は、2人が墓地に行くと自殺した天野の母親に会い、お参りし、何年も来れず、ごめん、苦しい時に学の話しを聞いてやれず、ごめんなと結人が謝りました。あれから自分を誤魔化していろんな苦しいことから逃げて来て夢や希望を持っても意味ないとヤケになっていた。彼女に、それでいいのかと怒られ、学が喜ぶのかと言われ、だから俺、と言ったまま言葉に詰まります。
すると、望美は、結人が、もう一回教師をやること許してくれないか学君と、代わりに言います。結人のおかげで辛くても生きると決めた、結人が先生に戻れば望美のようにたくさんの子供を救える、だから応援してくれないかと言ったのは感度的でした。望美は、結人の心が読めて、もう子供ではないと結人は気が付いたようです。これで、結人の心の壁が崩れて漸く2人は理解しえたようです。
結人は代行業やめたと言い、キスしようかと言いますが、その前にもう一つ行きたい場所があると言い、多恵に会います。
最後の修羅場が結人を待っていました。
結人は望美が必要で教師に戻るので交際を許して欲しいと言います。
もう時間を無駄にしたくないから結人といたいと言うと、自分か結人を選べと言います。
多恵は結人より愛している、一生望美と一緒に居ると言い、覚悟のない結人はいずれ逃げ出すと言います。嫌われても反対されても、望美から離れないと言います。
多恵には25年耐えた自分の気持ちなど結人には理解できないので、結人が信用できないのも理解できます。
望美は決められない、多恵は人が愛せない、信じられないから、言うのだと反論します。もう恋の盲目となった望美には結人の姿しか見えていないようです。
多恵は出ていけというと、望美は長い間、お世話になりましたと言って出て行きます。
望美は生まれて初めて家を出て行くのが一番不安だが一番幸せだと言います。これから2人にとって本当のイバラの道が待っているようです。
同じハウス・メーカーに勤めていたパパとママ。2人の馴れ初めを質問するインタビューを試みる望美(柴咲コウ)と愛美(橋本愛)。そんな夢を見て、「なんか懐かしい」気持ちになっている望美。でも、コーヒーは「やっぱにが」。そして、結人君(坂口健太郎)が家庭教師に来てくれるのです。望美はもう高校の勉強を始めている。結人君の前で張り切っています。「私は結人君の事が好きだよ」。「焦らないで、心が35歳になるまで待った方がいい」。そして、父・進次(田中哲司)は家庭と仕事で苦しむ姿を望美に見られるようになってきました。引きこもりの今の妻の連れ子にどう接すればいいか、気に病む中、前の家族と会う機会が増えた事で妻が不信感を募らせ始めているようで。しかし、心年齢の若い望美はマイペース。「私もう結人君と付き合っているから」「将来的には結婚も考えている」なんて言うように。そういう望美の結人への希望は再び教師に戻る事。児童に自殺され、それから色んな事から逃げてきた、自分を偽ってきたという結人。望美と一緒に墓参りに行き、教師に戻る事を決意。そして、望美のママ・多恵(鈴木保奈美)に会って、2人の交際の許可を求めると、ママと結人とどちらかを選べという。結人と家を出た望美、膝から力が抜けて、心年齢的にはまだ早いようですが。
ママの求める選択、スリルがあって、ドキドキしました。鈴木保奈美さん、すごい集中力ですね。
5話は望美が広瀬のことを、どんどん好きになっていたのが見どころです。広瀬のことを考えているのが、恋する乙女のようでした。そんな中で望美が少女漫画を読んでいたのも印象的です。そこからキスの練習をしていたのが笑えました。
そして望美が母に結婚も考えていると言ったのがびっくりです。望美は一途にまっすぐ広瀬のことを想っているのが伝わってきました。だけどみんなから反対されて、しょんぼりしていたのが心苦しかったです。なかなか理解されないのが、複雑だなと感じました。
また加奈が感情爆発していたのが見どころです。進次に対する想いや達也のことなど、いろんなことが溢れていたのが怖かったです。いつも加奈は耐えて我慢していたんだなと強く感じました。
さらに望美が広瀬に卑怯だよと言ったのが心に刺さりました。広瀬のことを思ってストレートに言葉をぶつける望美が、とてもかっこよかったです。その後広瀬が望美を押し倒したのはヒヤヒヤしました。広瀬もわかっているからこそ、うまくいかないことに腹立たしく感じているのが切なかったです。
最後広瀬が教え子のお墓に向かって、自分の気持ちを話していたのが心にグッときました。話せたのは望美の存在が大きいなと改めて感じます。
第6話のあらすじを見る ➡
望美のぞみ(柴咲コウ)は、初めて多恵たえ(鈴木保奈美)から離れることに不安を隠しながらも、結人ゆうと(坂口健太郎)との「幼い同棲」を始める。周囲に交際を認めてもらうために真面目に生きようと誓う結人と望美。代行業をやめて教師の職を探す結人は、望美がアナウンサーの夢を諦めていないことを知るが、現実の厳しさを伝えられずにいた。一方多恵は、望美のいない寂しさを紛らわせように仕事に没頭する……。
出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第6話の感想・ネタバレを見る ➡
家族それぞれの人生が動き始める、転換期の回でした。望美はママに反対されても結人と住み始めて、愛美は会社を辞めてグラフィックデザイナーの仕事を探し始めますが撃沈。父親は会社をクビになり求職中。もう家族全員むちゃくちゃ。望美の見た目はずっと一緒で35歳なんだけれど、中身が徐々に成長していってるんだと感じました。愛美は1回目から毎回怒鳴って情緒不安定なので、愛美が出てくるシーンは何だか疲れるけれど、愛美のこと何だか嫌いにならないです。全身でいつも、私を愛して欲しい!と叫んでるみたいで、抱きしめてあげたくなります。橋本愛は怒ってる演技が似合う女優さんですね。ママは無表情でいまいち何を考えているのかわからなかったけれど、「ここで元の家族みんなで暮らしましょう。」と平然と言い出したことで、ママがどれだけ今も傷を抱えて過去にこだわっているか分かった気がしました。ママはせっかく望美が目覚めたのに笑顔もなくていつも寂しそうに見えます。「私は本当に死んだほうがよかった。」と泣く望美に、結人が「苦しむのはやめてほしい。どうすれば苦しみから救ってやれるのか俺にはわからない。けど俺はこれから何ががあっても離れない。」という言葉にぐっときました。1回目の結人とは大違いの変わりようです。結人を変えたのは望美だすね。美しいキスでした。
