サントリーホールでバレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンのブルックナーツィクルスの中から交響曲第6番を聴いてきました。バレンボイムらしい大味な演奏。シュターツカペレ・ベルリンのサウンドは重厚で迫力満点だったが、ウィーンフィルやシュターツカペレ・ドレスデンほどのまとまった響きではないかな。まあ、期待はずれではなかったし、期待を上回ることもない、こんなもんだなといった演奏。
この時の前プロはモーツァルトのピアノ協奏曲第22番。むしろこっちの方が感動した。バレンボイムはやはり指揮よりもピアノの方が素晴らしい。もちろん、もはや高齢なのでミスタッチや不十分な部分もあるが、その音楽性は見事に観客を魅了する。特にカデンツは絶品だった。音楽を聴ける幸せを感じさせてくれる。そんな演奏だった。少しでも休みがあれば指揮を振っていたがピアノの演奏の創造性と全くかけ離れた不器用な指揮。振らなくていい、ダニエル、あなたには弾いてほしい。
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「ダニエル、あなたには弾いてほしい」面白い!同感です。大味ですよね〜。オーケストラについても同感です。ドレスデンやゲヴァントハウスには負けますね。
よかった!共感してくれる方がいた!!ピアノではあんなに繊細なのに、やっぱり指揮とは別物なんでしょうね。