ドラえもん のび太の海底鬼岩城（アニメ映画）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

脚本は原作者の藤子・Ｆ・不二雄。監督は本作以降、芝山努が担当。夏休みにドラえもんとのび太たちは海の底でキャンプをすることに。のび太たちは海底キャンプを楽しむが、突然、大イカに襲われ、危ないところを海底人に助けられる。海の底には人間から隠れて暮らす海底人の国“ムー連邦”があったのだ。のび太たちは海底人に幽閉されるが、エルという海底人と友だちになる。そんなとき、バミューダ・トライアングルにある鬼岩城のコンピュータ“ポセイドン”が攻撃をしかけてくる。ポセイドンはとうの昔に滅んだ国“アトランティス”のコンピュータで、海底火山の噴火を敵の攻撃と勘違いして攻撃を始めたのだ。果たしてドラえもんたちはポセイドンを止められるのか!?

出典：TSUTAYA DISCAS

[review_stars 5/5]
夏休みのある日、のび太の宿題が終わらないのでドラえもんが応援していました。その頃、スネオやジャイアン、しずかちゃんは山に行くか海に行くか相談しに、のび太の家を訪れます。それを聞いたドラえもんは海でも山でもある所に行けばいいと言います。ただ、そこに行くのはのび太の宿題が終わらないと行けないと言います。ジャイアン達は毎日応援します。そこから、物語が始まります。

のび太達はテキオウトウを浴びて、海底探検に繰り出します。深海の様子が綺麗に表現されています。しかし、海底の底には海底鬼岩城があります。そこには、海底人が住んでいました。海底人は初めは地球人を敵だと思っていましたが、知り合っていくうちに気持ちが揺らいでいくのです。私が一番の見どころだと思うところは、鬼岩城を破壊する為に、のび太達が乗っていた車(バギーちゃん)が自ら壊れるのを承知で飛び込んでいくのです。

現代では、自分の事を1番に考える人が多いなか、自分を犠牲にしても仲間を助けたいとおもう気持ちは忘れてはいけないと思います。今回、私がこの映画を見て感じた事は、自分は一人だけでは生きていけない。仲間に助けを求める事は悪いことでは無いと思います。

[review_stars 5/5]
小学生の時に初めて見た時は衝撃を受けました。
こんなに面白い映画があるのかと。
海底世界があるというところにもわくわくするし、ポセイドンという聞きなれたキャラクターが登場するのも
面白くて目が離せなかったですね。
海底世界について興味を持つきっかけになりました。

海底世界を楽しむのび太たちが偶然見つけたムー連邦でその存在を知られたくないムー連邦の首相に拘束されてしまいます。
かつて、軍拡競争でムー連邦とポセイドンが海底火山の影響で再稼働したことによりドラえもんたちも戦いに巻き込まれてしまうのです。
ポセイドンによって角鬼弾が発射されてしまえば海底世界だけではなく地上も被害にあうことを知ったドラえもんたちはポセイドン討伐のために
必死に戦います。
鬼岩城までの道を知るためにおとりになったしずかちゃんがいけにえとして殺されてしまうというとき、ドラえもんが爆弾を出し助けようとします、
ところが爆弾を投げる前に力尽きて倒れてしまうのです。

そんな、しずかちゃんを助けたのがドラえもんたちと行動を共にして、誰にもなつかなかったバギー。
しずかちゃんにだけ心を開いていたバギーはしずかちゃんを助けるために自分が犠牲になろうとポセイドンへ突っ込んでいき自爆するのでした。
このシーンが小学生ながらに感動で、ここだけでのび太の海底岩鬼城のすべてを持っていかれたといっても過言ではない名シーンです。
バギーが突っ込む瞬間に流れるしずかちゃんの涙がまた切ないんです。
ここのためだけにぜひ最初から観てもらいたいそんな映画です。

[review_stars 5/5]
見どころは何と言ってもラストの、今作のラスボスで核兵器で世界を滅亡しようと企む「ポセイドン」とまた今作のゲストキャラの「水中バギー」との対決です。水中バギーは人工知能を搭載したバギーカーですが、性格に問題があり皆とはなかなか仲良くなれませんでしたが、しずかちゃんだけは優しくしてくれました。