愛美が学校で虐められて泣いていると、愛美の将来は美人で背が高いと占いが出ているので、泣かないようにと望美が言うと、望美のお蔭で家族が幸せになると多恵が感謝する夢を見ました。25年前は、家族の絆が強かったのがわかります。
望美は初めて外で過ごし多恵が起こしてくれないことに気が付くのです。多恵のサラダや目玉焼きもないです。
結人は結婚前にやることがあるというと、キスもしたことないと望美が言います。結人は小学校教師に再就職を目指しますが難しく、望美はアナウンサーを目指すと言いますが、難しいと結人が言います。2人が人生の空白を埋めることを世間が簡単には認めないようです。
また、愛美は会社を辞めてデザイナーを目指しますが、上手く行きません。進次は会社を懲戒解雇になり、酔って多恵を訪れますが、多恵のように自分に酔えないから酒に酔ったと言い、この年で会社クビになって家を追い出されたと愚痴を言いますが、多恵はもう離婚した、進次のいる場所じゃないと言います。多恵の氷のような無表情に拒絶する進次への不信感がわかります。
怒った進次は多恵はいつも自分のやりたいようにする、望美はどうしたというと、家を出たと多恵が言うと、進次は、このざまかと笑います。進次にも多恵が自分中心に世界が動いていると不信感があるようです。
それでも、多恵は何も後悔していないと言います。
就職面接を受けた結人は自分の意見を通す人は難しいと言います。望美も年齢でフリーの採用が難しいです。
職安で、愛美も転職先がなく、進次も年齢制限で厳しいと言われ、2人は食事をしますが、愛美は多恵が、できの悪い子供を見る教師のような目で自分を見て居ると言います。愛美も望美中心に動いた25年の事で多恵に不信感が強いようです。
そして進次も受け入れない愛美に、進次は多恵と離婚した時に愛美は自分について来なかったと言い、離婚の時から2人も距離が開いていたようです。
愛美は結人に結婚する気もないのに捨てるようなことするなと言います。心の底では望美を心配しているようです。
愛美が家に呼ばれ望美に自分で会社辞めたと言います。愛美は望美にアナウンサーは無理だと言います。望美は愛美を心配していると言いますが、多恵の家に戻れという望美に対して、望美の尻ぬぐいは嫌だと愛美が言います。
それどころか望美と結人の、ままごと遊びが、いつまでも続くはずがないと言います。望美のかなわない夢に振り回されている結人の、不甲斐なさを愛美は見透かしています。
進次は家に帰ると加奈が引きこもっていました。達也にも一家の主なら何とかしろと言われますが、加奈にも無視されます。
望美は停電で怖がった時の録音を聞くと、アナウンサーになって素敵な人や頑張っている人がいることを世界中に伝えたいと言っていました。内の家族見たいに笑顔に世界中の人がなれば幸せになると多恵が言っていました。それを思い出した望美は家族を25年前に戻そうと決意したようです。
望美は豆腐を買って家族を笑顔にする為にと言って、進次と愛美を連れて多恵の家に行きます。
望美はここで3人で暮らしたらと言います。25年前のように励まし合えと言い、多恵に25年前に戻してと言います。
しかし愛美は多恵が望美しか眼中にないと言います。多恵は愛美が何をやっても気に入らないと言います。
望美は多恵に、進次としばらく一緒にくらすのを許してというと、多恵は4人一緒に暮らせと言います。多恵は望美と本当は暮らしたいので条件を出したようで、多恵の望美を思う気持は深いようです。
結人が幸せには見えないと多恵と愛美が言います。アナウンサーは無理だと多恵が言い、現実を見たほうがいいと言います。
最初のみどころは愛美が本音を吐く場面です。多恵は望美は罪滅ぼししたいだけで、自分の望美を家族に押し付けているというと、待ってましたとばかりに、愛美は望美が自分だけが純粋な顔して、死んでくれた方が良かったと言ったのは、衝撃です。
進次が愛美の顔を叩くと、多恵も謝れと言います。愛美は本音を言っただけだ、望美が一人で幸せの天使のような顔していると愛美が言います。確かに愛美にとっては望美に奪われた25年はあまりに大きすぎたようで、望美が天使どころか悪魔のように思えたのかも知れません。
結人は多恵に望美が帰宅しないと連絡しますが、わからず結人が探しに行くと、結人の部屋にいました。
望美は結人にアナウンサーになれると思うかと問いますが、無理だと言います。望美は25年前に死んだほうが良かったのか、自分のせいで家族皆が不幸になったと言います。
結人が幸せか、自分に気を使っているのかと望美は言います。望美は自分が皆の時間を盗んだと言います。皆が笑顔だったのに、逆のことばかりで死んだほうが良かったと言います。望美が目が覚めて取り返そうと思った25年分の努力が皆の時間泥棒でしかなく、全て無駄に思える虚しさが理解できます。
一番のみどころは、結人は望美の出来ることがあれば何でもするという場面です。苦しむのも止めて欲しいがどうすれば苦しみから救えるのかわからない、何もできないと言います。けど、これから何があっても、望美の傍にいて離れないと言います。
影のカシオペアのようだと望美が言います。結人は神は喋らないが自分がついていると言って望美にキスをします。いつも北斗七星の傍にいて輝くカシオペアのようだと言いたいようです。私たちは無力だが、自分には結人がいると望美が思ったのは、望美には救いでした。
次回で、望美はふっきれたように、自分に無駄にした時間を返してと愛美と多恵と進次に迫るようです。望美は何としても3人の絆を繋げたい執念が感じられます。
6話は望美が広瀬と一緒に生活するようになったのが、見ていて新鮮でした。お互い気持ちを新たにスタートしているのが見どころです。広瀬はスーツを着て、学校へ面接に行っていたのがかっこよかったです。望美は働きたいからと、履歴書を書いていたのが成長を感じました。でも望美はどこかで母のことを考えて、寂しそうにしているような気がします。
