フジロック2018 現地レポート 小袋成彬


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小袋成彬、圧巻のステージ。「若者のすべて」カヴァーも!

ギタリスト、サウンドプログラマーを両脇に白いボーダーシャツでスッと現れた小袋さん。まるでフランク・オーシャンのような佇まいでファルセットを響かせ、レッドマーキーの空気を一変させます。

「指輪を拾ったり 苗場の月明かり」
『夏の夜の夢』のこの、この日このときのために在るかのようなラインを一際エモーショナルに歌うと、観客も歓声で応えます。
そしてフジファブリックの大名曲『若者のすべて』をカヴァー。このサプライズにさらに大きな歓声が。
さらに続いてアルバム「分離派の夏」でも珠玉の名曲『門出』。続けて聴くと、『若者のすべて』との関連性が露わになります。夏の情景が小袋さんの歌声で描写され、圧巻のエモーションが生まれていました。2018年の夏を思い返すとき、真っ先に浮かぶであろう素晴らしいシーンです。

代表曲『selfish』を高らかに響かせ、小袋さんがサウンド・プログラミングのブースへ。レッドマーキーをダンスフロアに変貌させました。気持ち良く踊っているうちに、ライブ全体がダイジェストのようにそれぞれの中にリワインドされていく、最高の構成でした。

今、私は確信を持って「小袋成彬は日本のフランク・オーシャンだ」と断言したいと思います。それほどの、圧巻のステージでした。

 

聴きこむ編集部ライター 吉田昂平: 大学で映画評論を専攻。映画、音楽、サッカー、野球に情熱を燃やす。バンドでベースとギター経験もある、弾けるライター。

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