サマーソニック2018 現地レポート Billie Eilish ビリー・アイリッシュ


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蒼い炎を宿した瞳

サマーソニック東京1日目。Pale Wavesの闇と光のコントラストが鮮烈な青春サウンドに酔いしれ、すぐにお隣のSONIC STAGEへ。本日一番の注目株、Billie Eilishへ急ぎます。

開演5分後に到着。続々と駆けつける人波をかいくぐり前方へ。後方はじっくり様子を見ている観客が多かったのですが、前方の特に中央右寄りに熱狂的な若者の一団が。彼ら彼女らが素晴らしいヴァイブスを終始生み出してくれていおかげで、筆者らあの場にいた大多数のライト層のファンも、気持ち良く空気に馴染むことが出来ていたように思います。

ステージ上のBillie Eilishは恐ろしくパワフル、そしてクール。蒼い炎を宿した瞳でラッパーばりのステップを踏みながら安定したピッチで深く美しい歌声を響かせます。

メンバーは彼女とドラマー、そして実の兄で全面的にタッグを組むFinneas O‘Connell。彼もまた素晴らしいの一言。キーボード、ギターを弾き分けコーラスも完璧。さらにはドラマ「13の理由」に起用され大ヒットした『lovely』ではkhalidのパートを歌はもちろんダンスまで!khalid本人よりしなやかだったのではないでしょうか。

全曲で用意されていた映像演出も実に見事。特に『you should see me in a crown』ではBBC『SHERLOCK』のモリアーティ推し編集。筆者はここで歓喜の叫びを上げてしまいました。リリックはもちろん英国独特の寒々しい映像と音像がベストマッチ!!総合アートとしての完成度の高さにテンションは最高潮。

ウクレレを持ちDrake『Hotline Bling』をカヴァーしたシーンでは大きな歓声。続き歌われた『party favor』と合わせ等身大のティーンとしての彼女を感じ、一気に観客との距離が縮まったような気がしました。しかしその後『COPYCAT』でフロア全体をバウンスさせるカリスマ性にすぐ圧倒されてしまったのですが。

来年以降、次の来日のタイミングではこのキャパシティ、近さで彼女を観るのは不可能でしょう。Billie Eilish、完全勝利でした。

 

聴きこむ編集部ライター 吉田昂平: 大学で映画評論を専攻。映画、音楽、サッカー、野球に情熱を燃やす。バンドでベースとギター経験もある、弾けるライター。

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