そして進次が会社をクビになったのは驚きました。進次も突然のことで、気持ちの整理がついていないのがリアルです。お酒を飲んで愚痴を吐いていたのは、なんだかわかるような気がしました。また進次は部屋に閉じこもった加奈に呼び掛けていたのも印象的です。どうにかして加奈にもわかってもらいたいけど、そんな状況ではないのが辛かったです。
母が望美にもっと現実見なさいと言ったのは、すごく難しいところだなと感じました。広瀬は気を遣っているとわかった望美が切なかったです。なんとも言えない気持ちになりました。
さらに愛美が感情的になっていたのも見どころです。愛美は母や望美に思っていることを、ストレートにぶつけていたのは胸が痛くなりました。愛美の寂しかった想いもわかるからこそ、心がキュッとなりました。
第7話のあらすじを見る ➡
望美(柴咲コウ)は喧嘩別れしてしまった家族のことが内心気になりつつも、これからは結人(坂口健太郎)のために生きようと決める。しかし、両親に挨拶させてほしいと頼む望美に、結人は家族とは縁を切ったと濁す……。
出典:出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第7話の感想・ネタバレを見る ➡
新築の家に望美が感激してパパとママが仲がいいねと感心して4人で写真を撮った夢から覚めます。
望美は一緒に寝ていた結人さえいればいいと思い、望美は35歳で初めて男性と結ばれたと恥ずかしくて言えないと言いながら、昨日までの自分とは違うと言います。結人に抱かれて初めて女性に目覚めた幸せを感じているようです。結人に家族はと言われると、望美は、もうあの人達はいいと言い多恵らとも精神的に決別できたようです。
望美は結人の家族に会いたいというと結人も縁を切ったといいます。
望美は洋食屋でバイトを始めます。
進次が多恵に連絡すると加奈と仲直りしろと電話を切ります。
しかし進次は加奈から無言で離婚届けを突きつけられます。八方ふさがりです。新築の家の前で撮った家族写真を持っていることを咎められます。進次にとっては家は苦労して得た汗と努力の結晶だから忘れられないのも無理ありませんが、加奈には理解出来ないのでしょう。
達也は元父からも金を渡されていました。自分には父親がいないと判ったから、この金ででっかい事をやると言って部屋にこもります。親に裏切られた思いは消えそうにありません。
愛美は相沢と藤子に会うと、相沢はデザイナーを紹介しようかと言われますが、いくらでも就職口があると言い、断わり結婚式の案内を渡されますが、手で握り潰します。愛美は又してもプライドをズタズタにされたようです。
すると、望美のバイト先に多恵が来ます。望美は多恵に結人と結婚して子供を産むというと、結人が結婚するとは思えない、望美が重荷になるから、その前に帰って来なさいと言います。望美は二度と多恵の元に帰らないと言います。多恵も卒直に寂しいから帰って来て欲しいと言えば望美の心も動くのにと思うのですが時、すでに遅しです。
結人は就職が決まらないですが生活費を望美に渡すと結人の親に会いたいと言いますが結人は親に会いたくないと言います。
しかし望美は自分が普通の女じゃないから会わせたくないからだと結人に言うと、おそらくそうではないと判らせる為に実家に連れて行ったのだと思います。
母に一緒に住んでいる望美を紹介すると聞いていないと驚き、実家に帰って来いと言います。
父は病床にいました。結人に、何しに来たのか結婚するつもりかと言います。
最初の見どころは、父が母親のような女じゃないだろうな、自分の人生の最大の失敗は母親と結婚したことだというと、母は夫がさんざん女作ったと怒ります。
結人はいい加減にしろと怒って帰ります。
結う人は子供の頃は夫婦が仲良く見えたと言います。父が官僚で母は良妻賢母だと思ったが、父が浮気し自分に干渉し、父が脳梗塞で倒れるとヘルパーに任せて死ぬのを待っていると言ったのはびっくりで、実家に帰りたがらない結人の気持ちが理解できます。
望美は仲直りさせる方法があるから早く孫を作ろうと言います。
しかし結人は親に関わりたくないと逃げます。望美が考えるほど甘くはないようです。
洋食屋にクレーマーが来ます。外人従業員が、お手元が箸だと知らなかったのを怒ると、望美が客に文句言うな、外国人を差別するなと言います。
店長はいい加減にしなさいと望美にいうと、望美は店長に、従業員をかばわないのかと怒ると、クビになり、結人は今の世の中正しいことを言えば言うほど角が立つと言います。確かに結人の言うとおり忖度できない人間は生きていけない社会の虚しさがあります。
愛美は婚活パーテイーに出て、いい男と知り合ったかと思ったら馬鹿女と結ばれたとヤケ酒を飲むと会場から追い出されます。愛美が酔って気が付いたら、多恵の家にいて愛美に家に帰って来いと多恵が、いいますが、結婚するから戻らないと言います。愛美も又、人生の袋小路にはまったようです。
すると愛美は望美に電話し家に戻ると進次も来ます。
中盤の見どころは、最後の晩餐だと多恵が言い、家を売ると言う場面です。進次は怒りますが、多恵は名義は自分の名義だから関係ないと言います。進次は愛美と望美の帰る家がないというと、愛美は望美が帰って来ないからだと言い、多恵には愛がない、自分の好きなようにしたいだけだから皆が離れていくと言います。こうなった原因を作った望美も何か言えと言います。
望美は、パパとママが仲直りする方法があると昔言ったのは何なのかと多恵に問います。
多恵は、そんなこと言った覚えがないと言うと、望美は愛美は25年、青春時代の思い出があり、25年両親を見ていた。進次も未来に目を向けたら、多恵にも感謝するが、どうして進次や愛美の気持ちを判ってあげなかったのか、辛い苦しい時は意地張らずに泣いたり甘えたりすれば良かった。辛い思いしたのは全部、望美のせいにしているが25年時間を無駄にしただけだと言い、本に出てくる、人の時間を盗んで生きる、大嫌いな灰色の男みたいだ、皆が無駄にした時間を望美に頂戴と言って帰ります。不幸の原因を望美一人の押し付けられた望美の悔しさがわかります。
