オーケストラ・モデルネ・東京は、アマチュア・オーケストラの優秀な演奏者が集まり、2019年にスタートして今回が第4回目となりました。「近現代の作品を組み込みながら、”モデルネ“(ドイツ語で”現代・モダン“の意)を意識しながら、チャレンジングな演奏を!」をモットーにしています。
今回は、ドヴォルザークとプロコフィエフ。この二人の作曲家が、どうしてこれほどまでに我々を強く惹きつけるのは、メロディーやハーモニーの豊かさはもちろんですが、それだけでは魅力を言い表すのには足りません。19世紀ロマン派のドヴォルザーク、20世紀新古典主義派のプロコフィエフに共通しているのは、祖国に対する強い愛情です。ドヴォルザークの交響曲第8番は、祖国チェコへの思いを表現し、プロコフィエフの交響曲第7番は、祖国ロシアの将来を担う青年たちのために、当時、持病の悪化のために作曲する時間もままならなかったプロコフィエフが、命を削るように書き上げた最後の交響曲なのです。(指揮:篠﨑靖男)
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