今注目!のピックアップアーティスト特集 – 秀子(GYPSY VAGABONZ)

ー 富良野塾在塾中に音楽の道を目指されたとのことですが、どのような経緯があったのでしょうか?
秀子 富良野塾は2年制、2つの期(学年)が共同生活をしながら芝居を学ぶ場所なのですが年齢も経験もバラバラな人たちが集まる特殊な場所で。お芝居への熱意だとか、そういうのについていけなくて…「私、そんなに芝居好きなのか?」って素になっちゃって。高校出てすぐ18歳で入塾したので自分の夢や目標もまだ定まってなく、ただ、富良野塾のお芝居や倉本先生の脚本や演出が好きだったので…本当にやりたい事と向き合えてなかったのかも。
それで悩みに悩んでる時にジャズシンガーさんの歌を聴いて衝撃を受けました!ジャズの即興性に魅力を感じたのと、歌手って可愛い子(アイドルとか)しかなれないものだって思ってたんですけど(笑)なんか色々概念が変わりジャズシンガーになりたい!という目標が出来ました。

ー 確かにジャズシンガーってアイドルとは全然違くてかっこいいイメージですよね!そこから上京しジプシーヴァガボンズに至るまではどのような経緯があったのでしょうか?
秀子 何もツテもなく単身上京したのが23歳の時ではじめは派遣OLをしながらボーカルとバレエのレッスンに通っていました。ある休日、下北沢で路上演奏してたバンドの音楽がとても楽しくて!「こんな音楽どうやったら出来るのですか?」と勇気を出して聞いたら高円寺ムーンストンプというBarでアコースティックのセッションを毎週やってる事を教えてくれたんです。
ー そういいうのってすごく勇気が要りますよね!でもそういうのが人生の転機になったりするんですかね。
秀子 それが、最初知らない場所だし行くの面倒くさいなぁなんて思ってたんですよ(笑)でもそのバンドのアコーディオンの人がその後も親切に何度も連絡をくれて。やっと重い腰を上げて行ってみたら予想以上に凄く楽しくて。それから毎週行くようになり仕事帰りに立ち寄ってました。そこで現GYPSY VAGABONZのメンバーのギター大西タカオと出会いました。初代ベーシストとタカオさんの2人がジプシースウィングのバンドをはじめると言い、私をボーカルに!と声を掛けてくれて結成に至ります。
ー やはり人生が動いてきましたね!アーティストの方のお話を伺っていると必ずそういう転機があります。
それではなぜの今のスタイルに行き着いたのかを伺いたいのですが、素人ですみません(汗)ジプシージャズというのも初めて聞いたのですが・・・
秀子 そうですよね(笑)ジプシー音楽とジャズが融合した音楽をざっくりジプシージャズと言います。ベルギー生まれのギタリスト 故 ジャンゴ・ラインハルトがそのパイオニアです。ジプシースウィングの特徴としてはドラムレス、ギターとコントラバスでリズムを刻みほとんどインスト(歌のない楽器のみの曲)なんですが…歌をメインにしたジャンゴのスタイルでバンド作ろう!となったので今のスタイルになりました。
最初は古いジャズのカバーをレパートリーにしてましたがバンド結成1年目あたりから既存曲では物足りない!と感じるようになりオリジナル曲を作るようになりました。昔の曲はレトロで好きなんですがもっとこんな展開ならお洒落でキュンと来るのに!と思う事が多々あって。
ー それで作曲もする様になったんですね。
秀子 はい。でも実はこの感覚は子供の頃からありました!今ではほぼオリジナル曲でライブを構成しています。曲は全て私が作詞作曲、アレンジはギター大西タカオがやっています。
マルチな活動とこれから↓

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