望美が引用した灰色の男はモモと言うドイツの児童文学で、時間を貯金すれば命が倍になると嘘をついて、時間を盗まれた人は心の余裕を失って生きる意味を失うという世の中を皮肉った内容で、望美は失った時間を取り戻そうと幸せを求めているのに、家族が時間の奴隷になって25年を無駄にしたというのは皮肉では済まされない不幸です。
最後の見せ場は、望美は多恵が家を売ると結人に言い、結人は自分の主張はしないと言えば雇うと言われたと言います。
結人は、子供の個性を大切にしたという理想を捨てたのも、望美だけが正しいと思うな、妥協しないと金がないと結婚できない、愛さえあれば何とかなると思うな。
思い通りにならないからと言って焦るなと言うと、望美は、人生半分終わったから焦る気持ちを判ってと言うと、結人は望美を理解できない、理想通りにならないしパパもママも愛美も戻って来ないと言います。
いい加減に35歳になったんだから判れと結人に言われても望美の心は10歳の純粋な少女のままのようです。
望美は判ったと言い、無理だ自分が必要ないなら自分の為だけに生きていくと出て行きます。望美の最後の理解者を失ったのは悲劇的な展開です。
25年後に世界は素敵になっていると思ったのに灰色の男しかいないと思い、通行人に突き飛ばされて泣きます。
世の中が全て灰色になってしまいました。それでも次回はハッピーな展開になるのは、やはり結人が優しく望美を包むようです。
7話は望美が楽しそうに喫茶店で働いていたのが良かったです。笑顔で接客していたのが、とてもキラキラしていました。そこに母が来たのは驚きました。母が広瀬は望美のことが重荷になると言っていたのは胸が痛かったです。母の本心は望美が、家に帰ってきてほしいんだと感じます。
そして広瀬の実家が豪邸なのも見どころです。だけど広瀬の両親は仲が悪くて、険悪な雰囲気だったのが辛かったです。広瀬が実家に帰りたくないのがよくわかりました。
また進次は加奈から、離婚届を突きつけられたのがびっくりです。望美たちとの家族写真を、破ることができない進次が印象的です。どちらの家族も大切だからこそ、難しいなと改めて感じました。
さらに望美の母が突然家を売ると言ったのも衝撃です。いろんな思い出がつまった家を、簡単に売ろうとしたのは怖かったです。母からすると一人で家にいることに、なんの意味もないような気がします。
望美と広瀬が言い合いになったのも見どころです。望美はこれからにすごく焦りを感じているのが、とても強く感じました。みんなと違って眠っていたから、より時間の感じ方にシビアなのが印象的です。広瀬も仕事やお金にいっぱいいっぱいなのが、見ていて複雑です。
第7話ではそれぞれが新たな展開へ動きだすというのが見ものです。望美は洋食屋でアルバイトを始めることになり予想以上に順応していました。
そして別居状態が続く進次は加奈から離婚届を突きつけられて焦りまくります。愛美はというとデザイナーとしての就職先が見つからない上に結婚が決まった相沢と藤子に出くわして荒れているのが相変わらずでした。
結人はいうと自分の理想の教育方針を叶えられる学校を目指すがなかなか見つからないで焦っていました。今回の見どころは望美の働いている洋食屋に多恵がやってきた場面です。
多恵のシビア過ぎる望美へのアドバイスというのが印象に残りました。多恵もちょっと精神的に苦しい状況になっているんだなと感じる場面でした。面白かった場面が婚活パーティーに参加した愛美です。出会いを求めている訳ではなく酔っぱらって愚痴を吐きまくり場を乱しまくる愛美というのが相変わらずの問題児でした。
そして望美が洋食屋をあっさりクビになる場面も必見です。正論を並べるが結局は正義を貫くと損をしてしまうというのは複雑な状況でした。望美が多恵、愛美、進次を厳しく叱責した後に結人にも強く当たり1人で生きていくという決断をくだす一連の場面というのも注目してもらいたいです。
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望美(柴咲コウ)は家族と結人(坂口健太郎)の前から姿を消し、連絡もつかない状態になっていた……。望美を探しながらも再び教師として働き始めた結人は、クラスで浮いている生徒の力になりたいものの、成績第一の教育方針に馴染めずにいた。そんな中、結人は望美の手がかりを求めて愛美(橋本愛)に連絡。デザイナーの夢に挫折した愛美は結人がかつていた代行業の会社に登録していた……。
出典:出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第8話の感想・ネタバレを見る ➡
今回の35歳の少女に関しては今までとは違う人間関係になってしまっていることに注目してもらいたいです。先ずは進次と達也です。仲が良い悪いはべつにして2人が一緒に居る時間、やりとりする場面というのが多かったです。
その中でも達也がでっかいことをやってやると言って馬券を買いにいく場面が印象的でした。最初は止めていた進次でしたが最終的には達也が買った馬を応援している光景は仲の良い親子に見えてしまいました。
結人と愛美の関係というのも立場が変わったような感じでした。愛美が代行業を始めたことから結人が愛美に夢を追いかけなくていいのかと気を遣う場面というのが気になる場面でした。
そして1番圧倒的に変わったのが望美です。喋り方、考え方もガラッと変わり大人になっていましたが冷め切ってしまった望美というのが見どころです。ユーチューバーになっていて結人がやってきても「私たちはサヨナラを言うために出会ったの」は強烈な言葉でした。
あまりにも変わり果ててしまった望美というのがとにかくインパクトがあり過ぎました。望美がまさに多恵のような雰囲気を醸し出しているのに注目してもらいたいです。そして最後に多恵が倒れていたラストシーンも今後どうなるのか気になりました。
8話は広瀬が、望美と結婚式を挙げている夢を見ていたのが印象的です。二人ともみんなに祝福されて、すごく幸せそうでキラキラしていました。そんな夢を見るということは、どこかでそう願っているのかなと感じます。
そして愛美が代行業をしていたのが驚きました。お客さんとデートしていて、愛美がぶりっこになっていたのが面白かったです。広瀬はどこか引き気味だったのが良かったです。
