サマーソニック2018 現地レポート カマシ・ワシントン Kamashi Washington


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陽が暮れてすっかり暗くなった夜のBeach Stage。ドラム2台、キーボード、ウッドベース、フロントにはマイクが3本。なんともシンプルなセッティング。ここから、あの夢のような1時間が生まれるとは。私も集まった観客の多くも、想像していなかったことでしょう。

19時30分。紫のライトに照らされて、カマシ・ワシントンがゆっくりと登場してきました。まるで高僧のような、宗教的な威厳をたたえて。
その威厳、巨体に似合わぬ小さな声で短い挨拶を済ませて、一音を奏でた瞬間に海、砂浜、風、星に溶けてしまうような、すべてと一体になる感覚…まさにHeaven and Earth…へ。

シンプルなセッティングから生み出されるリズム、サウンド。緩急とダイナミクスの完璧なコントロール。各プレーヤーのテクニックとアイディア。LA、いや世界のトップ・オン・トップの演奏は、さながら最高の性行為のように、恍惚へと誘っていました。

昨年リリースされた大曲『Truth』演奏前のMCを引用します。
「この曲はクライマックスで5つの異なるメロディーを重ねています。これは多様性のメタファーです。世界中を旅して、様々な新しい音楽、人、コミュニティ、文化に触れてきました。私たちは互いを受け入れ時に赦し合いながら、前に進んでいくべきです」

終演後、周りにいた見ず知らずの人たちと抱き合いました。ただあの時間を祝福したくて。2018年8月18日。天国に私たちはいたのです。

 

聴きこむ編集部ライター 吉田昂平: 大学で映画評論を専攻。映画、音楽、サッカー、野球に情熱を燃やす。バンドでベースとギター経験もある、弾けるライター。

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サマソニで初めてカマシ・ワシントンを知り、すっかりハマりました。今もStreet Fighter Masを聴いています!素晴らしいですね!!

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▼Kamasi Washington – Street Fighter Mas