主催ライブを行うアーティストやイベンターに迫る24Kインタビュー!
もっとも輝けるアーティスト、エンターテナーの形とは何なのか、探っていきます。第三回目にお話を伺ったのはイベンター ささかわゆうごさん。イベンターの仕事ってどんなものなのか伺ってきました。
ー イベンターとして音楽ライブを開催しているささかわさんですが、音楽との出会いはなんでしたか?
ささかわ 出会いというか、気付いた時にはもう音楽が大好きでした。学校での音楽の授業の合唱とか好きでしたね。小学校の朝の会で、朝の歌というのがある学校で、自分たちで好きな歌をかけて良かったので、合唱曲以外の音楽に触れる機会も多くて、朝から楽しく歌ってましたね。中学校がすごく合唱に力を入れていて、当時の音楽の先生もすごく良い先生でした。私生活以外にもそういった環境があったせいか、音楽というよりは、歌うことが大好きになっていったので、音楽のはじまりは歌ですね。
家から2分くらいのところにカラオケもあって、歌に触れる機会が多かったかもしれません。
ー 歌が好きで自分がアーティストになろうとは思わなかったんですか?
ささかわ もちろんそう思って最初はステージに立っていました。歌が大好きだったので!
歌を本格的にはじめるきっかけが、中学1年生の5月か6月にあった校外学習です。その時のバスでカラオケをやることになって、歌ったら車内が拍手喝采で、すごく恥ずかしかったですけど、すごく気持ちよかったっていう経験がありました。まだみんなともすごく仲良くなる前の時期だったので、友達というよりは、本当に歌を聴いてくれた人が拍手してくれて、上手いねって声かけてくれたりしてすごく嬉しくて。
それから、誰が言ったかわからないですけど、クラスだけじゃなくて学年のみんなから歌上手い人みたいになっていって、勝手な自信みたいのもついてしまって、、、自分の中でも歌がどんどん好きになって、音楽をやりたいというよりは、もっと歌が上手くなりたい!伝わる歌を歌えるようになりたい!って自分なりに歌で表現をしていきたい想いが募っていきました。
その後、本格的にスタートしたのは小中高とずっと野球をやっていたので、大学生になって好きなことやろうってなって、ボーカルスクールに通い出した時ですね。

ー そこから大学時代はライブ活動などもしていたとのことですが、どうして主催ライブをやることになったんですか?
ささかわ おっしゃる通り、最初は自分も出演者でした。そこから音楽をやり始めて出会った、仲のいい信頼できて尊敬する音楽仲間を集めて、ライブをしたいというのが主催ライブを作るきっかけであり始まりです。だれが出るかもわからないかつ、高いノルマのあるようなライブに出るより、パフォーマンスもしっかりしてて、志の高い仲間とライブをつくった方がお互いに刺激されて絶対にいいライブになるし、何よりみんなでお客さんをしっかり呼ばなきゃってなるので、そういう、みんなでライブを創ってる感じがすごく好きで主催のライブをやろうと思いました。
ー 人の空間で歌うより自分の空間を創っていく方向に行ったのですね。最初の主催ライブはいつだったんですか?
ささかわ 本格的に主催を始めたのが2016年10月20日です。
私が大学4年生の時だったのですが、中高一緒で、野球部も一緒の仲のいい友人が、専門を卒業してライブハウスでPAをやっていたので、主催ライブやりたいって相談したところ、2016年の夏くらいにそこのライブハウスの店長を紹介してもらって、打ち合わせして、毎月第3木曜日固定で主催ライブやることになり、ずっと続けて今に至るといったところです!
ー その時点ではアーティストとしての出演と兼務していたのですね。
ささかわ そうです。それから店長さんに主催のいろはを教えていただいて、そこから自分でもライブを創るのが楽しくなってやりがいを感じ始めて、こうしたらもっとお客さんに楽しんでもらえて、出演者にとってもいい場になるのではないか?って考えるようになっていきました!最初はきちんと毎月主催者やりながら出演者としてステージで歌っていたのですが、自分のライブステージよりも全体のライブを創る方にのめり込んでいってしまって、、、ライブが先にどんどん盛り上がり初めて、その中で出会う素敵な方々の影響もあり本格的に裏方のライブ創りに回ったのは2018年10月20日の2周年のライブ以降ですね!
10月いっぱいまで、歌のレッスンも大学1年の10月から毎月受けてましたね。