そんな中達也が競馬に100万円かけていたのが見どころです。大胆な使い方だなと思ったけど、一瞬で紙切れになったのはとても儚さがありました。
また望美は、一人でYouTuber的なことをしていたのがびっくりです。いままでの望美とは全然違って、淡々とカメラに向かって話していたのが不気味です。何かに洗脳されているような気がしました。時間を売って下さいと、訴えかけるようなところが見どころです。
広瀬はそんな望美に会って、前みたいに戻ってほしいと思っていたのは共感しました。最後母親が望美に、一緒に死のうと言ったのがヒヤヒヤしました。望美が窓から飛び出して落ちそうになっていたのが、とても怖かったです。母親のこれまでの思いも感じたし、すごく緊張感ありました。
望美はアナウンサーになり、結人と教会で結婚式をし達也が再就職し、愛美も仕事が成功し結人の父が病気が治った夢を結人が見ました。てっきりハッピーエンドの予告かと勘違いしました。
望美は結人の前からいなくなり結人は教師に戻り授業をし、算数の授業についていけない生徒に気を使っていました。結人は今度こそ、生徒の自殺を防ぎたいと思っているようです。
多恵は家を売りにだし内覧客を迎えています。
結人は愛美に連絡し会うと愛美は代行業をして仕事がたくさんあると言います。
愛美は、どうせこの世に真実の愛はないし愛してくれる人もいないというと指名客と漫画喫茶に行きます。愛美は虚構の恋愛ごっこに、はまって自分を偽っているようです。
進次が家にいると加奈は離婚届けを待っているようです。達也はでっかい事やると言い、競馬に賭けますが、負けてしまいます。残った加奈から貰った百万を掛けようとしますが、進次が止めます。進次は達也に金を返させようとすると加奈が部屋から出てきて、望美の動画を見つけ進次に教えたかったようです。
望美が動画で、自分の時間を売って欲しいと言います。動画の景色から居場所がバレて、進次が訪ねます。
望美は暇を持て余している人から時間を買って、助けると言います。アクセス数やらで進次くらいの稼ぎが得られると言い、望美は自分の時間を取り戻すことで忙しいから、結人も家族も関係ないと言います。時間を盗む灰色の男の逆手を取ったようです。
進次は父親じゃ無力だと言い、皆を幸せにしたいのに方法が判らないと泣きます。仲直りするのに手紙をかいたらと望美が言います。進次も無力です。
進次は、加奈に、望美が目を覚ました時に多恵とやり直せればいいと思った、ダメな男だ、一緒にいても幸せになれないから別れようと言います。自暴自棄になったようですが、離婚届けに署名すると加奈が出てきて無言で掃除を始めます。加奈の心が読めません。
愛美が望美に会います。結人も多恵も生きる希望を失ったと言います。愛美に自分をごまかさないで、結人が好きじゃないのか、グラフィックデザイナーになりたいでしょうと言い、愛美に欲しがるだけでなく手に入れる努力しなさい家に帰りなさいというと、愛美は望美がいつも親の、ご機嫌取って気に入らない、姉だと思わない、顔を見たくないと言って帰ります。2人は決定的に理解し会えないようです。
望美は、無駄な物は捨てましょう、家族友人恋人の為に生きるのはやめましょうと動画にアップします。ネットでつながるリア充は意味がない、必要なのは情報と自分と金だと言います。もうバーチャルな世界にしか望美は真実がないと思っているようです。
結人は望美が結人が好きだというビデオを見ます。泣いたり虐められる子に声をかける優しい結人が好きだと言っていましたが、結人は馬鹿じゃないか、好きじゃないと言ったのを今更ながら後悔します。望美の気持ちを受けとめなかった自分を責めているようです。
最初の見せ場は、結人が忘れ物を届けに望美に会いに行く場面です。
結人は望美とやり直そうと、決めたようです。
結人は動画を見ても楽しそうじゃない、差別をあおっているだけだ、弱者は切り捨てられて当然だとか、人生無駄にしているというと、望美は皆と同じになったと言います。
これからは心地いい言葉や都合の良い情報で大衆の心を操作して自分の利益を上げるものだけが生き残るといいます。気がつかないで騙される方が悪いといいます。結人は望美を見ていると25年の間に自分らが、どうしてこうなったのか判る気がしたというのは言い得て妙で、純粋な心を失った自分達への、ずばり核心を突いた批判的な表現です。
それでも結人は、望美は周囲の痛みが誰よりもわかり幸せを喜び、皆を笑顔にする才能があると言います。
結人は望美との結婚式の夢で、望美のお蔭で皆が笑顔が取り戻せたといいます。結人は好きだった望美に戻って欲しいといい、結人は望美のような人間になりたかったと言います。
望美は人にああしろ、こうしろと言うが、結人は、自分の理想通りやっているのか、説教された迷惑だといい、結人の言っていることが地についていないことを望美は見抜いています。
もう終わりかと結人は言います。
私たちは、さようならを言う為に出会ったという映画のセリフを思い出したと望美が言います。結人を見る望美の目が冷たく、もういかなる結人の言葉も望美には響かないようです。時間を盗まれた望美は、もう誰の言葉も信用できないようです。
結人は望美に言われて実家に戻ると父が具合が悪く入院を断っていると言います。父に浮気を謝れと言いますが、父は自分が死ぬのを待っていると言い、結人2人を見ていると人間が腐ってくるのに耐えられないと言います。もう帰って来ないと言い諦めたようです。
結人は多恵に望美がユーチューバーしていていいのかと言います。
時間を盗む灰色の男のようになっていて、望美に近づかないから、望美を戻してくださいと頭下げます。多恵にしてみれば自分が予想した通りだと言わんばかりの見下した視線を感じます。望美の責任取ると言った結人は多恵に白旗を上げたようです。
すると夢の中で、昔の望美が、現われ、何やってるの、一人で幸せそうじゃない、望美が一番時間無駄にしていると言われ、望美が怒って、目が覚めます。望美自身も自分の心を偽っているようです。
そして一番の見どころは、多恵が来る場面です。多恵は、たくさんの人を幸せにできるのは望美しかいないと言います。望美は多恵より動画の視聴者のほうが理解してくれて共感してくれると言います。