　そしてポセイドンの根城である「奇岩城」を見つける為あえてしずかちゃんが囮になり奇岩城に潜入します。ドラえもん達一行は捕らえられたしずかちゃんを助けポセイドンの野望を阻止する為奇岩城を最深部へと進みますが、ポセイドンの配下の敵に次々にやられてしまいます。ただ一人辿り着いたドラえもんも遂に力尽きてしまいます。ドラえもんに歩み寄って涙を流しながら「地球は草一本残らない死の星になちゃうのね」と語ります。そしてしずかちゃんの涙がドラえもんの四次元ポケットに落ちたその時ポケットの中から「泣かないで、僕しずかさんの為なら何でもする」と声がします。しずかちゃんが驚き、ポセイドンが「誰と話している？」と言った後、「僕とだ！」と言ってポケットの中から水中バギーが登場します。

バギーはポセイドンと対峙しますが、ポセイドンは「近づくな」と光線をバギーに向かって打ちます。光線を食らって炎上するバギーですが、炎上しながらもポセイドンに向かって体当たりします。そして口の中に入っていった直後ポセイドンは爆発します。自身の身を犠牲にしてバギーは地球を人類を守ったのです。しかもしずかちゃんを守りたいというその一心だけでです。

　そしてその後のシーンでドラえもん達は冒険の途中で知り合った海底人からポセイドンを倒したことで祝福を受けます。そのパレードの最中しずかちゃんは手にしていた一本のボルトに向かって「皆があなたのことを讃えているわ」と語りかけます。のび太が「誰に話してるの？と聞いたところ、そのボルトをのび太に見せ「私一生忘れないわ」と答えるのでした。
　物語は最後海底人との別れの後海援隊の「海はぼくらと」が流れつつ終了します。その場面が凄く感傷的でかつ未来への希望に満ち溢れていて好きです。

[review_stars 5/5]
それでは、 映画ドラえもん『のび太の海底鬼岩城（1983年）』の感想などを述べさせて頂きます。まずは序盤のあらすじです。『夏休みのキャンプの行き先について、のび太たちに相談されたドラえもんは、海も山もある海底に行こうと提案します。しかし、スネ夫たちは乗り気ではなく、のび太と2人で向かうことにします。「テキオー灯」のおかげで、海底でも地上と同じ環境下でいられるため、絶対安心だと説明されます。

一方、大西洋で金塊を積んだ沈没船が姿を消したという不可思議なニュースを知ったスネ夫たちは、ドラえもんの力を借りて、内緒で捜索に向かうことを計画します。絶対安心だと聞かされたしずかも同行することになります。しかし、のび太の宿題が終わるまではキャンプに行けないことを知り、必死で応援します。
みんなの応援のおかげでのび太は見事、宿題を終えます。そして、いざ太平洋の底を目指して旅立って行きます。しかし、そこには恐るべき深海の恐怖が待ち受けていたのでした…。』

ここからは名シーンや注目ポイントをご紹介します。一つ目は、「深海の不思議・恐怖」です。現在、地球上の海（主に深海）は、全体の10％未満程度しか解明されていません。それだけに謎が多く、都市伝説のような話も多々あります。もっとも有名なのが「バミューダ・トライアングル」です。「魔の三角地帯」とも呼ばれ、船や飛行機などが突然消息を絶つなど、映画などの題材としても多く使われています。
今作ではこの怪異の正体を意外な形で見せてくれます（もちろん、作品の中だけの結論ですが）。そして、深海の恐怖と言えば「水圧」です。体中が締め付けられ、高密度に圧縮され潰されてしまうという、想像しただけでゾッとするような事態に、スネ夫とジャイアンが遭遇します。さらには、体長30メートルを超すかのような巨大イカなどにも襲われ、改めて深海は「興味深いけど、恐ろしい場所だな。」と感じさせられました。

二つ目は、屈指の名シーン「バギーの自爆」です。海底の移動手段としてドラえもんが出した「水中バギー」ですが、とても生意気で、しずか以外には懐きません。終盤、しずかが本作のボスである古代アトランティスのコンピューター「ポセイドン」に処刑されそうになっている場面で、ドラえもんのポケットから無理やり飛び出してきて窮地を救います。「しずかさんをいじめる奴は許さない！」と猛然とポセイドンに突っ込み、大爆発を起こします。結果的に古代アトランティスは完全に滅び、全世界は壊滅の危機から救われます。

陰の立役者であり、最大のヒーローとなったバギー。しずかの涙に反応して飛び出してくるシーンは、胸がジーンとなりました。深海という謎に満ちた場所での大冒険と、誰かを想う気持ちが強い力になることを教えてくれた、初期の名作だと感じています。是非、リメイクして欲しい、海洋冒険作品だと思います。長文、大変失礼しました。