フジロック2018 現地レポート Superorganism

スーパースター、オロノ!

開演20分前、レッドマーキーの密度がググっと上がります。
18歳の日本人オロノをセンターに据えるイギリスの新星、superorganism、フジロック参上です。

超満員の熱量でパンパンの定刻、スクリーンに映されていた地球にスイスイ泳ぐクジラが重なり、ステージは始まりました。

「ドウモアリガト、ジャパン!!」
なぜかカタコトのオロノの叫びから重層的なリズムが響きます。
映像、サウンドともに綿密に練り上げられたコンセプチュアルな空間。しかしそれをオロノは崩すかのように縦横無尽に暴れ回ります。まるでマーティン・スコセッシの映画のジョー・ぺシのように、Fワードをぶっ放しながらメンバーを煽り、ステージ最前に出て客を煽る圧倒的なパワー。

「Something For Your M.I.N.D」「Everybody Wants Be Famous」と代表曲連射でフロアは熱狂の渦に。
「We are Fxxking greatest band in the world!!!」
そう叫び颯爽と去って行ったオロノ。次代のスターが誰なのか。観客の誰もが確信したでしょう。

 

聴きこむ編集部ライター 吉田昂平: 大学で映画評論を専攻。映画、音楽、サッカー、野球に情熱を燃やす。バンドでベースとギター経験もある、弾けるライター。

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