多恵は所詮、自分の為に頑張っただけだ。望美は子供の頃に戻る気もないし誰も愛さない、そうすれば誰も失わない、どいつも望美を悪者扱いして、望美が、こうなったのは周りのせいだ、放っておいて、今の自分が本当の望美だと言います。
すると多恵が望美を押して一緒に死のうと言ってビルの窓から落ちようとします。本当に2人が心中するのかと息を呑む場面です。
多恵は、死のうと思ったが髪や爪が伸びるから望美が生きたがっているから自分を奮い立たせてきた。望美を、こんな人間にする為に生きて来たわけじゃないと言います。
多恵にすれば望美が自分の元を離れ何のために生きて来たのか判らない、多恵も又、望美と共に奪われた25年の時間を取り戻したいと思ったのに、望美を失うくらいならと死のうと思う気持が理解できます。
望美は、こうやって死ぬのかと思うと、多恵が倒れたのは驚きです。
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望美(柴咲コウ)は多恵(鈴木保奈美)が倒れたことに衝撃を受けつつも心を閉ざしたまま、危険な状態の母を愛美(橋本愛)と進次(田中哲司)に任せて病院を後にする。
そんな中、愛美は入院道具を取りに寄った時岡家で、多恵が倒れる前に日記に書かれた思い「望美が改心したら家族みんなですき焼きを食べたい」を知り、望美のマンションに説得に行く。しかし別人のように変わってしまった望美は聞く耳を持たず、結局言い争いになってしまう...
出典:出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第9話の感想・ネタバレを見る ➡
10歳の心と35歳の体。その娘・望美(柴咲コウ)を導く事に苦心していた母・多恵(鈴木保奈美)が過労の為、くも膜下出血で倒れてしまいました。それでも、望美の反抗期は終わりません。
もう既に若いママではなくなっているのに。そういう時に、望美の父の進次(田中哲司)は再婚相手の家庭で、復縁したがっていると疑いを立てられ、苦境に。連れ子の息子ともケンカし、自分が唯一の父親だと言いました。望美は、飛躍のマイペース。やはり記憶は10歳の延長のみなのです。動画配信を行い、自分の奇妙な体験をトーク。
そして、今の時代の人は、「人の意見ばかり気にして、そのうちに、時間を無駄にしてしまう」と感じているようなのです。すると、望美が好きだった結人(坂口健太郎)は、登校拒否の児童の担任となり、イジメの真相を知る事ができずに苦しんでいます。
時間の無駄といえば、父を亡くし、親にも生徒にも何もできないと無力感に苛まされていたのでした。望美にはこの気持ちが…。今度はお前がお母さんの奇跡を起こすべきだと。
25年ぶりに目覚めた日、もはや諦めかけた時に、とんぼがやって来て、世界のデザイン力を追加する好事ができたかのよう。多恵が目を覚ましました。やはり生命の危機は他人の力ではどうにもならないのでは。そんな不安の中、家族と「愛してる」と言葉を交わしたが、多恵は亡くなりました。
鈴木保奈美さんの多恵さん、存在感が強かったですが、亡くなりました。お父さんが離婚して戻って来てくれていたらよかったのに。そう思っちゃいますね。
多恵は脳梗塞で倒れてしまいます。進次は達也を部屋から出すために必死で達也と向き合います。達也は自分の今までの人生が全て中途半端だったことを告白し、進次は自分が父親だと諭します。
達也は部屋から出てきて、家族で揃ってやっとごはんを食べることが出来涙ながらに机を囲みました。愛美は寝込んでる母に今まで自分が思っていた母への気持ちを話かけました。自分がお姉ちゃんの代わりに豆腐を買いにいって死ねばよかったと泣きながら言ってしまいました。
結人は望美に母を目覚めさせるのは望美しか出来ないと伝えに行き、母が昔ラジオに録音した望美が目覚めた時の話を聞き母の暖かさ、喜びを知ります。望美の未来への不安も考えてくれていたことも知り、病院の母の元へ行きました。
愛美に自分が目覚めた時と同じ状況作れば目覚めるかもしれないと言いに行き、同じ状況を作ろうとしましたが、非常ベルは他の人の迷惑になるので無理と言われ、望美と愛美は一生懸命歌い続けます。
母は目を覚まし、望美を看病していた時の愛美への気持、父への気持ち、望美への気持ちを聞き、望美も母への思いを伝えます。母は、やっと安心して死ねると告げ、愛してる。愛してると言い残しこの世を去ります。母が去ってから愛美と望美は母への思いを涙ながらに語り合います。
9話は母親が倒れてしまって、目を覚まさないのが複雑な気持ちになりました。望美は淡々と撮影があると言って、病院を後にしたのが驚きました。母親のことなんて望美にとっては、関係ないように思えました。愛美が母親の面倒を見ると言ったのが見どころです。
そして進次が達也のいる部屋のドアを、こじ開けようとしていたのが印象的です。目の色を変えて、達也に立ち向かっていく進次にハラハラしました。だけど達也は感情的になって、進次を何度も殴っていたのは胸が痛かったです。
達也は涙を流しながら、本音を言っていたのが心に刺さりました。そんな中進次は、誰も失いたくないと言っていたのがグッときました。家族三人でご飯を食べていたのは、とても新鮮でホッとしました。
また広瀬の父親が亡くなったのも切なかったです。広瀬はただ驚いていたけど、後悔していたのがリアルです。失ってから気づくことの多さを、改めて痛感しました。
望美が目覚めた時のテープが見どころです。母親は本当に嬉しかったのが、声から伝わってきました。望美と愛美が母親に、歌を歌っていたのが良かったです。どうにか目覚めてほしいというまっすぐな思いを感じました。
母親が愛してると何回も言って亡くなったのが感動しました。
第10話(最終回)のあらすじを見る ➡
望美(柴咲コウ)は多恵(鈴木保奈美)を亡くした喪失感に沈みながらも、両親が残した家に愛美(橋本愛)と共に住むことを決める。一方で結人(坂口健太郎)との再会を望むが、中途半端な自分のまま連絡する勇気が持てずにいた。
今村家では家族として再生を始めた3人が食卓を囲んでいた。進次(田中哲司)と達也(竜星涼)はそれぞれある決意を胸に抱いているがまだ言い出せずにいた...
出典:出典:日本テレビ『35歳の少女』公式
第10話(最終回)の感想・ネタバレを見る ➡
最終回にして壊滅状態だった関係が続々と修復していくのが目につきました。先ずは望美と愛美が仲睦まじくなり一緒に暮らし始めることになります。今までと違い本音で話し合う2人というのが新鮮な光景でした。
お姉さんぶる望美に素直に従う愛美というのが印象的でした。今村家では進次、達也、加奈が普通の家族に戻りました。ここまでが酷かった分、普通の暮らしをする今村家が幸せに見えてしまいました。達也の変貌ぶりというのを是非見てもらいたいです。
注目は相沢が結婚式で藤子にフラれてしまい破局したということです。それにより相沢から新しい会社で一緒に働かないかという誘いを受けた愛美がどうするかです。今までの相沢の仕打ちを水に流し一緒に生きていくのか、それとも断るのか予想しながら見てもらいたいです。
そして今回の感動的場面というのは結人がいじめの問題で子供達に熱く語る場面です。本音で語る結人の言葉が子供達に届くのかというのが見ものです。注目は同級生の結婚式での望美の言葉です。ケンカする親子に投げかける望美の心のこもった演説というのが最高でした。そして色んなことが上手くいく流れの中で望美と結人の関係がどんな結末を迎えるのかも必見です。
10話は望美が愛美に、一緒に住まないかと言ったのが印象的です。両親の想いを考えて、その決断をしたのは素敵だなと感じました。
そんな中広瀬は教師を辞めようとしていたのが驚きました。
いじめられている児童の家に行って、ドア越しに説得していたのがリアルです。学校でも感情的になっていたのが見どころです。見て見ぬふりをしてはいけないと、強く訴えていたのが心にグッときました。子供たちにどうしてもわかってほしいという、広瀬の真っ直ぐな想いがかっこよかったです。
そして望美が愛美に夢を諦めてはいけないと、言っていたのがやさしさを感じます。姉として言っているのも頼もしかったです。愛美も試行錯誤しながら、絵を描き続けていたのが印象的です。
また達也はやりたいことが見つかったのがホッとしました。進次も一級建築士の資格をとると言って、家族みんな団結していたのが安心しました。
さらに望美が友達の結婚式で、進行役をしていたのが見どころです。新婦と母親が言い合いになったのは、思わずどうなるのかハラハラしました。だけど望美は冷静で、喧嘩できることがうらやましいと言っていたのが良かったです。
最後白髪の母親が、笑顔になったところが良かったなと感じました。
望美は家に戻ると若い多恵が現われアナウンサーになった望美を迎えてくれます。望美は、ごめんねママと言うと、夢から覚めます。
望美の心の中には多恵への懺悔の思いが消えないようです。
望美は愛美と暮らそうと言い愛美はデザイナーを諦め、望美はアナウンサーを諦めると言います。
結人は生徒から本当に学校辞めるのかと言われ、不登校の生徒から退学届けが出たと聞くと、もう1回家に行くというと、やめるように言われます。
一方、達也は、お父さんと同じハウスメーカーに就職すると言い、進次は一級建築士を目指すと言います。
加奈は応援すると言います。達也が初めて、進次を、お父さんと呼び、漸く3人の絆が戻りそうです。
結人は教師に向いていないと言うと、自分を救ってくれたように生徒を救って欲しい、諦めるなと望美が言います。
すると、結人は僕は落ちこぼれだという生徒の家に行き、待っているからとドア越しに呼びかけます。しかし無駄の様に見えます。
結人は、クラスに戻ってきてくれなかった生徒がいるから辞めると生徒に言います。望美の言葉を引用し、虐めたやつは最悪だ、見てみぬふりをするやつは勇気を出して欲しいと言います。
すると、不登校の生徒が教室に来て、生徒が先生、僕は見て見ぬふりをしませんと皆が言い始めたのはサプライズでした。望美の言葉の魔力もあって、やっと結人の想いが生徒に伝わったようです。
そして結人は虐めに会った生徒が戻ってくれたので、学校に残ることになった。望美のおかげだと言います。
望美に会いたいと言いますが、今会うと自立出来ないと望美が言います。揺れ動く望美の気持ちは微妙です。
愛美は相沢に会うと藤子にふられたと言い、先輩の会社に行くと言い、愛美を誘いますが、応募したデザイン会社のコンクールに挑めと望美に言われます。
すると愛美はコンクールに応募すると優秀賞になります。漸く愛美にも運が開けたようです。
望美はユキから結婚すると言われ式に呼ばれます。
結人は望美とユキの結婚披露宴で会うと司会者がキャンセルになり、結人は望美にやれと言います。
最初の見どころは、望美が司会すると、ユキの母がこんな男と結婚するなら自分が死んでからにしてと言い出したのは驚きなら、ユキが死ねばと言ったのも、びっくりです。母は泣きだすると、望美が、もっとやってくださいと、火に油を注いだのは驚きです。
どうなるのかと思うと、望美は25年眠っていて、先日、母が亡くなって、もう喧嘩できないと言い羨ましいと言います。
母親に生き方を認めて、応援して貰いたいと思うのが娘だと言います。そして、25年諦めなかった自分の母を尊敬している、ユキに、娘に想像できないような不安や苦しさに耐えて育ててくれた、お母さんに感謝を忘れちゃいけないと言います。
望美は喧嘩しても仲直り出来るのが家族だというと、母はごめんねユキと言い、2人は抱き合います。結人始め皆が拍手します。
望美だからこそ、身に染みて表現できた言葉で、ユキと母親の関係が修復できたのだと思います。
たくさんの人を笑顔に出来て望美の満足そうな笑顔がすがすがしいです。
宴が終わるとユキに感謝され、北海道のローカルテレビからアナウンサーの声がかかります。
望美はためらいますが、結人は行けばと言いますが、愛美は遠距離恋愛はうまくいかないから止めろと言います。
望美は結人は浮気しないと言いながらも、結人に会えないなら止めたと言います。愛美に言われて結人の自分への愛情に疑問が湧いたようです。
しかし結人は自分の為に夢を諦めるなと言います。
次の見どころは、結人は、正しい選択かどうか迷う望美に、選んだ道を正しくしろと言う場面です。結人は望美としか結婚しない、望美が死んだときに家族でいたい、自分が死んだときにも望美に家族でいて欲しいという言葉は、胸に響きます。
更に、望美が、さようならを言う為に出会ったと言ったが、死ぬまで一緒に居る為に出会ったと結人が言う言葉はダメ押しでした。
望美の目が潤み、吹っ切れた顔をして行ってくると言います。
そして25年ぶりに目覚めて良かったと言われ、嬉しくて生きる勇気が持てた、結人がいなかったら、ひとりで北海道に行ける人間に成長出来なかったと言い、頑張って来るから待っていてと言います。
これで2人は、どんなに離れていても繋がり合えるのでしょう。
判ったと言った結人のホットしたような満足顔が印象的です。
最後の見どころは、多恵の墓の前で、愛美は35歳の少女というテーマで賞を貰ったと言い、これからは周りの人を一杯、愛して笑顔に出来るような人間になりたいと言い、望美もママに有難う、パパやママや皆に愛していると言う為に目覚めたと言い、ママがトンボみたいに諦めなかったお蔭だと言います。
漸く、死をもって自己中と思われた多恵の盲目的な娘への愛が深かったのが愛美と望美に理解されて救われたような気分です。
その時、墓石の上に、飛んできたトンボが多恵の代わりに有難うのメッセージを伝えにきた様に見えます。
藤子は結婚に破れ愛美と再会し飲みに行こうかと言います。あれほど、藤子を憎んでいた愛美は本当に悟りを開いたように見えます。
結人は授業で、モモの本を引用して自分は一人しかいない大切な存在だと生徒に言います。モモの言葉も、望美の言葉同様に、結人に教師としての自信を回復させたのでしょう。
最後の場面で、多恵が良く頑張ったと言って望美の前に現れ、白髪になった多恵を笑顔にしてあげられなかったと謝ると、多恵が望美が自分らしくしてくれたら、それでいい、36歳のお誕生日おめでとうと嬉しそうな顔をして言う夢を見ます。多恵はいつまでも望美の心の中で生きて行くのだと思います。
あなたは25年前の自分に何と言いますかと望美はインタビューします。
皆が、25年の奪われた時間を取り返そうと人生の再スタートが切れたのは、良かったです。
35歳の少女(ドラマ)のキャスト・脚本・監督
35歳の少女(ドラマ)に出演されていたキャスト・脚本・監督をご紹介していきます。
※青色のリンクがある俳優はクリックして関連作品やその他詳細が確認できます。
- 柴咲コウ/時岡望美 役
- 坂口健太郎/広瀬結人 役
- 橋本愛/時岡愛美 役
- 竜星涼/今村達也 役
- 細田善彦/相沢秀男 役
- 大友花恋/林田藤子 役
- 富田靖子/今村加奈 役
- 田中哲司/今村進次 役
- 鈴木保奈美/時岡多恵 役
- 遊川和彦/脚本
- 猪股隆一/演出
35歳の少女(ドラマ)の原作ってあるの?
35歳の少女(ドラマ)の原作はなく、遊川和彦さん脚本のオリジナルストーリーになります。
遊川和彦さんの脚本と言えば、『同期のサクラ』『ハケン占い師アタル』『家政婦のミタ』など、数々のヒットドラマを世に送り込んでいますから、今作の35歳の少女も期待が高まりますね。
35歳の少女(ドラマ)の主題歌はKing Gnuの『三文小説』
35歳の少女(ドラマ)の主題歌はKing Gnuで『三文小説』です。
脚本家の遊川和彦さんを交えて、今作のために書き下ろした楽曲ということですからドラマとの兼ね合いが楽しみで仕方がないですね。
35歳の少女(ドラマ)見逃し無料動画配信情報とみんなの口コミ・感想まとめ
35歳の少女(ドラマ)の1話~最終話の動画はHuluで見逃し配信視聴できます。
動画配信サービス | 配信情報 | 月額(税込)・無料期間 |
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